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POG放談

POG Commentary

K大ビッグウェーブ

最終更新日: 2022/11/11
  • I

    2023年日刊競馬カレンダーの購入予約受付が始まりました。ということはあっちのカレンダーもそろそろ完成間近ということで?

  • A

    卓上カレンダーね。今週の水曜日にラインナップが正式決定。昨日印刷をして今日か明日に断裁。来週の発売(予定)にはちゃんと間に合いますよ

  • I

    では後ほど時間が余ったら軽く紹介の方よろしくお願いします

  • A

    はい

  • I

    それでは今週も元気よく放談していきましょう。まずは先週出走した放談関連馬の回顧からですが、いよいよK大時代到来の予感がしましたね

  • A

    ああ、先週Iは初勝利か。おめでとう

  • I

    ありがとうございます。その初勝利となったのが、日曜阪神の未勝利戦(芝2000m)に出走したドラ3のフリームファクシ。単勝1.2倍の圧倒的1番人気に応えてド楽勝の1着となりました

  • O

    相手にも恵まれて確勝級だったしな。直線入口で不利受けて外に振られた時はオッと思ったけど、結局は楽勝だったな

  • A

    不利があったことを考えれば、結果的には少頭数(6頭立て)も良かった感じですね

  • I

    続いて同日阪神の新馬戦(芝2000m)に出走したドラ5のノーブルクライ。こちらは1番人気こそ他馬に譲りましたが、終わってみれば2着とは4馬身差の1着。圧勝で新馬勝ちを決めました

  • O

    何で1番人気じゃなかったんだろうな

  • A

    まあ前評判は高くなかったですし

  • I

    でも、POGでは人気ですよね?

  • O

    ミーハー値23だけど?

  • I

    ミーハー値とかの話はしてません。馬体を見て選ぶ人には人気だったということです

  • O

    はいはい。さすがユーシキシャは違いますね

  • I

    そして日曜東京の百日草特別(芝2000m)に出走したAさんのドラ2キングズレイン。Aさんが『血統的なイメージと違ってパンパンの良馬場でこそ』とミニにタコができるくらい連呼していたことが見事に証明されました。完勝の1着です

  • A

    手塚調教師ですら『東京だと切れ負けするかもと思ってた』とレース後に言ってたぐらいだからね。それを見抜けなかったことは恥ずべきことではない。ただ、素人さんはともかく、うちを含めた専門紙各紙はもう少しお勉強した方がいいかな。いくら何でも印が薄すぎ

  • I

    ちょっと何言ってるのかわかりませんが、先週は僕らK大で3戦3勝。いずれも2000mでの完勝で、否が応でもクラシック路線での期待が高まりますね

  • A

    ついに競馬界にもK大の波が来たな。乗るしかない、このビッグウェーブに

  • I

    それでは今週も2歳戦の展望を始めましょうか。まずは土曜東京から。4Rはダート1600mの新馬戦です

  • O

    本命はシルバービスケッツ(牝・マインドユアビスケッツ×アディシオン)。手先が軽くて追っての切れもあるのが東京ダート1600m向き

  • I

    ここはトニトゥルス(牡・マジェスティックウォリアー×シリウストウショウ)から。ダート戦に相性の良い新開厩舎は、新馬戦からしっかり動いてくるイメージ。パワフルな動きとゲートの速さはメンバー中最上位

  • O

    シルバービスケッツも新開厩舎だけど?

  • A

    穴っぽいところではグラスシフォン(牝・シニスターミニスター×グラスルノン)かな。怖がりな面があるようでスタート次第では逃げるかもしれない。そうなればシニスター産駒の真骨頂が炸裂する

