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2024/10/01
JpnⅡ
レディスプレリュード
大井 1800 m
優勝馬: グランブリッジ
先週船橋マリーンカップ(春から秋へ、3歳限定で1800mに変更)があり、古馬戦のこちらはさみしい7頭立て。近走勝ち運に恵まれなかったグランブリッジが重賞5勝目を決めた。中団からのレースになったが、直線はしっかりした伸び脚で粘るアイコンテーラーを交わした。牡馬相手に善戦が続いていたが、結果が出て本番へ。昨年のJBCレディスクラシック覇者アイコンテーラーが同舞台で2着。佐賀での本番を考えると先行力は魅力、上位はほとんど差がなく逆転もあり得る。アーテルアストレアは連覇を狙っての参戦だったが、最速の上がりでも前の2頭を捕まえきれず。クイーン賞や兵庫女王盃の走りを見ても重馬場くらいが走りやすそう。
2024/10/02
JpnI
ジャパンダートクラシック
大井 2000 m
優勝馬: フォーエバーヤング
地元大井の無敗馬ダテノショウグンの回避は残念だが、好メンバーがそろった第26回ジャパンダートクラシック。サウジ・UAEダービー連勝、ケンタッキーダービー3着と歴代のダートの名馬たちをしのぐ実績フォーエバーヤングが本家ブリーダーズカップクラシックの前哨戦として参戦。スタートで躓く不利もあったが、外枠から封じようとするサンライズジパングと武豊騎手を跳ね飛ばし好位をキープ。直線はどっしりとした馬体から繰り出される切れ。まさに国内無敵の強さをまざまざと見せつけた。2着ミッキーファイトは馬群をみる形で追走。直線猛追も相手が悪いとしか言いようがない。
2024/10/03
JpnⅡ
東京盃
大井 1200 m
優勝馬: チカッパ
3歳チカッパが持ち前の決め手を繰り出し完勝。門別での北海道スプリントカップに続く重賞2勝目。JBCスプリントの優先権獲得となった。前走同様終いに賭ける戦法で鞍上横山典騎手も二度目の騎乗だったし、逞しくなった成長を感じ取れた様子。1400mまでなら連対を外していないし小回り実績もあり本番でも有力。マックスはなかなか重賞タイトルに手が届かないが、内ラチ沿いを猛然と伸びてきた。シャマルは58キロで久々の1200mと条件は悪かったが力をみせる3着。次走以降期待できる。
2024/10/09
SⅡ
鎌倉記念
川崎 1600 m
優勝馬: ベアバッキューン
ここまで3戦3勝で重賞若武者賞を制した地元のベアバッキューン。前走に続く少頭数でベアバッキューンにとってはすんなり先手をうばって後続を引き離すリプレイのようなレース内容。しかし、残念ながらレース後に骨折が判明しプランは白紙に…。春復帰を目指す。ホッカイドウから参戦のミランミランが2着。初コースでもしっかり折り合い力は出し切った様子も、距離はマイルが限界の印象。船橋ケンシレインボーが3着。小柄な牡馬でもっとパワーがほしいところ。
2024/10/16
SⅡ
マイルグランプリ
大井 1600 m
優勝馬: スマイルウィ
大外枠でも無理なく先行してスムーズなレース展開に持ち込んだスマイルウィが早めに抜け出したアランバローズをしっかり捕らえて連覇達成。前走オーバルスプリントで交流重賞制覇し復活といえる。2着ムエックスで張田厩舎のワンツー。目下7連勝中の勢いそのままに重賞挑戦もしっかり好走してみせた。充実ぶりは重賞勝ち馬にもヒケを取らず、今後も要注意だ。早めに動いたアランバローズはスピードを生かしたレースで見せ場十分。重賞で勝ちきるにはあと少しの粘りをどうするかが課題だろう。久しぶりのマイル戦でも力は出し切れたナンセイホワイトが4着。ペースに対応できていたので、今後選択肢が増えたのはタイトルゲットのチャンス。
2024/10/23
SⅢ
埼玉新聞栄冠賞
浦和 2000 m
優勝馬: ナニハサテオキ
スタートひと息でもここでは力が違うを言わんばかりのナニハサテオキ。発馬が安定せずテンにもたつくのはいつものことだが、先団に取りつくのも速かった。短い直線ではもうひと伸びで逃げるヒーローコールを捕らえ重賞2勝目のゴール。中距離での安定感は見事で、権利獲得の浦和記念で打倒JRAに燃える。ユアヒストリーは昨年このレース3着、今年は2着と相性は抜群でも相手が悪い。直線勝負の自分の形に徹して力は出し切った印象だが、直線の短い浦和なら一気にまくっての戦法なら違った結果になったかも。3着パワーブローキングは転入後各地の地方競馬に参戦し小回りコースに慣れてきた印象で今後も注意。
2024/10/30
SⅡ
平和賞
船橋 1600 m
優勝馬: ウィルオレオール
ハセノブライアンが先手を取り、少頭数もあり速くはならず比較的落ち着いて流れる。早めに抜け出したガバナビリティーが直線ではかなり離れたが、ゴール前しっかり捕らえてウィルオレオールが待望の重賞制覇。道営所属馬が好成績のこのレースで、今年もホッカイドウから年末の大一番・全日本2歳優駿での有力馬が誕生。2着ガバナビリティーは早め先頭の強気の競馬で勝ちにいったが、決め手の差が響いた。それでもマイル戦2度目でしっかり走れているし、スピード勝負なら今後も好勝負だろう。プレミアムハンドは地元開催で勝利し、連闘で挑んだ重賞でも3着と、今回でキャリア8戦と経験値では他を圧倒。距離を延ばしてさらに良さを発揮しそう。