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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2024/02/01
    SⅢ
    報知オールスターカップ
    川崎 2100 m
    優勝馬: ライトウォーリア
     先手主張、道中はかかるしぐさをみせたライトウォーリアだが、鞍上の好騎乗もありなんとか粘ったゴール前。スタート失敗のナニハサテオキが早めに動いて迫るもクビ差凌いで2022年勝島王冠以来の重賞制覇。2着ナニハサテオキは前走トライアル完勝と転入後着実に力をつけている。重賞挑戦の今回も闘争心むき出しの直線猛追。今後マイル~中距離重賞での活躍が期待できる。放牧明けのユアヒストリーは前走につづき川崎2100mでの好走。大崩れのないタイプで人気ひと息でも今後も侮れない存在。
  • 2024/02/07
    JpnⅢ
    クイーン賞
    船橋 1800 m
    優勝馬: アーテルアストレア
     2023年度二度目のクイーン賞。連破を狙ったライオットガールは初めての56キロが影響したか、伸びを欠き4着。例によってテリオスベルが先手主張のグレースルビーを早めに退け自分の形に持ち込む。向正面から進出開始のアーテルアストレアが粘るテリオスベルを交わしレディスプレリュード以来の重賞制覇。大きく離され過ぎずあとは交わすだけというレースに持ち込めたのも大きな勝因。普段から調教に乗っている菱田騎手だからこそのリードか。
  • 2024/02/14
    JpnⅢ
    雲取賞
    大井 1800 m
    優勝馬: ブルーサン
     先手主張のブルーサン、直後マークのイーグルノワール・サントノーレ・ローリエフレイバーと上位人気馬が先団を形成。ユキチャンを母にもつアマンテビアンコはスタートで躓いたがじわじわと追い上げて中団。消耗戦となったが、逃げたブルーサンは直線見事な二枚腰で重賞制覇。バテバテの先行勢が伸びあぐねる中、アマンテビアンコが終い詰めて2着確保。しぶとさを発揮のサントノーレが3着。イーグルノワールは距離の壁か脚が上がって4着。地方所属馬上位2位まで羽田盃への権利が与えられ、サントノーレと伸び脚目立ったフロインフォッサルがゲット。
  • 2024/02/21
    SⅡ
    ユングフラウ賞
    浦和 1400 m
    優勝馬: ミチノアンジュ
     スタートから自分の形に持ち込んで先行力を遺憾なく発揮したミチノアンジュが重賞制覇。初めての左回りもあってか5番人気に落ち着いたが、浦和コースではやはり前に行く馬が断然有利。浦和競馬場で行われる重賞での本田正重騎手の好走率の高さも後押し。2着スティールマジックは1200mでのパフォーマンスの高さからスプリンターの可能性もあるが、マイルくらいまでならもちそうな雰囲気。コーナーがそこまで上手ではないので、広々とした競馬場の方が好走できるだろう。3着モノノフブラックは少し上位2頭に離された。大井1200mの重賞に出走なら面白い。
  • 2024/02/28
    SⅢ
    フジノウェーブ記念
    大井 1400 m
    優勝馬: ギャルダル
     好スタートからマイポジションを取るとしっかり折り合ってリズムのいい走りができたギャルダル。粘るオメガレインボーを交わし連覇達成。1400mでの安定感はさすがだが、この走りができればマイル重賞でも十分期待できる。転入初戦が快勝だったオメガレインボーは意欲の連闘で根性の走り。最後は疲れが見えたが、地方でもうひと花、重賞勝ち狙える。一昨年の覇者ルーチェドーロが3着。ポジション取りは絶好で、しっかり伸びていた。外枠が奏功したが、さすがの力。