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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2024/06/05
    JpnⅠ
    東京ダービー
    大井 2000 m
    優勝馬: ラムジェット
    伝統の東京ダービーがJRAにも開放されダートクラシック元年。1番人気に支持されたラムジェットが直線一気に弾けて6馬身差完勝。4コーナーでの手応えの怪しさは焦りを覚えたが、加速がついてからの伸び脚は近年の東京ダービー覇者とは一線を画す。アマンテビアンコ、フォーエバーヤングとのレースが楽しみ。2着サトノエピックは前走ユニコーンSに続きラムジェットに完敗。現時点での完成度では相手が上。秋の逆転に向けて夏場の成長しだい。アンモシエラは次週の関東オークスではなく東京ダービーを選び牡馬相手に健闘の3着。粘りはさすがだが、最後は力尽きた。
  • 2024/06/11
    SⅢ
    川崎スパーキングスプリント
    川崎 900 m
    優勝馬: プライルード
    エンテレケイアを抑えてノボベルサイユがハナの展開。勝ったプライルードは好位追走から直線反応よく加速。粘るエンテレケイアをゴール前きっちり差し切り重賞3勝目。初距離でもしっかり結果が残せたし、1200mより短い距離なら大崩れはしない。エンテレケイアは近走1400、1500m出走でハナが奪えず久々の900mのペースへの戸惑いもあったか。それでも差のない2着と安定感は抜群。
  • 2024/06/12
    JpnⅡ
    関東オークス
    川崎 2100 m
    優勝馬: アンデスビエント
    ハナを切ったアンデスビエントが鮮やかな逃げ切り勝ち。母が制した川崎2100mの舞台で重賞初制覇。ハイペースでの逃げだったが、道中うまくペースを落としてため逃げの形に持ち込む。馬場の助けもあるが、7馬身差圧勝。鞍上田口騎手も重賞初制覇。離された2着はミスカッレーラ。減った馬体も戻し、復調は確か。ロスのない競馬で3着好走は高知のブラインドアウト。赤岡騎手の好騎乗が光った。高知勢は先週の東京ダービーでシンメデージーが4着、今回ブラインドアウトが3着と交流重賞で2週続けて入着の快挙。
  • 2024/06/19
    JpnⅠ
    さきたま杯
    浦和 1400 m
    優勝馬: レモンポップ
    JpnⅠに昇格し上半期の短距離王決定戦の位置付けに。逃げるアランバローズをマークするレモンポップ、シャマル、バスラットレオンと続き昨年の覇者イグナイターは好位追走の形。早めにレモンポップが逃げたアランバローズを捕らえ先頭に立ちロングスパート。海外帰りも問題ない走りで2馬身差の完勝。意地の走りで2着死守のイグナイターはドバイ帰りのハンデもものともせず地方代表として攻めの姿勢。円熟期に突入している。シャマルは逃げられず追走の形となりリズムが狂った印象。それでも小回り1400m適性の高さをみせ3着。