さわやか
最終更新日: 2024/12/13-
I
今、世間を騒がしている“おじさんパーカー”論争。日刊競馬の40代でパーカーを着ていると言われて真っ先に浮かんだのがAさんなわけですが、ズバリ今回の件、どう思っているのでしょうか?
-
A
そもそもファッションなんて、自分が着たいものを着るっていう自己満足なんだから。もちろん常識の範囲内で最低限のTPOは大事だと思うけど、着たい服着て相手に引かれたとしても、別にこっちだってお前のために着る服を選んでるわけじゃないって感じで。だから今回の件だって何も思わない。別に着たいもの着ればいいし、嫌なら勝手に文句言ってればいいじゃんって
-
I
ただの日刊競馬社員のくせにずいぶん偉そうですね
-
O
俺は首に古傷があるから冷やしたくないんだよね。立ち襟のパーカーは首を緩やかに保護してくれるから愛用している
-
I
はいはい。今回はオジの話なので、ジジは少し黙ってください
-
A
例えば社内にも、騎手の“○○○○勝記念Tシャツ”とか、野球選手の“○○○○安打記念Tシャツ”とか着てる人いるよね。正直俺は恥ずかしくて着れないけど、それに関して文句なんて一切ないし、彼らもまさかそれでデートとかは行かないだろうしね。まあ仮にそれ着てデートに行ったとしても俺の人生には何も影響しないだろうし。だから何も言わない
-
I
すいません。そろそろ競馬の話題にいきたいんで、無駄話はその辺にしてもらっていいですか
-
A
……お前がふってきたんだろーが
-
I
はいはい。それでは2歳戦の展望を始めましょうか。まずは土曜中山から。5Rは芝2000mの新馬戦です
-
O
トリプルコーク(牡・キタサンブラック×トゥーピー)。兄姉は新馬戦を勝ってないけど、父が初戦駆けキタサンブラックなら
-
I
僕はロードソルスティス(牡・サートゥルナーリア×ブリュネット)を本命にしました。除外で乗り込んだ分、仕上がりは進みましたね。追うごとに動きが良化しています。配当妙味もまずまずありそうで初戦から期待しています
-
A
俺もトリプルコークかな。その新馬を勝ってない兄姉も能力は十分にあるからね
-
I
続いて6Rはダート1800mの新馬戦
-
O
タイキオーベロン(牡・ダノンレジェンド×ブラックフェアリー)。マイネルジーニアスを来週にしてこちらを先に使うんだから頑張ってほしい
-
I
よくわかりませんが、ここはワンカードフェロー(牡・American Pharoah×ワンカードトゥーメニー)から。American Pharoah産駒は初戦やリフレッシュした時に真価発揮。つまり狙うはここです。前向きな気性もプラスでしょう
-
A
難しいけどナムラジミー(牡・モーニン×ナムラアピア)かな。まだ途上感はあるけど、この条件をこなせそうなタフさ感じる
-
I
9Rにはひいらぎ賞がありますね。芝1600mです
-
O
普通にデンクマール。次は重賞かと思ってたけど、マイラー説を確認するために使うのかな?
-
I
ここはティラトーレを本命にしました。阪神JF除外の影響はありません。初戦が好内容。血統から中山変わりもプラスに出るでしょう
-
A
デンクマール対イミグラントソング。ここは勝ち馬評価の動画で扱った2頭に期待する
-
I
続いては京都。5Rは芝2000mの新馬戦です
-
O
グレートシール(牡・Siyouni×Follow A Star)。2000m向きっぽくて調教動いてるのはこの馬ぐらい
-
I
僕はメディテラニアン(牡・サートゥルナーリア×ミカリーニョ)を本命にしました。牝系は仕上がり早で初戦向きのミ一族。当然狙うはここ
-
O
ミ一族にサートゥルナーリアだと、50mぐらいしか脚使えないんじゃない? 内回り2000mのイメージとは程遠いよね
-
I
はいはい
-
A
グレートシールでいいと思うけど、一応ミッドタウンナイト(牝・ブラックタイド×ミッドナイトフラッシュ)は買う。根拠はもちろんブラックタイドの初戦駆け
-
I
続いて6Rはダート1200mの新馬戦です
-
O
タイムイズマネー(牡・シニスターミニスター×ボンセジュール)。根拠はシニスターミニスター
-
I
これは異論なし。豊富な攻め量が光りますね。シニスター産駒でこれだけ動けていれば合格点でしょう
-
A
血統だけ見たら目移りしちゃうけど、ベルトネ(牝・パイロ×アールパシオン)は軽視したくないな
-
I
土曜最後は中京。9Rには中京2歳Sがありますね。芝1200mです
-
O
ハイファイスピード。ビッグアーサー産駒なので1400mの前走はノーカン
-
I
ここはタガノアンファンです。ここまで先着を許した2頭はいずれも後の重賞勝ち馬。相手弱化+2戦2連対のこの舞台なら堂々の主役でしょう
-
A
