2019年新人騎手3
2019/04/19 更新
◆兼子千央(金沢・中川雅之厩舎)
大阪府出身の兼子千央君。小学3年生の時に阪神競馬場に連れていってもらったことがきっかけで競馬に興味を持ち、中学3年生になったころに騎手の道を志すようになったという。江川教官からは「おっとりしているのでもう少しハングリーさを出してほしい」との声。確かに顔つきや話ぶりをみても「おとなしい子」といった印象で、失礼ながら私のイメージする関西人とは少し違うようだ。ただ、事前に教養センターからいただいた資料の自己PR欄には「何事にも真剣に取り組み、最後まで諦めない」とあった。そういったひたむきな姿勢は厩舎関係者の目にも留まるだろうし、これから経験を積んで金沢を代表する騎手になってほしい。

◆東川慎(笠松・後藤正義厩舎)
現役騎手である父の背中を追って笠松で騎手デビューを果たした東川慎君。インタビュー中も笑顔が絶えない明るさが持ち味。小さい頃から馬と近い環境で育ち、また乗馬経験もあったことから入所して最初の頃は「飛び抜けてよかった」そうだが、徐々に他に追いつかれ伸び悩んでいたようだ。騎手としてデビューしてからは騎乗面での引き出しの多さを身に付けてほしいと江川教官は期待している。1年目の目標は一昨年笠松でデビューした渡辺竜也騎手が初年度にマークした38勝を越えること。

◆木本直(園田・保利良平厩舎)
高校生活をそのまま続けることに疑問を持ち、在学途中に高校を辞めて厩務員として保利厩舎へ入ったという経歴を持つ木本直君。そういったエピソードからも一度決めたら真っ直ぐ目標に進む芯の強さがうかがえる。園田といえば去年デビューした石堂響騎手がブレイクしたね、と話を向けられると「何かインパクトのある特技考えておかないとダメですよねー」と真剣に考えている様子。でも大丈夫。目立つ特技がなくてもレースでの騎乗ぶりでファンを魅了できれば自然と人気は出るはずだ。