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POG放談

POG Commentary

ふてくされるほど愛してる

最終更新日: 2024/12/06
  • I

    みんな大好き流行語大賞の年間大賞が先日発表されましたね

  • A

    ああ、もうそんな時期か。で、何が大賞になったの? 闇バイト? 50-50?

  • I

    “ふてほど”です

  • A

    ん……何て?

  • I

    ふ・て・ほ・ど

  • A

    ……一度も聞いた事ない語が大賞になるとは、いよいよ俺も年を取ってしまったか。で、それは何なの? ねだ勝ち(ねだるな、勝ち取れ)みたいなもの?

  • I

    知りません。僕も聞いたことがありません

  • “ふて”くされる“ほど”愛してるだろ?

  • I

    ??? じゃあとりあえず放談本編を始めましょうか。まずは先週出走した放談関連馬の回顧からですが、最初は土曜中山の未勝利戦(ダート1800m)に出走した僕のドラ4エオアリイ。単勝1.9倍の一番人気に推されましたが、結果は残念ながら4着に敗れました

  • A

    もしかしたら現状は芝・ダートの問題じゃないかもね。ちょっとかったるい感じだから、次は思い切って同配合のドゥレッツァのジャパンカップみたいなレースをした方がいいんじゃないか

  • I

    はいはい。続いて土曜京都の新馬戦(芝1800m)に出走した放談Yくんのドラ4マディソンガール。こちらは単勝2番人気ということでしたが、見事1着になりました。これまたなかなか強い勝ちっぷりだったようで…

  • O

    Yくんが浮かれすぎてるのでノーコメント

  • I

    それでは2歳戦の展望を始めましょうか。まずは土曜中山から。5Rは芝1600mの新馬戦です

  • O

    スリーセンス(牝・ドゥラメンテ×スリーランディア)。根拠は関西馬

  • I

    僕はギフテッド(牝・モーリス×ルパンⅡ)に期待しました。半兄ファントムシーフは23年の共同通信杯を勝ち、同年の皐月賞を3着に好走した素質馬。この馬はモーリス産駒らしい緩さが残りますが、陣営の期待もかなり大きいと聞きました。現状でも勝ち負けできる能力はあると思います

  • A

    俺はアッサジャン(牝・ブラックタイド×ウィキウィキ)。マカヒキの半妹だね。国枝厩舎の初戦というアレはあるけど、初戦駆けブラックタイド産駒なら相殺は可能。アマキヒ&バードウォッチャー兄弟もそうだったように

  • I

    続いて6Rはダート1800mの新馬戦です

  • O

    タマモカンパネラ(牝・ナダル×タマモボレロ)。根拠はナダル

  • I

    僕はシルフラ(牝・ルヴァンスレーヴ×ファーストチェア)を本命にしました。気持ちの強さは完全に初戦向き。稽古の動きも最上位

  • A

    異論なし。2月4日生まれもアチチ

  • I

    続いて9Rは黒松賞。芝1200mです

  • O

    レイピアかな。高速馬場の中山芝1200mはたぶんベストの舞台

  • I

    僕はヴァージルから。この舞台で新馬勝ち。自在性も魅力

  • A

    俺もレイピアかな。カンナSの負け方があまりよろしくないから、もしかしたら中山が微妙かもしれないけど。単純な力は上でしょう

  • I

    では京都いきましょうか。まずは5Rですね。芝1200mの新馬戦

  • O

    ユキノエミリオ(牡・ビッグアーサー×ブランカ)。根拠は1200mのビッグアーサー

  • I

    僕はレジポッセ(牝・リオンディーズ×チルノ)から。初戦駆けリオンディーズ産駒。先週CWでビシっと追ってから動きが変わってきた印象です

  • A

    初戦駆けならカネトシブレーブ(牡・タワーオブロンドン×カネトシブレス)もね。直前は芝追いで掴みにくいけど、動きそのものは悪くない

  • I

    続いて6Rはダート1800mの新馬戦です

  • O

    グランドプラージュ(牡・シニスターミニスター×ベルプラージュ)。根拠はシニスターミニスター

  • I

    これは異論なし。根拠も異論なし

  • A

    あとはマル外3頭が気になるけど、とりあえずはロッシニアーナ(牡・Not This Time×Dos Vinos)が最注目かな。Giant's Causewayに牝系Distorted Humor。舞台は合うはず

