地方競馬出禁
最終更新日: 2025/07/04-
A
今週の火曜日、帝王賞の前日か。俺、久々に大井競馬場に行ったんだよね
-
I
ええ。社内業務を放置してダイアモンドターンでパーリーピーポーとパーリーナイですよね?
-
A
まあ連れの容姿だけ見たらそう思われるかもしれないけど、20%ぐらいはビジネスの話なんで
-
I
ビジネスなのにバニーガールなんですか?
-
A
……まあそれは置いといて、あの日の大井で不成立のレースがあったじゃない?
-
I
6レースですね。35年ぶりの珍事ですよ
-
A
そうそう。ちょうどスタートの真ん前の席だったから一部始終がよく見えたんだけど、暴れてた馬(オールエクシード)がゲート内で急にピクリとも動かなくなっちゃって。周りもみんな『ああ、これは可哀想だけど天に…』ってムードになったんだけど、しばらくしたら急にむくりと起き上がって
-
I
ああ、幸いなことに人馬共に大きな怪我はなかったようですからね
-
A
で、起き上がった瞬間、場内は拍手喝采よ
-
I
それで?
-
A
何だろうな。こういうのに拍手できる人間っていいわ。『お前ら最高だぜ』って思ったよ
-
I
……好感度上げようとしてます?
-
A
いや、あえて上げるほど悪くないし
-
I
……それよりあなた、前回浦和競馬に行った時も何か珍事がありましたよね
-
A
ああ、去年の6月18日かな。初めて浦和競馬場にやって来ました!というのに、到着した瞬間に以降のレースがすべて取り止め(馬場コンディション不良のため)になった。よく考えたら直近2回の地方競馬参戦がそれって俺って何か持ってるよな(笑)
-
I
いや、完全に地方競馬出禁のレベルでしょう。僕の方からも正式にNARに通報しておきますよ
-
A
次のパーリーナイは冬の大井開催を予定しております
-
I
……それでは放談本編を始めましょうか、まずは先週出走した放談関連馬の回顧からですね。土曜小倉の新馬戦(芝1200m、九州産)に出走したOさんのドラ5ウイントッペン。こちらは2番人気で2着という結果でした
-
O
日曜の方に出ていれば楽勝だったはずだけどね。カラクニダケと同じレースに出たのが無謀だった。ひまわり賞で2キロもらってもキツそうだなあ…
-
I
それでは2歳戦の展望を始めましょうか。まずは土曜福島からですが、3Rの未勝利戦(芝1800m)に僕のドラ4サトノワーグナーが出走します
-
O
サトノワーグナーは1本足りない調教過程でデビュー。2戦目で順当に良化。相手にも恵まれ、おめでとう
-
I
放談Oにしては珍しく80点ぐらいの見解ですね。よく頑張ったと思います
-
O
どこで20点減点?
-
I
はいはい。続いて4Rは芝1200mの新馬戦です
-
O
コルテオソレイユ(牡・ウインブライト×ファンシャン)。根拠は他がアレ
-
I
これは異論なし。調教水準レベルの関西馬。ここでは主役
-
A
特に異論なし。ゲートさえ決めれば
-
I
続いて5Rは芝1800mの新馬戦です
-
O
アランカール(牝・エピファネイア×シンハライト)。根拠は関西馬
-
I
こちらも異論なしです。血統・調教全ての面でここでは最上位の印象
-
A
ラングドシャ(牝・キズナ×ウアラネージュ)も悪くないと思うけどね。ここは一騎打ちじゃない?
-
I
次は小倉いきます。5Rは芝1200mの新馬戦です
-
O
ゴールドヴィーナス(牝・ドレフォン×グラニーズチップス)。いかにも森秀行厩舎というスピード型で小倉1200mなら
-
I
僕はキャンディード(牡・トーセンラー×ストロボフラッシュ)を本命にしました。育成時代から評判になっていたトーセンラー産駒ですね。半姉ウィルシャインは昨年のローレル賞勝ち馬。筋の通った血統でここも楽しみ
-
A
俺もキャンディードを本命にしたけど、ローレル賞勝ちで筋の通った血統ってことになるの?
-
I
地方競馬出禁の人間は黙っててください!!
-
A
はいはい
-
I
土曜最後は函館。5Rはダート1000mの新馬戦です
-
O
ドナソレイ(牝・マテラスカイ×ポッドギル)。いかにもパワー型の短距離馬という見た目と走り。ダート1000mなら
-
I
ここはエムフォー(牡・フォーウィールドライブ×エムエスクイーン)でしょう。このメンバー、この条件なら51キロが炸裂します
-
A
俺はスズランクイーン(牝・アニマルキングダム×ホウオウアルナイル)を本命にした。根拠はIと同じようなもんだけど、このメンバーや条件なら斤量軽い馬で行ったもん勝ち
-
I
それでは日曜いきましょう。まずは福島。4Rは芝1200mの新馬戦です
-
O
サトノエスケープ(牡・ジャスタウェイ×エルフィンコーブ)。この配合で芝1200mが合うのかどうか分からないが、頑張れヒロナカ、悪徳弁護士Yに負けるな!
