horse
horse

重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2024/11/06
    SI
    ハイセイコー記念
    大井 1600 m
    優勝馬: スマイルマンボ
     抜群のスタートから先手を奪ったスマイルマンボが大物感を見せつける余裕の走りっぷりで転入2連勝で重賞制覇。まだキャリアも浅く幼さをみせるが、母ハルサンサンでクラシックを意識できる逸材。スピードは申し分なく、さらなる成長が見込める雄大な馬体。2着シビックドリームは好スタートから番手追走のスムーズな競馬。出遅れ癖がネックで終い勝負の近走から先行しても結果が出たのは収穫。3着ユウユウスキーも3番手追走とロスなく回れたのは良かったが、勝ち馬にはあっという間に離された。現時点では完成度の差が如実にあらわれた。
  • 2024/11/12
    SⅡ
    ローレル賞
    川崎 1600 m
    優勝馬: ウィルシャイン
     リオンダリーナ、サティスファイア、ピーチブロッサムが先行し、好位にプラウドフレール。ウィルシャイン、オリコウデレガンスは後方から。勝ったウィルシャインは幼さ見せたが、最速の上がりを繰り出してデビュー3連勝で重賞制覇。まだキャリアも浅く、未完成だがその分伸びしろ大きく、年末重賞も楽しみ。オリコウデレガンスは後方からモマれながらもいい脚で伸びてきた。3着プラウドフレールはさすが血統馬だけあってまだ成長段階でありながら大敗を巻き返す走り。さらなる上積みなればクラシックでも好勝負可能だろう。
  • 2024/11/13
    SI
    ロジータ記念
    川崎 2100 m
    優勝馬: ローリエフレイバー
     スピードをみせてミスカッレーラがハナ。いくぶん距離が長く終いの粘りに影響。そんな中、息も十分に入れられた番手追走のローリエフレイバーが勝負根性を発揮して昨年の東京2歳優駿牝馬以来の勝利。距離克服となったが、やはり1600~1800mくらいがベスト。年末の東京シンデレラマイルでも有力。まくったポルラノーチェが2着。位置取りの差がそのまま着順になってしまったが、遠征を考えれば力をみせた。ミスカッレーラは前日のローレル賞3着半妹プラウドフレールと同じ3着。減っていた馬体が戻ったのは良かったが…。
  • 2024/11/20
    JpnⅡ
    浦和記念
    浦和 2000 m
    優勝馬: アウトレンジ
     主導権を握ったのはメイショウフンジン。ダイシンピスケス、ライトウォーリアが続き、アウトレンジも前の馬たちにプレッシャーをかけながらの追走。勝負どころで一気に動き直線は後続を引き離して6馬身差完勝。クリスチャンデムーロ騎手のレベルの違いをみせつけられた。ライトウォーリア、メイショウフンジンはしぶとく粘って2、3着確保。ディフェンディングチャンピオンのディクテオンは昨年のようなレースにはならず、前残りの馬場も影響。
  • 2024/11/27
    SⅢ
    船橋記念
    船橋 1000 m
    優勝馬: エンテレケイア
    出足ひと息もスピードに乗ってハナを奪い切ったエンテレケイア。1000mでさすがにマークは厳しかったが、二段加速で後続を引き離す圧巻の走り。前走JRA一線級のスピード馬相手に4着と充実ぶりには目を見張る。吉原騎手との相性もよく、習志野きらっとスプリント、アフター5スター賞に続く重賞3勝目。短距離での安定感は南関東随一。2着はきらっとスプリント同様スワーヴシャルルが好位から良く伸びた。当時よりタイムは詰めているし、悲観する内容ではない。3着は3歳ギガース。明らかに忙しい1000mだったが、追い通しの状態でもしぶとさをみせた。