函館以来となるドゥアムールはここが試金石だね。休み明けでもアッサリ通過できるようなら、この路線で今後が楽しみな存在(になるかも)
-
I
それでは日曜いきましょう。まずは中山から。5Rは芝1600mの新馬戦です
-
O
マテンロウバディ(牡・サートゥルナーリア×パッシフローラ)。スロー濃厚の1600mの新馬ならサートゥルナーリア
-
I
僕はコンヴァージョン(牡・Caravaggio×With Her Affection)を本命にしました。アグリを筆頭に、現2歳では先日新馬勝ちしたカラヴァジェスティを輩出するなど、Caravaggio産駒の日本適性はすでに証明済。多少ワンペースな点が気になりますが、ここならいきなり勝ち負けできる素質を持っていると判断しました
-
A
ここはモティスフォント(牡・モーリス×バンゴール)だね。モーリスっぽくて良き。まともに走れれば能力高そう
-
I
続いて6Rはダート1200mの新馬戦です
-
O
パシーヴ(牡・ニューイヤーズデイ×ローレライ)。父ニューイヤーズデイ×母の父ゴールドアリュールはダート1200mの新馬戦2戦1勝2着1回
-
I
僕もパシーヴ本命に異論なし。牝系にロジータがいる血脈ですね。全日本2歳優駿を制したミリアッドラヴと同じニューイヤーズデイ産駒。かなり期待は大きいです
-
A
コナベイション(牡・タワーオブロンドン×ボーダレス)。タワーオブロンドンがダートで新馬勝ちするイメージは無いけど、プロフィール諸々は全然ダートも走れる感じ
-
I
京都にはGⅠがあるので、先に中京いきましょうか。5Rは芝1400mの新馬戦です
-
O
アパッシメント(牡・ロードカナロア×キャレモンショコラ)。どうせAもコレだろ?
-
A
どうせも何も日刊競馬YouTubeのどこかの動画でオススメした馬ですからね。動きだけ見ても楽に新馬勝ちできるレベルでしょ
-
I
そうですね。これは異論なしです。Aさんのサイクロトロン超えも可能な逸材だと思います
-
A
順調に行けば可能かもね
-
I
9Rは寒椿賞。ダート1400mです
-
O
ユウトザユウト。新馬戦でダートに入った所で泥を被ったのがズルズル下がったから、頭数が少なくて砂をかぶる危険がないのは歓迎のはず
-
I
ラストは京都。まずは5R。芝1600mの新馬戦です
-
O
クラヴァンス(牡・ロードカナロア×ヴィブロス)かなあ。評判ほど動いてないような気もするけど、他もあまり動いてないから
-
I
僕はカフジキームン(牝・ミッキーアイル×シェーネフラウ)ですね。ここはかなり難解なレースですが、乗り込み豊富で初戦向きということならこの馬でしょう。距離こなせれば
-
A
俺はビバジョー(牝・リアルスティール×フォンタネリーチェ)。正直動きはまだまだだけど、同じような動きしているこの相手なら血統の力で何とか
-
I
続いて6Rはダート1800mの新馬戦です
-
O
ハグ(牡・Justify×フリートバーティー)。坂路でもウッドでも動きが素晴らしい
-
I
ここはメイショウソウセキ(牡・マジェスティックウォリアー×メイショウコブシ)に期待しました。兄姉堅実。タフさ溢れる血統構成で、この舞台も向いていそう
-
A
俺もハグかな。母父Afleet Alexってのがいいね。この舞台向きそう
-
I
そして11Rは朝日杯FSです
-
O
狙いはエイシンワンド。小倉2歳Sでも京王杯2歳Sでも3コーナーからゴールまで左手前のまま。右回りなら直線で左手前に変えてドカーンと伸びる
-
I
僕はアルテヴェローチェから勝負します。有名な話ですが、母のクルミナルは僕の元一口馬。現状はモーリス産駒らしい気の強さも見られますが、スタミナもある牝系なので、この先距離が延びても対応は可能でしょう。有力なクラシック候補だと思いますが、まずはここですね。サウジアラビアロイヤルカップの勝ち馬=朝日杯FSでの好走は約束されたようなものですが、しっかりと勝ち切ってほしいと思います
-
A
あんまり距離延びて…の印象はないけどねえ
-
I
はいはい。Aさんは?
-
A
珍しく買いたい馬が4頭いてそこから絞れないで困っている。だから『それは違くね?』ってのがあれば、ここで俺に教えてほしい
-
I
その4頭は?
-
A
ミュージアムマイル、アルテヴェローチェ、ニタモノドウシ、タイセイカレントの4頭。一応、頭ひとつ抜け出しているのがタイセイカレント。訳あってデビュー前から見ていた馬だけど、一戦ごとの上昇度がマジで半端ない。馬って本当に使って良くなるんだってのがわかる教材のような馬だね。あとはニタモノドウシ。今の京都の馬場はサイコーです
-
I
ああ、そうですか。まあアルテヴェローチェを買うなら大丈夫だと思うんで適当に頑張ってみてください
-
A
ありがとうございます
-
I
展望は以上ですね。最後に何か告知などはありますか?
