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POG放談

POG Commentary

スペシャル感はない

最終更新日: 2021/07/30
  • I

    注目された土曜新潟の新馬戦(芝1600m)ですが…

  • A

    やってくれたねえ、I君(コリエンテス)。A家(プルサティーラ)に蓋するなんていい度胸してるじゃない

  • I

    何か問題でも? ライバルを封じ込めるのは勝利への常套手段ですよ?

  • A

    その通り。だからこそちょっとムカついてんだよね。プルサティーラの封じ込めに成功したならちゃんと勝てよ、と。何あっさり逃げ切り許しちゃってんの?

  • I

    仕方ないじゃないですか!! 全然前が止まらないんですもん!!

  • O

    展開負けなのは確かだけど、もうちょっと迫ってくれないとアーモンドアイみたいなスペシャル感はないなあ

  • I

    アーモンドアイ?

  • O

    アーモンドアイは2着だった新馬戦でスペシャルな馬だってわかったじゃん

  • A

    スペシャル感はともかく、結局コリエンテスの前評判が高過ぎたのが悪いんだよ。別に今回の2着って言われてるほど悪いもんじゃない。普通に走ってくると思うけどな

  • I

    “普通に”じゃダメなんですよ!! 僕の期待のドラ1なんですから!!

  • A

    はいはい。もういつまでもカリカリしてないでさっさと2歳戦の展望を始めてくれないかな

  • I

    わかりましたよ。まずは新潟からいきます。5Rは芝1600mの新馬戦です

  • O

    初戦向きのオラヴェリタス(牡・ロードカナロア×アリデッド)にしたけど、ロードカナロア産駒って新潟1600mの新馬であまり成績良くないんだよね

  • I

    僕はシゲルツキミザケ(牡・リオンディーズ×エアマスカット)から勝負します。初戦駆けリオンディーズ産駒。思えば先週も新馬勝ちを決めました

  • A

    俺らからしたら『決められました』と言った方が正確だけどね

  • I

    そして鞍上も同じ幸騎手。これは何やらデジャヴってやつを感じませんか?

  • A

    感じませんね。全く

  • I

    そんな鈍感なAさんの本命は?

  • A

    動きが良いのはラニュイエトワール(牡・ノヴェリスト×ガラディナー)だね。でもまだ幼い。そういうところを出さなければ

  • I

    続いて6Rは芝1200mの新馬戦です

  • O

    ロッホローモンド(牡・イスラボニータ×サニーアンジェリカ)かな。水準以上の動きをしている馬がほとんどいない組み合わせでこの調教は目立つ

  • I

    これは異論なしです。直前の追い切りでは古馬1勝クラスに先着。短距離&初戦向きのイスラボニータ産駒。スピードで押し切るイメージ

  • A

    俺はミツカネムーン(牝・アドマイヤムーン×センコウノマイヒメ)かな。坂路で乗りまくってようやく動きは良化してきた。51キロでこのメンバーなら大事故はなさそう

  • I

    続いて函館いきましょう。5Rが新馬戦ですね。芝1200mです

  • O

    本命はソリッドグロウ(牝・ダイワメジャー×ムーングロウ)。普通に好調教

  • I

    僕はグランパドゥシャ(牝・キンシャサノキセキ×サダムグランジュテ)を本命にしました。前向きな気性で芝での走りっぷりが目に付きました。この血統ですし、初戦から勝負

  • A

    俺はカミゴエ(牡・ビッグアーサー×セブンスハーモニー)。根拠は馬名。もう少し体を絞りたいところだけど、併せ馬では結構先着しているように根性はありそう

  • I

    それでは日曜いきます。まずは新潟。5Rは芝1800mの新馬戦

  • O

    ルージュスティリア(牝・ディープインパクト×ドライヴンスノー)かな。能力は高いでしょ

  • I

    これは異論なしです。半兄(レッドグレイシャー)は未勝利ですが、父がディープインパクトに変わった本馬はディープインパクト×母父Storm Catの黄金配合が完成。関西馬圧倒的優勢の新潟なら大好機

  • A

    この馬について読者から何件かメールが来てたな。『おまいらの評価を教えてくれ』とか『期待値で取り上げて』とか。そんなに人気あるの?

  • I

    ド評判ですよ。知らないんですか?

  • A

    サヴァニャンと併せ馬をしてたから一応知ってるけど、こんなに注目されているとは知らなかった

  • I

    そんな情弱なAさんの本命は?

  • A

    この流れじゃルージュスティリアって言うしかないだろ(苦笑)

  • I

    続いて6Rは芝1600mの新馬戦です

  • O

    グランスラムアスク(牝・ディープインパクト×ジェニサ)。矢作厩舎の2歳夏の新馬がこのぐらい動いていれば信頼度は高い

  • I

    ここはサブライムアンセム(牝・ロードカナロア×パストフォリア)。ここだけの話、出資を最後まで悩んだ馬。気性的な若さはありますが、稽古の動きからも能力は確か

  • A

    俺はゼロドラゴン(牝・ブラックタイド×スカイノダン)。ブラックタイド×母父サクラバクシンオーの初戦駆け配合。ってかキタサンブラック配合だね

  • O

    マカンマカン配合ともいう

  • I

    はいはい。ラストは函館。5Rは芝2000mの新馬戦。5頭立てですね

  • O

    横一線の力関係っぽいけど、シャーマンズケイブ(牡・ハーツクライ×アナアメリカーナ)がちょっとリードかな

  • I

    これは異論なし。半兄メイソンジュニアは短距離で活躍しましたが、この馬は父がハーツクライに変わってスタミナがプラスされた血統構成になりました。育成時代から動きの目立っていた1頭で、先々まで楽しみな素材です

  • A

    あんまり大きな声じゃ言えないようなこと言っていい?

  • I

    卑猥な言葉じゃなければOKです

  • A

    ここは5頭立てで内3頭がノーザンファーム産なんだけど、正直3頭とも胡散臭い

  • I

    あなたも大分胡散臭いですけどね

  • A

    そんなわけだから本命はレモンケーキ(牝・ブラックタイド×タイヨウパフューム)。根拠は好調教のブラックタイド産駒の初戦駆け。で、相手もロン(牝・シルバーステート×アモーレヴォレ)でいいいんじゃないかとちょっと思う。まさかまさかの非ノーザンファーム産のワンツー(笑)

  • I

    ……これでノーザンファーム生産馬がワンツースリーを決めたら謝罪会見ものですね

  • profile

    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    放談O

    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    放談T

    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    放談Y

    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。