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2024/05/01
JpnI
かしわ記念
船橋 1600 m
優勝馬: シャマル
不良馬場で先行馬有利の傾向だったにせよ思ったより速いペースで逃げたシャマル。終いまで脚いろは鈍ることなく2着タガノビューティーに2馬身半差の完勝。人馬ともにJpnI初制覇、昨年は1番人気だったが、今回は6番人気と混戦メンバーを考えるととってもおいしい馬券だった。よく追い込んだタガノビューティーは昨年に続き2着。これだけ前残りのレースが多い中、しっかり脚を伸ばして衰えを感じさせず負けはしたが、船橋マイルは走る。
2024/05/02
SⅡ
東京湾カップ
船橋 1700 m
優勝馬: マコトロクサノホコ
道営時からスタートは苦手だが、徐々に進出して前走負けた相手に逆転勝ちのマコトロクサノホコ。距離はもっとあってもよさそうだし、東京ダービー出走なら面白い存在。いつもより後ろの位置取りになったシシュフォスだが、進出する脚はさすがの加速力。重賞連勝とはならなかったが、評価は落とせない。3着コルベットは先行争いが激化した中、粘り強さを発揮。逃げなくても結果が出ているし、もう少し馬体がしっかりしてくればタイトル奪取も夢ではない。
2024/05/08
JpnⅡ
エンプレス杯
川崎 2100 m
優勝馬: オーサムリザルト
ここまで5戦5勝、重賞初出走のオーサムリザルトが押して先頭に立ったライオットガールを1周目4コーナーからスタンド前でハナを奪う積極策。そこからは武豊騎手らしい正確なラップを刻み、絶妙なペースで後続を引っ張る。まだ幼さが残る走りだが、完勝といえる内容。ブリーダーズカップディスタフをめざすプランが発表され、楽しみは尽きない。グランブリッジは直線猛追も悔しい2着。広いコースの方が走りやすそうなタイプだが、今回も連対確保しコース相性の良さを示した。3着キャリックアリードは最内枠を利して道中はロスなく脚を溜めることに専念。直線の伸びは目立っていたし、伸びしろも十分。今後ダートグレード制覇も可能だろう。4着ライオットガールは逃げ馬場の川崎なら前走同様譲らずハナのままならチャンスはあったろうにもったいない敗戦。
2024/05/15
SI
大井記念
大井 2000 m
優勝馬: サヨノネイチヤ
バーデンヴァイラー、ランリョウオー、サヨノネイチヤの並びで、先行勢は楽な走り。勝ったサヨノネイチヤは逃げ粘るバーデンヴァイラーを絶好のポジションから捕らえる横綱相撲。快進撃が続いているが、いよいよ次走は帝王賞。JRAの強豪相手でもいまの充実ぶりなら楽しみしかない。転入初戦バーデンヴァイラーはプラス体重で重さが感じられる中、さすがダートグレード覇者の走り。一度使ってさらに上向けば新たなタイトルも手中に。ディフェンディングチャンピオンのセイカメテオポリスは先行有利の展開で差し馬には厳しい流れ。それでも3着まで詰めて底力証明。
2024/05/22
SⅢ
プラチナカップ
浦和 1400 m
優勝馬: アマネラクーン
重賞でもうひと押しだったアマネラクーンがもまれてもしぶとさ発揮で念願の重賞制覇。放牧明けだったが、増減なしの渾身の仕上がり。主戦森騎手とのコンビ再結成でしっかり結果で周囲を黙らせた。地元の1400mはこれで15勝目とベストの舞台。JpnIに格上げされたさきたま杯でも中心視。牝馬ツーシャドーしらさぎ賞制覇で勢いに乗りここでも連対と充実期を迎えている。ハナを奪ってアランバローズの厳しいマークもまた差し返す根性もみせた。アランバローズは1400mという忙しい距離に戸惑ってる印象も、力は発揮。マイル戦で見直したい。
2024/05/29
SⅢ
若潮スプリント
船橋 1200 m
優勝馬: ギガース
スタートダッシュからオーソレリカのマイペース。競ってくる馬もいないノンプレッシャーで走れたのは大きい。人気のギガースはスタートひと息、思っていた位置取りより後ろの中団から。それでも徐々に進出して4コーナーでは前を捕らえられる位置に。後続を引き離しにかかるオーソレリカを半馬身差をつけゴール。ニューイヤーカップ、ネクストスター東日本に続く重賞3勝目。58キロの酷量でも勝ちきったのは収穫。2着オーソレリカは川崎900mのレコードホルダーのユーリカを母にもつ快速娘。ギガースと斤量4キロ差があり軽快な逃げ足は母譲り。今後も短距離路線で侮れない存在。