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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2024/08/07
    SⅡ
    スパーキングサマーカップ
    川崎 1600 m
    優勝馬: フォーヴィスム
     先行馬はそろったが、アランバローズが引き離しての逃げ。スピードを生かす競馬でリードをたもって直線を向いたが、フォーヴィスムの切れ味が抜群。吉原騎手のエスコートもさすがだが、マイラー揃いのここできっちり差し切ったのは価値ある勝利。重賞勝利で勢いづくだろうし、マイラー路線をけん引する存在に。アランバローズは南関東同士なら崩れず走れているし、復調確か。リンゾウチャネルはロスなく進めていたし、相性のいい川崎コースということもあってしっかり3着確保。
  • 2024/08/14
    SⅢ
    黒潮盃
    大井 1800 m
    優勝馬: ダテノショウグン
     断然人気ダテノショウグンはスタート合わず後方からの競馬だったが、自分のタイミングで動きだし先行馬たちを射程圏に捕らえる。斤量の差もありシシュフォスら実力馬を置き去りに3馬身半差でゴール。これで7戦7勝。ジャパンダートクラシックへ向け好発進。2着シシュフォスは理想的なレース展開に見えたが、相手が悪かったのひとこと。58キロを背負っていたのも最後の伸び脚に影響している。ムットクルフェも理想的なレース運び。相手なりタイプに尽きるが、タイムも詰めて粘り強さを発揮している。マコトロクサノホコは後方からの競馬で毎回展開しだい。58キロでも4着まで詰めたのは力の証し。
  • 2024/08/21
    SⅢ
    ルーキーズサマーカップ
    浦和 1400 m
    優勝馬: ライトスリー
     主導権を握ったライトスリーが圧倒の7馬身差V。これで3戦3勝、ポイント加算しローテーションも組みやすくなったし、全日本2歳優駿からアメリカへという壮大なプランも飛び出した。今後の成長しだいでは母国凱旋で大仕事もあり得る。2着リヴェルベロは先行力を生かす競馬で死守。馬場の影響もあり前に行ったぶん砂をかぶらずに済んだもの奏功。3着シェナノパリオは脚をよくのばした。スタート後はスピード負けした印象だが、差しに構えて子の内容なら今後もペースしだいで上位進出も可能だろう。
  • 2024/08/28
    SⅢ
    フリオーソレジェンドカップ
    船橋 1800 m
    優勝馬: ナニハサテオキ
     イグザルト、ヘラルドバローズ、ヒーローコールと有力馬が先団を形成し、淀みのない流れ。ギガキング、ナニハサテオキが向正面から仕掛けて密集。先行馬はふるいにかけられ、ギガキング、ナニハサテオキが並んで直線へ。ヨレながらも先頭に立ったナニハサテオキが3馬身をつけてのゴール。これがうれしい重賞初勝利。転入後11戦すべて連対という安定感、重賞勝利をきっかけにさらなる高みへ。実力馬ギガキングが2着。遠征で減らした馬体を戻し、走りっぷりも良化。2キロの斤量差があり最後は突き放されたが地力の高さをみせた。リンゾウチャネルは激しい先行争いのなか、モマれる展開でもしっかり3着を確保。8歳でも衰えは感じない。