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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2024/07/03
    JpnⅢ
    スパーキングレディーカップ
    川崎 1600 m
    優勝馬: アーテルアストレア
     川崎コースはこれまでエンプレス杯で4、6着と苦手意識があったアーテルアストレア。今回も出負けして後方からのレースになったが、早めに追い上げて直線真一文字に伸びて快勝。リズムよく運べれば終いの切れ味はこれまでの牝馬重賞でも証明しているし、斤量克服も今後に向け楽しみになった。追いすがったキャリックアリードが2着。転入後も崩れず重賞で安定しているし、チャンスはそのうち巡ってくるはず。神奈川記念快勝からもこのコースでの走りっぷりは他場とは違う。今回は大外枠で外目を回らされる不利、ロスなく運べればもっと違う結果になったかもしれない。
  • 2024/07/10
    SⅡ
    優駿スプリント
    大井 1200 m
    優勝馬: ティントレット
     1200m重賞らしくスタートから熾烈な争い。結果逃げた馬たちは大敗の形だが、東京ダービーから一気の距離短縮でもテンからついて行き力強く伸びて勝ったティントレットは強い競馬をみせた。クラシックでの経験が生きた形だし、母系にはJRA芝短距離で活躍したアポロフェニックスなどがいるファミリーでスピード負けしなかったのが勝因かもしれない。ギガースは58キロの酷量に加え大外枠。過酷な条件のなか2着は褒められるべき結果。カヌレフレイバーは無敗が評価され1番人気に。現状では力の差が明らかに。
  • 2024/07/18
    SⅡ
    習志野きらっとスプリント
    船橋 1000 m
    優勝馬: エンテレケイア
     スピードスターがそろった一戦だが、吉原騎手騎乗エンテレケイアがスタートダッシュを決めて一気の逃げ、6馬身差の完勝劇。地道に勝ち星を重ねてこれがうれしい重賞初制覇。ロスなく完璧な騎乗もさることながら、前走の重賞2着に続き、今回1着と6歳にして充実期を迎えている。2着スワーヴシャルルは1200mベストだが、1000mでも好走とこちらも充実の走り。立ち回りは上手だが、やはり1200mで真価を発揮だろう。元南関東馬のオールスマートが初めての左回りでも3着と佐賀で着実にパワーアップしているようで、ワンターンの競馬なら今後も注目。