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POG放談

POG Commentary

胸が苦しい気持ち

最終更新日: 2024/04/12
  • I

    今年は訃報続きですね。しかも我々にとっても縁があったり、お世話になったりという方の訃報ですから。ちょっとシンドイところがありますね

  • A

    まあ思うところは色々あるけど、ここは“POG放談”なんでね。設定上、そういうムードで放談していくのはアレだと思うので、積もる話は楽屋でしましょう

  • I

    わかりました。それでは今週も3歳戦の展望を始めましょうか。まずは土曜中山から。9Rは山藤賞です

  • O

    エコロレイズでいいんじゃないの? シランケド

  • I

    続いて阪神いきましょう。11RはNHKマイルCトライアルのアーリントンCです

  • O

    距離短縮でチャンネルトンネル。有能っぽい調教師の所に転厩したのも強調材料

  • A

    俺もチャンネルトンネルかな。というか、キャリアの少ない&人気が予想される友道厩舎勢があんまり信用できないのでね

  • I

    続いて福島。9Rは雪うさぎ賞。芝1200mです

  • O

    普通にモズトキキ。芝1200m3戦すべて好内容。前走も4コーナーで外に振られても楽勝だった

  • I

    それでは日曜いきますか

  • A

    注目どころは皐月賞ぐらいだね

  • I

    ですね。その皐月賞、放談メンバーからは僕のドラ6ホウオウプロサンゲとAさんのドラ5ミスタージーティーが出走します

  • A

    何はともあれ、ドラ5やドラ6がクラシックに出走してるんだからな。俺たちは胸を張っていいだろう

  • I

    ええ。これこそK大パワーですよ

  • A

    ということで本命はもちろんミスタージーティー。共同通信杯のおかげでホープフルSの衝撃が薄まっているのがいい感じね。『若葉Sの内容では…』とかうちの某若手TMがホザいていたけど、あれは勝ちに行っただけで本来の競馬じゃない。それにマイペースで逃げればIがしぶといのはアイビーSを見ればわかるでしょ。位置取りなどの事情はさておき、レガレイラだって交わせなかったIをこっちはノーステッキで交わしている

  • I

    言ってることはわかりますけど、逃げたのもしぶといのも僕じゃなくてホウオウプロサンゲですけどね

  • A

    で、あとはやっぱり初ブリンカーの魅力。そして牝馬が人気になっちゃうような???なレベル…というか混戦模様。最初はGI獲るなら菊花賞だけでいいやと思ったけど、他のライバル見てたら段々と欲深くなってきてしまったよ

  • I

    わかります。基本的にヒトは欲深い生き物ですから

  • A

    ただ、今回の“ミスタージーティーの皐月賞”に関しては内的要因と外的要因が複雑に絡んで色々なナニカに影響しそうなんでね。ちょっとどうしょうか?どんなもんかな?って感じ

  • I

    最後は何言ってるのか全然わかりませんでしたが、Oさんの本命は?

  • O

    その前に『牝馬が人気になっちゃうような???なレベル』とディスられたレガレイラなんだけど…

  • I

    何でしょう?

  • O

    某若手TMが『これ勝っちゃうかもしれませんね~』って言ったら、『なに穴馬みたいな扱いしとんねん』ってすごまれたらしいぞ?

  • I

    誰に?

  • O

    レガレイラのPOG指名者に

  • I

    ちなみにその指名者の本命は?

  • O

    今は福島担当だから紙面には載ってないね。でも旧ツィッターで何かやるんじゃないかな。桜花賞でもやってたし

  • I

    あーそーですか。で?

  • O

    それを聞いてますます思ったね、『レガレイラだけは6着以下に沈んでほしい』って。沈んでくれればダノンデサイル、ミスタージーティー、ホウオウプロサンゲのワンツースリーでも構わん

  • I

    はいはい。ところであなたの本命は?