-
I
僕はアドミ(牝・アドマイヤマーズ×カリフォルニアネクター)を本命にしました。追うごとに動き良化で兄姉も堅実。このメンバーなら
-
A
俺は不動の本命馬(シンエンドーツダ)がいたんだけど、取消しちゃったんでここはパスでお願いします
-
I
続いて5Rは芝2000mの新馬戦です
-
O
タイダルロック(牡・モーリス×アースライズ)。ノーザンファーム生産のどちらかだと思うけど、もう1頭のラディアントスター(牡・サトノアラジン×ミスエリカ)が『ダートでお待ちしております』なので
-
I
ここはスターオブアダム(牡・ブラックタイド×タツサファイヤ)。ブラックタイド産駒の初戦駆け。加えて母父サクラバクシンオーとくれば…思い出すのはあの馬ですね
-
A
よく分からんけど、俺もスターオブアダム。タイダルロックが“クロワデュノールの近親”と言うだけで過剰人気するなら狙ってみたい
-
I
次は小倉。5Rは芝1800mの新馬戦ですが、Tさんのドラ5ロードラヴォール(牡・エピファネイア×オールフォーラヴ)が出走します
-
O
ブレナヴォン(牡・インディチャンプ×ラナモン)。放談Oさんが動画で『社台のオススメ』に挙げ、リスト10位以内に書き、そして指名できなかった馬といえばイーグルノワール、ビーオンザカバー。期間内2勝(以上)は保証されている
-
I
よくわかりませんが、僕はサイン(牡・キセキ×イヴ)を本命にしました。新種牡馬キセキ産駒の初陣ですね。年長馬を突き放した今週の動きが圧巻でした
-
A
サインは全然新馬勝ちできる動きだよね。ちょっと楽しみ
-
I
続いて6Rは…
-
T
おい、俺のロードラヴォールはどうした?
-
I
??? 6Rはダート1000mの新馬戦です
-
O
オトコノロマン(牡・パイロ×ナガラフラワー)。マル外もナダル産駒もいないダートの新馬ならパイロとシニスターミニスター(サウンドプリモ)でよろしいのではないか?
-
I
僕はそのサウンドプリモ(牝・シニスターミニスター×サウンドワイズ)を本命にしました。困った時のシニスターミニスター産駒ですね。調教の動きもこの中ではトップクラスです
-
A
その2頭で異論なし。まあここはパスでも良かったぐらいだ
-
I
最後は函館。5Rは芝1800mの新馬戦です
-
O
ショウナンガルフ(牡・ハービンジャー×ミカリーニョ)。ミスエーニョの子孫は2歳新馬戦【5-3-0-0】。将来性はなくても新馬だけは走る
-
I
これは異論なしです。将来性うんぬんはともかく、根拠は大体同じです
-
A
異論なしだけど、みんなショウナンガルフを警戒してるのか、この条件の新馬戦ならもうちょっと気の利いたメンバーが揃ってほしかったね
-
O
あえて芝デビューのヴンダーバール(牝・ナダル×モンオール)にも注目したいけど、父ナダルで母の兄ゴールドドリーム、母の父オルフェーヴル。どこからどう見ても『ダートでお待ちしています』枠だからなあ
-
I
展望は以上ですね。最後に何かありますか?
-
A
今日は大井も船橋もやってるみたいだからね。さっさとお開きにしましょう
-
I
だからあなたは出禁ですって!!
-
放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。
社内POG指名馬
- ランブルスコ
- スカイドリーマー
- クカイリモク
- ダノンファンスター
- ゴンファロニエーレ
- ショウナンマルチ
- 母Nightlife Baby
- アウェイクネス
- サトノグロリア
- ラパンドール
-
放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。
社内POG指名馬
- アローメタル
- ディバインウインド
- イベントホライゾン
- インタノン
- サトノワーグナー
- スワーヴマルス
- ジュナベーラ
- レッドレグルス
- ヘイジュード
- シェーロドラート
-
放談O
昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。
社内POG指名馬
- ブラックオリンピア
- ハムタン
- ディースカウ
- オルフセン
- アメリカンジゴロ
- ウイントッペン
- ブレナヴォン
- サトノワーグナー
- ダノンオブアイデア
- イナズマダイモン
-
放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。
社内POG指名馬
- アウダーシア
- ショウナンガルフ
- ディバインウインド
- セルレーヴ
- アンドゥーリル
- ミスティックレイン
- ロードラヴォール
- シックスリング
- クワイエットアイ
- ギャラボーグ
-
放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。
社内POG指名馬
- ボンボンベイビー
- フィロステファニ
- オルフセン
- ビーチェマーレ
- リアライズステラ
- サトノフレア
- スタートレイン
- フルムーン
- インゴッズハンズ
- スクランプシャス
-
放談Y
メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。
社内POG指名馬
- ダノンヒストリー
- コニーアイランド
- ストロベリームーン
- ジャスティンカレラ
- リン
- エリカビアリッツ
- ドンテスタマスター
- ラッキーバック
- ページターナー
- ディヴァインボンド