  • I

    続いて5Rは芝1600mの新馬戦です

  • O

    本命はクラシカルビジュー(牝・サトノクラウン×ギーニョ)。根拠は関西馬

  • I

    ここはラブリーハーツ(牝・ハーツクライ×オールオブナイト)ですね。今期好調のハーツクライ産駒。小柄ですがバネは十分。調教通りなら勝ち負けの期待

  • A

    俺もクラシカルビジューかな。根拠は関西馬+意外と初戦駆けするサトノクラウン産駒

  • I

    続いて9Rはオキザリス賞。ダート1400mです

  • O

    ペリエールでしょ。前走圧巻。ヘニーヒューズ産駒だから札幌1700m→東京1400mでパフォーマンスアップも見込める

  • I

    これは異論なしです。新馬戦でちぎった2着馬も相当な素質馬ですしね

  • A

    ダート1700m→ダート1400mっていうヘニーヒューズ産駒らしい使われ方は好感だね。俺も本命

  • I

    続いて阪神いきます。3Rの未勝利戦(芝2000m)にTさんのドラ2セレスティアリティが出走しますね

  • A

    Tさんが『おい、セレンディピティとセレスティアリティが一緒に走るぞ。紛らわしいな』とおっしゃってました

  • I

    ありがとうございます。続いて4Rはダート1800mの新馬戦。こちらには直属の先輩こと放談Xさんのドラ6ルガル(牡・ドゥラメンテ×アタプ)が出走します

  • O

    本命はアウトレンジ(牡・レガーロ×クイーンパイレーツ)。父レガーロってカッコイイよね

  • I

    で、ルガルは?

  • A

    坂路で上々の時計を出してるね。調教通りならダート1400mでさらにいいって感じ

  • I

    続いて5R。こちらは芝1600mの新馬戦です

  • O

    難しいんだけどケイデンシーマーク(牝・ロードカナロア×インダクティ)かな。全兄みたいに右回りはダメとかいうことがなければ

  • A

    注目はグレン(牡・Union Rags×Purely Hot)かな。ほぼほぼダート馬だと思うけど、今年はコードギアス系の馬名がボチボチ走っているので要注意。ブリタニアとか新馬勝ちしたし

  • I

    11Rはデイリー杯2歳S。こちらは直属の先輩こと放談Xさんのドラ1ダノンタッチダウンが出走します

  • O

    素直に本命だけど、この相手に勝ってGⅡの賞金なのかあ…ってな

  • I

    ええ。とにかく相手に恵まれた印象ですね。気持ちはわかります

  • A

    可哀想な先輩は週初めから会う人会う人に『デイリー杯はタダもらいだな』とか煽られ続けてたよ

  • I

    しかも煽られ続けたわりにあんまり重い印が付いてないのですが…

  • A

    本当にひどい会社ですよ(苦笑)

  • I

    土曜最後は福島。5Rには芝2000mの新馬戦がありますね

  • O

    本命はパルメリータ(牝・スクリーンヒーロー×カニョット)。2000mでデビューするのに坂路オンリーなのは気になるけど、小回り2000mはドンピシャの血統

  • I

    これは異論なしです

  • A

    同じく異論なし

  • I

    それでは日曜いきます。まずは東京から。5Rは芝1800mの新馬戦です

  • O

    本命はレーベンスティール(牡・リアルスティール×トウカイステラ)。主な根拠は俺のドラ11。あと好調教

  • I

    あなたのドラ11なんて誰も知りませんが

  • O

    ノーザンファームが競りで買った馬っていう激熱プロフィールなんだけど、ドラ6(マンスール)が同じパターンだから2頭は上位に入れられなかったんだよなあ

  • I

    あーそーですか。ちなみに僕の本命はソールオリエンス(牡・キタサンブラック×スキア)です。キタサンブラック産駒らしいド迫力の好馬体。兄姉も活躍してますし、先々まで注目できる好素材です

  • A

    その2頭に異論なし。どちらも能力は高そう。甲乙付け難し

  • I

    続いて6Rは芝1600mの新馬戦です

  • O

    本命はスリーアイランド(牝・Zoustar×Entreat)。根拠はマル外&関西馬

  • I

    ここはディオース(牡・ヴィクトワールピサ×タッチオブグラス)です。同じく根拠は関西馬。直前は格上古馬に先着と仕上がりは上々。追って良さそうなタイプで東京も◎

  • A

    俺もスリーアイランドかな。Zoustar産駒の中央初勝利なるか注目

  • I

    続いて阪神いきます。5Rは芝1800mの新馬戦

  • O

    本命はジュンフカリ(牡・ドゥラメンテ×ジュントップヒトミ)。根拠は普通に好調教

  • I

    ここはメグスタス(牝・ドレフォン×ディアデラノビア)。母も高齢になりましたが、産駒の活躍は言わずもがな。軽視は禁物です

  • A

    友道厩舎のNOポリは信頼度上々。ってことでジュンフカリはまずまず信頼できるはず。このメンバーだし

  • I

    続いて9Rは黄菊賞。こちらはAさんの守る者のドラ5ルモンドブリエが出走します

  • A

    素人目でもわかるぐらい1度使っての良化が顕著だね。まだまだ完成は先だと思うけど、先週のあの馬のように抜けたポテンシャルさえあれば多少完成度が低くても好走は可能。期待はしている。ちなみにあの馬というのは、俺のドラ2キン…

  • I

    Oさんは?

