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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2023/08/02
    SⅢ
    サンタアニタトロフィー
    大井 1600 m
    優勝馬: シュアゲイト
    転入前から連勝続けるシュアゲイトが51.5キロの恵量生かして楽な逃げ切り。これだけ軽いと逃げたら止まらない。騎手、調教師ともに重賞初勝利のメモリアル。シュアゲイトは重賞勝ちでもB3からB1とまだ条件馬の身。連勝はこれからも続きそう。2着ピュアオーシャンは好枠生かしてインでロスのない競馬が奏功。二度目の来日クアトロ騎手の剛腕に応えたJRAGI馬のタイムフライヤーが3着。
  • 2023/08/09
    SⅢ
    フリオーソレジェンドカップ
    船橋 1800 m
    優勝馬: ギガキング
    近走は出足ひと息で追い出してからもズブさをみせるようになってきたギガキングだが、切れ味と勝負根性は陰りをみせず記念すべき第1回重賞を制覇。これで地元船橋コースは〔9.0.1.1〕の成績。同じ舞台の日本テレビ盃ならJRA馬相手でも太刀打ちできるかず。転入初戦のロードレガリスは吉原騎手鞍上で好位からプレッシャーをかける積極的なレース。プラス体重でまだ馬体に余裕があったし、上積みが期待できる次走以降も注目。終い勝負で勝ちにみ遅いスワーヴアラミスはここも同じようなレース運び。8歳でも衰えは感じないが…ワンパンチ足りず。
  • 2023/08/16
    SⅡ
    黒潮盃
    大井 1800 m
    優勝馬: ヒーローコール
    サンタアニタダービー2着のマンダリンヒーロー、金沢所属の11戦無敗ショウガタップリ、羽田・ダービーともに2着のヒーローコールの出走で注目度が増した黒潮盃。海外遠征帰りのマンダリンと長距離輸送のショウガタップリらに比べヒーローコールにとっては全力投球のできる臨戦過程。余裕を持って抜け出すヒーローコールがマンダリンヒーローを捕らえて鎌倉記念、雲取賞に続く重賞3勝目。今回のメンバーとは戸塚記念で再戦するだろうし、ミックファイアに三度の挑戦状をたたきつけるまでは負けられないところ。マンダリンヒーローは直線で巻き返して2着は確保。ポテンシャルの高さで死守したが、やはり海外帰りで久々、今回は十分なパフォーマンスだった。
  • 2023/08/23
    SⅢ
    スパーキングサマーカップ
    川崎 1600 m
    優勝馬: スマイルウィ
    タイミングよくゲートを出て、好位の3番手を追走のスマイルウィ。道中は逃げるポリゴンウェイヴ、番手のシゲルタイタンをマークして折り合いを欠くことなく終始楽な手ごたえ。3コーナー過ぎに前をとらえると4コーナー先頭から直線は独走状態。昨年2着の雪辱を果たし最強マイラーへ。主戦矢野騎手負傷でも代打でしっかり結果を残す吉原騎手はさすがの一言。安藤騎手とのコンビで復活確かなリンゾウチャネルが2着死守。後方3番手から直線猛然と追い込んだコパノジャッキーが3着。4着ダノンスプレンダーも良く差を詰めたが最後方からでは小回り川崎で厳しい。
  • 2023/08/30
    SⅢ
    ルーキーズサマーカップ
    浦和 1400 m
    優勝馬: アムクラージュ
    戦前は無敗のライゾマティクスと圧勝続きのアムクラージュの一騎打ちの様相だったが、終わってみればアムクラージュの5馬身差圧勝。終始ライゾマティクスをマークする戦法、早めに競り落とすと直線独走。まだ遊びながらこの着差と末恐ろしい、馬格にも恵まれ今後の成長しだいではミックファイア級の期待も。プレッシャーがきつく5着だったライゾマティクス。休み明けのぶん粘りもみられず初黒星だが、3連勝の内容は伊達ではなく評価は落とせない。上がり最速で追い込んで2着はビッグショータイム。テンについて行けなかったが、スピードに乗ってからの走りは上々で、距離が延びて良さを発揮しそう。