  • I

    9Rはエリカ賞。芝2000mです

  • O

    ナグルファルはジリだと思うけど、他もジリだから再び内回り2000mなら何とかなりそう

  • I

    僕もナグルファルに期待します。ここは新馬勝ちの舞台ですしね

  • A

    俺もナグルファル。単純にこれより強い馬が見つからない

  • I

    土曜ラストは中京。5Rはダート1400mの新馬戦です

  • O

    ジュエルハウス(牡・ヘニーヒューズ×タイキグラミー)。根拠はダート1400mのヘニーヒューズ。ちなみにYくんが『今週の新馬で一番堅いのはコレ』って言ってた

  • I

    Yくんの信頼度はともかく、僕もジュエルハウス本命に異論なし

  • A

    異論なし。堅いかどうか知らんが、ここで真っ先に目が行くのは普通この馬

  • I

    9Rは芝1400mのつわぶき賞。先輩のドラ3イリフィが出走します

  • O

    距離はベスト。新潟(左回り)の新馬戦で思いっ切り内にもたれていたのが不安材料だけど、左だけチークピース着けた2戦目は中京でもたれなかったし、もう左回りも大丈夫だと思われる

  • I

    ここはナムラクララでしょう。りんどう賞だけ走れば勝ち負けできるメンバー構成だと思います

  • A

    テレサは新馬戦見た感じは距離短縮にも対応できそう。あとは同型との兼ね合いだけ

  • I

    それでは日曜いきましょう。まずは中山から。5Rは芝1800mの新馬戦です

  • O

    バースライト(牡・モーリス×エリティエール)。根拠は関西馬

  • I

    僕もここはバースライト。根拠も異論なし。仕上がりも万全

  • A

    俺はサンダーフレア(牝・リアルスティール×マルモセーラ)。根拠は初戦駆けリアルスティール産駒。勝ち切るまではどうかだけど、兄姉も堅実だし狙ってみる価値はボチボチある

  • I

    続いて6Rはダート1800mの新馬戦です

  • O

    ララヴァンダンジュ(牝・ヘニーヒューズ×ミリオンスターズ)。根拠はヘニーヒューズ

  • I

    僕はルクスエクレール(牡・オルフェーヴル×スマートモニカ)を本命にしました。ワンペースの印象ですが、血統通りのパワーは感じます。上位争いも期待できるでしょう

  • A

    ララヴァンダンジュは仕上がり万全って感じはしないけど、他も同じような馬が多いのでね。チャンスはありそうだ

  • I

    続いて京都。4Rはダート1400mの新馬戦。牝馬限定です

  • O

    ヤマニンバロネス(牝・シニスターミニスター×ヤマニンバステト)。根拠はシニスターミニスター

  • I

    異論なし。シニスター産駒にしては動きも良いですね

  • A

    あとはヤマニンレセディ(牝・エピファネイア×ヤマニンアンプリメ)かな。あんまりエピファネイア産駒を初戦からダートで買いたくないけど、他にコレってのもいないし

  • I

    続いて5Rは芝1800mの新馬戦ですが、放談Yくんのドラ3ヴァリディシームス(牡・キズナ×ヴァリディオル)が出走します

  • O

    ギフテッドアベリア(牝・サートゥルナーリア×モルトフェリーチェ)。京都外回りの超スロー濃厚な新馬といえばサートゥルナーリア

  • I

    恒例のドスルーありがとうございます。しかし僕はヴァリディシームスを本命にしました。この血統らしい気の強さはありますが、ゲート試験合格後は順調に調整が進みましたね。能力は出せる仕上がりですし、放談Yくんの2週連続Vを期待します

  • A

    ちょっと気になるのはエリカアンディーヴ(牝・Oscar Performance×Going Day)。母父Daylamiが何より渋い。そしてこの配合のわりに動きはさほどかったるくない

  • I

    そして11Rが2歳GⅠの阪神JFです

  • O

    アルマヴェローチェ。札幌2歳Sは傷んでいて皆が避けている内側を通って伸びた。今の京都芝も同じ状況だから、ガラ空きの内を通って伸びてくるはず。高速馬場じゃないことも大歓迎だしね

  • I

    僕はメイデイレディの一発に期待します。Tapitの牝馬ですが、イメージは完全にラビットラン(17年ローズS勝ち)ですね。そこそこの時計勝負は無問題。今の京都の馬場も大好物でしょう

  • A

    うん。未知の魅力はあるね。それとコートアリシアンの2頭軸で色々買ってみようかなって感じかな

  • I

    ラストは中京の5R。芝2000mの新馬戦がありますね

  • O

    エムズ(牡・ドゥラメンテ×ライフフォーセール)かな。初戦向きではなさそうだけど、この時期の中京芝2000mなんてそういうタイプばかりだからね

  • I

    僕はスパイラルビジョン(牡・オルフェーヴル×スピニングメモリーズ)を本命にしました。直前は格上相手に遅れましたが、自身の動き自体は及第点。この相手なら楽しみはあります

  • A

    動き見ればエムズなんだけど、スピントロニクスの件もあるので強気にはなれない

  • I

    展望は以上ですね。最後に何か告知などはありますか?

  • A

    本日勝ち馬評価の動画版の最新回がYouTubeにアップされました。久々のS馬登場で約1名が大変滾っております。ぜひご注目ください。

  • profile

    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    放談O

    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    放談T

    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    放談Y

    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。