  • O

    成長途上とか荒削りとかいう感じのキャリア1戦が多くて難しいけど、フォトンブルーかな。デビュー戦の時よりは体は締まった感じ

  • I

    僕はビューティーワンですね。勝ち上がりはダートですが、血統からはやはり芝でこその印象。距離延長は間違いなくプラスです

  • A

    あとは当日の馬場状態もチェックだね。全国的に雨なんでしょ?

  • I

    ラストは福島。9Rに福島2歳Sがありますね

  • O

    本命はイコサン。ビッグアーサー産駒は芝だと1200m以下と1400m以上に大きな差があるから、1400m→1200mで大きく前進するはず。1200mで勝った時は楽勝だったし

  • I

    展望は以上ですね。では最後になりますが、来年の卓上カレンダーのラインナップを発表していただいてもよろしいですか?

  • A

    発表する前にまずこれを見て

    日刊競馬卓上カレンダー2022掲載馬(掲載後の主な活躍)
    1月コマンドライン(JDD出走)
    2月ソネットフレーズ(デイリー杯2歳S2着)
    3月アライバル(スプリングS2着)
    4月エリカヴィータ(フローラS1着)
    5月ダノンスコーピオン(NHKマイルC1着)
    6月ドウデュース(日本ダービー、朝日杯FS1着)
    7月ベルクレスタ(クイーンC3着)
    8月ジオグリフ(皐月賞1着)
    9月スターズオンアース(桜花賞、オークス1着)
    10月セリフォス(デイリー杯2歳S1着、朝日杯FS2着)
    11月イクイノックス(天皇賞・秋1着、皐月賞&ダービー2着)
    12月ラスール(1勝クラス1着)

  • I

    今年の卓上カレンダーのラインナップですね

  • A

    え? それだけ? 『11月上旬時点でこのラインナップを決めたAさんパネェ』ってならないの?

  • I

    Aさんにしては頑張ったなって感じもしますが、ぶっちゃけ結構微妙な馬も混じってますからね。何月とは言いませんけど

  • A

    いや、写真の有無って事情もあるんだから全月活躍馬をってのは無理ぽ

  • I

    でも仮に全ての写真があったとしたらドウデュースとか選んでないでしょ? 代わりにトゥデイイズザデイにしてるでしょ?

  • A

    ……おっしゃるとおりでございます

  • I

    で、来年のラインナップは?

  • A

    こちらでございます(何でそんなに上から目線なんだよ)

    日刊競馬卓上カレンダー2023掲載馬
    1月リバティアイランド
    2月ミッキーカプチーノ
    3月ダノンザタイガー
    4月チャンスザローゼス
    5月ダノントルネード
    6月ラヴェル
    7月ダノンゴーイチ
    8月ティファニードンナ
    9月オープンファイア
    10月キングズレイン
    11月ウンブライル
    12月フェイト

  • I

    自分の指名馬を2頭もチョイスするなんて私物化甚だしいですね

  • A

    私物化というか、俺が制作している以上はできるだけ放談関連馬を多く載せたいという気持ちは正直あるね。でもやっぱり写真事情がネック。先輩のダノンタッチダウンとか本当は載せたかったけど写真が用意できなかった

  • おい、俺のガルムキャットはどこにいった? 確か写真はあったはずだぞ?

  • I

    ??? 僕のノーブルクライやフリームファクシも同様の理由で?

  • A

    ぶっちゃけノーブルクライは写真あっても選ばないかな(苦笑)。でも、フリームファクシは載ってますよ

  • I

    いや、どこにも名前がありませんけど?

  • A

    2月の写真、見てみなよ

  • I

    本当ですか? ちょっと待ってくださいね

  • A

    ということで次回時間と気力があったら制作秘話なんかを公開したいと思います。お楽しみに

  • I

    ……フリームファクシのケツしか写ってないじゃないですか!!

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    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    放談Y

    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。