-
A
冒頭の“おじさんパーカー”論争で思い出したんだけどさ。俺が入社1年目にCOMME des GARCONSのTシャツを着て出勤したのよ。そのTシャツがね、平仮名で“さわやか”って書いてあるTシャツで(気になる人はCOMME des GARCONS さわやか で検索してください)。ある社員に『さわやかとか何だよ、あれ』みたいなこと陰口言われて。『こいつセンスねー奴だな』って思ってたら、いつの間にか会社からいなくなってしまって。彼、エリートだったらしいけど元気にしてるのかな
-
I
……そういう話は楽屋でやってもらえますか
-
A
じゃあマジメに。明日夕方日刊競馬YouTubeで朝日杯FSの展望動画が上がります。解説はダノンデサイルで一世を風靡した廣中TM。皆さん、よろしくお願いします
-
放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。『放談A史上最強のラインナップ』(本人談)と豪語した昨期はミスタージーティー、アウェイキングの2頭がオープン入り。物足りなさは残るが、覚醒後は毎年複数のオープン馬を誕生させているのも事実。今期はマル外(持ち込み)3頭指名の一発狙ったラインナップだが、『全然問題なし。今年も普通に勝てる』とまた豪語。
社内POG指名馬
- パーティハーン
- スピントロニクス
- ヴィジョンメーカー
- ラッフルズドリーム
- マンオブノーブル
- チムニートップス
- ジャックオダモ
- アマキヒ
- Olive Groveの2022
- ヒス
-
放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『相思相愛の関係』(本人談)としている金子オーナーの所有馬を3頭指名したが、ドラ1インビジブルセルフの新馬勝ちだけと見事に不発。ホウオウプロサンゲが皐月賞に出走したものの、全体的には低調なシーズンだった。懲りない漢は今期も金子馬を3頭指名。が、真に期待するのはドラ1ファイアンクランツ。『これさえいれば大丈夫』と本人は絶対的な自信を持っているが…。
社内POG指名馬
- ファイアンクランツ
- スワーヴゴダイヴァ
- ネブラディスク
- エオアリイ
- ウィラコチャ
- ジークファラオ
- リアライズカミオン
- バズアップビート
- ダンタリオン
- レズルレクティオ
-
放談O
昨期は開幕週デビューのバスターコールを1位指名したがその後サッパリ。また、8年ぶりとなる牝馬の指名を敢行するもデビュー前に競走能力を喪失。唯一の見せ場はソンシの奮闘だけというネタにしようにもネタにしづらい1年だった。多種多様な種牡馬や厩舎をチョイスした今年は心機一転、12年ぶりの重賞制覇を目指したい。
社内POG指名馬
- アルハイルフォート
- グローサートラウム
- キングノジョー
- マイネルジーニアス
- レベルスルール
- ブリックスラテ
- ダノンアンチュラス
- ビーオンザカバー
- エルムラント
- カフジダージリン
-
放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はドラ1ダノンエアズロックで10数年ぶりのダービーに出走。結果はともかく、とっても嬉しそうだったのが印象的だ。今期は言い訳ができないストレート指名を達成。ノーザンファーム生産馬が多いのはご愛嬌。また、あなたの笑顔を見たいから。
社内POG指名馬
- プリモシークエンス
- マジックサンズ
- レイニング
- ヴァルキリーバース
- ダノンミッション
- マジックローズ
- ラブリーリディア
- アドマイヤズーム
- アーバリアンジム
- レズルレクティオ
-
放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1フォルラニーニが鮮烈な新馬デビューを飾るもその後はサッパリ。加えてドラ2の登録抹消などもあり、普通に見せ場のない負け組となってしまった。今期はドラ1エリキングを抽選負けし、ハズレ1位がミッキーアイル産駒+マル外3頭という先行き不安なラインナップ。彼の凶暴化は止まらない。
社内POG指名馬
- エリキング
- ソロモン
- ガルダイア
- チェンジオブハート
- イリフィ
- テーオーエルビス
- ヘヴンウィンド
- マージャング
- ヴェシレンキ
- ハッコウイチウ
-
放談Y
勝ち組要員として昨年からPOG放談に参戦。一昨年(リバティアイランド&ドゥラエレーデ指名)ほどの見せ場はなかったが、クイーンズウォークでメンバー唯一の重賞勝ちを決めるなど、しっかりと存在感は示した。『今年のテーマはキズナ産駒+新種牡馬』と豪語。その宣言どおりにキズナ産駒を3頭+新種牡馬を2頭指名。そして相思相愛の中内田厩舎からは3頭をピックアップ。今年も勝って魅せます。
社内POG指名馬
- ダノンフェアレディ
- ミッキージュエリー
- ヴァリディシームス
- マディソンガール
- ダノンセンチュリー
- ダノンブランニュー
- ビッキーファースト
- Dalakaniaの2022
- ホウオウレイヴン
- ダノンジョーカー