  • O

    メイショウタバル。ゴールドシップ産駒だから中山の坂がどうか…っていう懸念材料があるけど、それさえなければノータイムで本命っていうレベル。怪物の可能性があるね

  • A

    Iはホウオウプロサンゲが本命?

  • I

    冗談はよしこちゃんですよ。私はあなた達と違って予想に私情は挟みませんから

  • A

    はいはい

  • I

    僕の本命はレガレイラです。こんなに胸が苦しい気持ちで皐月賞を迎えるのは初めてですね。レガレイラは僕が第一希望で出資を申し込んだ馬ですから(結果落選)

  • A

    ……めちゃくちゃ私情入ってるじゃん

  • I

    しかし、これだけ活躍しているわけですからね。我が一口人生に間違いはなかったと信じております。募集時からコンパクトではあるが、バネの詰まった好馬体が特徴的でした。牝馬の皐月賞制覇、心から期待しております

  • A

    純粋な子だね。『俺が一口持てなかったんだからどーでもいいわ』って方に行っちゃいそうだけど

  • O

    純粋じゃなくてあざといだけだろう。Iの発言でますます思ったよ、『レガレイラだけは沈んでくれ』ってね

  • I

    はいはい。対抗はサンライズアースにしました。新馬戦も強かったですが、持久力に長けており、とにかくスタミナ豊富なのが長所。現時点での菊花賞本命候補だと考えていますが、うまく先手が取れればここでも差はないはず

  • A

    菊花賞はうちのミスタージーテ…

  • I

    単穴はコスモキュランダ。中山巧者+この鞍上。今の馬場もベストの印象

  • A

    ん? ホウオウプロサンゲは?

  • I

    展望は以上ですね。それでは今週も“放談Iによる2歳馬情報”をやりたいと思います

  • A

    今週のテーマは?

  • I

    社台TCでいきたいと思います

  • A

    よろしくお願いします

  • I

    まずは斎藤誠厩舎のソードマスター(牡・エピファネイア×デアリングエッジ)ですね。近親にデアリングタクトがいる血統で父エピファネイア。言うまでもなくクラッシックを狙える配合で牧場での評価もかなりです

  • O

    全兄がまだデビューしてないみたいだけど大丈夫?

  • I

    はいはい。それほど調整が進んでいるとは言えませんが、前進気勢旺盛で動き自体は良好です。今後さらなるトレーニングを積んでいけば…という感じです

  • A

    まあ順調にってところが大事だよね。あんまり丈夫な牝系ではないから

  • I

    続いて上村厩舎のファーングロット(牡・キズナ×カウアイレーン)です。全姉(シークレットレーン)は未出走ですが、2年続けてキズナが種付けされている点がポイント。この馬は現在15-15の稽古を消化できるくらい順調です。血統的に完成は先ですが、目下絶好調の上村厩舎。この母から久々の大物誕生の予感

  • A

    まあ牝系辿るとブラックホーク、ピンクカメオ、そして俺のシルバートレインと素質馬がたくさんいる血統だからね。一発の魅力は確かにある

  • O

    こっちも全姉がまだデビューしてないみたいだけど大丈夫?

  • I

    はいはい。最後は中内田厩舎のヴァリディシームス(牡・キズナ×ヴァリディオル)です。この母から期待ほどの大物は出ていませんが、毎年リーディングトップクラスの厩舎に預けていることからも牧場の期待が高いのは確か。馬体のシルエットは文句なく、動きも◎。純粋にドラフト上位候補となるでしょう

  • O

    兄姉は中内田厩舎の2頭だけがオープン馬なんだね

  • A

    放談T血統なのでTさんがどう出るか…だね

  • O

    この血統で中内田厩舎なら黙ってないだろうな

  • I

    僕からは以上です。最後に皆さんから何か告知などありますか?

  • A

    日刊競馬YouTubeの2歳馬動画が上がりました。よければぜひご視聴ください

  • profile

    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    放談O

    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    放談T

    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    放談Y

    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。