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POG放談

POG Commentary

チムニーがトップス

最終更新日: 2024/08/09
  • I

    夏休み真っ只中ですが、今週は地震にゴリラゲイ雨と天変地異が相次ぎましたね。Aさんのところ(K越)も水害が大変だったとか

  • A

    それが全然知らなくてさ。仕事でゲ●ゲの鬼太郎を嗜んでる最中だったんだけど、いきなり店員さんが『地下駐車場に車を止めている方いませんか?水没する可能性がありますので大至急車を移動してください』ってアナウンスしてきて。で、ちょっと外出たら電気妖怪かみなりも真っ青になるぐらいのナルカミ(落雷)やエル・トール(神の裁き)が乱舞していて

  • I

    翌日は家の前が川になってたらしいですね

  • A

    うん。晴れてるのに何で水が引かないんだろうって思ってよく見たら、大雨の影響で地下から湧き水が出るようになってた(苦笑)。なんか水道管が破裂したとかですぐには直らないらしい。しばらく自宅前は川のまま。大変だ

  • I

    まあ僕には何も関係がないので、そろそろ放談本編を始めたいと思います。まずは先週出走した放談関連馬の回顧からですが、1頭目は土曜札幌の未勝利戦(芝1500m)に出走した先輩のドラ1ソロモンですね。こちらは1番人気に応えて見事1着。先輩はこれが初勝利となりました

  • O

    ペースアップしたらいきなり手応えが悪化して、直線では見事なジリ脚。調教師のコメント通り、ダートっぽいね

  • A

    でもPOGにおいてダートの短距離馬って活躍の幅が狭いというか、使い勝手が悪いよね。ましてドラ1ともなると…

  • I

    続いて土曜新潟の新馬戦(ダート1800m)に出走したAさんのドラ5チムニートップス。こちらは4番人気で4着という結果でした

  • A

    走るでしょ、これ

  • I

    そうなんですか?

  • A

    調教内容がひと息ってだけじゃなくて、精神的にもまだまだ子供なんだね。パドックではかなり煩かったし、何より彼のチムニーがトップスになってたし

  • I

    下ネタは控えてください

  • O

    チムニーがトップスって言うほど大きくはなかったぞ?

  • I

    だから下ネタは控えろって言ってるでしょーが!!!

  • A

    そんな全然な感じでレースでもバタバタしてたのに、最後は地味に伸びてきて4着。多分スタミナお化けなんだろうし、もう少し気性が常識レベルになって前進気勢とか出てくれば、かなり走ってくるんじゃないかっていう手応えがあるよ

  • O

    あの手応えから伸びるんだから直線に入るまでは真面目に走ってないよね。とりあえず1勝するのは堅いでしょ

  • I

    それは良かったですね。それではそろそろ2歳戦の展望を始めましょうか。まずは土曜新潟から。5Rは芝1800mの新馬戦です

  • O

    本命はエデルクローネ(牡・フィエールマン×コロナシオン)。普通に好調教。フィエールマン産駒はまだ3着以内がないけど、Yくん期待の新種牡馬。ノーザンファーム生産のフィエールマン産駒はこれが初陣だから、お手並み拝見

  • I

    エデルクローネに注目するのはわかりますが、やはり自身の成績からもフィエールマン産駒は2歳秋~3歳にかけて良くなってくると思っています。ということで、ここは新馬向き&初戦向きのリオンディーズ産駒ゴットランド(牡・リオンディーズ×ヴィスビー)を本命視しました

  • A

    初戦向きということならヴォンフレ(牝・ブラックタイド×ショウリノウタゲ)も。陣営の『使いつつ…』というコメントは気になるけど、この父ならとりあえず新馬は買っとけって感じで

  • I

    続いて6Rは芝1400mの新馬戦です

  • O

    本命はミズイロホルトゥス(牝・サートゥルナーリア×ペブルガーデン)。サートゥルナーリア産駒は直線が短いコースでの牝馬が最も安定している

  • I

    ここは大混戦の様相なので、一発狙って本命はラトルシェ(牝・ミッキーアイル×レーヴドフィユ)。若干緩さが残りますが、動きは十分水準級。この相手ならって感じです

  • A

    調教の動きだけならセナマリン(牝・デクラレーションオブウォー×ユアスイスイ)だと思うけど、若干のダート臭もするんだよなあ。どうせ人気にはなると思うし、ここは無理してまで買うことはないかな

  • I

    続いて中京いきます。5Rは芝1200mの新馬戦

  • O

    本命はハイファイスピード(牝・ビッグアーサー×デグラーティア)。根拠は1200mのビッグアーサー

  • I

    僕はナムラピノコ(牝・ディープブリランテ×ナムラチヨガミ)を本命にしました。ディープブリランテ産駒は短距離でスピードを生かす形がベスト。ここは減量も効くでしょう

  • A

    俺もナムラピノコ。『短距離でスピードを生かす形がベスト』とは思わないけど、とりあえずディープブリランテ産駒の鉄砲(初戦)はノータイムで買う。先週のランスオブサウンド(8番人気3着)がその典型

  • I

    次は札幌。5Rは芝1500mの新馬戦です

  • O

    本命はサードウインド(牝・Dandy Man×ヴァルドブラムヘン)。父も父の父(Mozart)も「1400mでもギリギリ」というイメージだから1500mは長いんじゃないかと思うけど、新馬なら何とかなるんじゃないかな

  • I

    僕はクリノメイ(牝・オルフェーヴル×クリノエリザベス)を本命にしました。乗り込み十分で力を出せる仕上がり。少頭数とはいえ、この枠もプラスに出るでしょう

  • A

    俺はルパヴィヨン(牝・イスラボニータ×オーレリアズベル)を本命にした。気の強い感じが初戦向き。そんなわけだから少頭数もいいでしょう

  • I

    それでは日曜いきます。まずは新潟。5Rは芝1600mの新馬戦です

  • O

    本命はマイネルチケット(牡・ダノンバラード×エントリーチケット)。根拠は関西馬。あと新潟のダノンバラード

  • I

    素直に考えればマスカレードボール(牡・ドゥラメンテ×マスクオフ)でいいでしょう。追い切りで見せる前進気勢の強さは好印象。単純な能力も抜けています

  • A

    もともとアーモンドアイの仔(アロンズロッド)がスタンバイしてたレースだからね。まあメンバーを考えてもマスカレードボールで仕方なしって感じもするわ

  • I

    続いて中京。5Rは芝2000mの新馬戦

  • O

    本命はカムニャック(牝・ブラックタイド×ダンスアミーガ)。血統といいオーナーといい厩舎といい、いかにも初戦駆けしそう

  • I

    これは異論なし。根拠も異論なし

  • A

    異論なし。でも、これは痛恨。ダンスアミーガの仔は毎年チェックしてて、実際にリストアップもしてるんだけど、この馬に関しては『金子オーナーの所有馬が多すぎる』(ドラ1、2が金子オーナー)という理由で泣く泣くグッバイしてしまった馬。とても走りそうなだけに心中複雑

  • I

    そういうカッコつけをするからいつまでも勝ち組になれないんですよ。取りたい馬は四の五の言わずに取っちゃえばいいんです

  • A

    まあね。それでもやっぱり同厩舎、同馬主、同種牡馬は2までを守りたい。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるってのはクソカッコ悪い

  • O

    ウチの6頭なんて父、厩舎、生産牧場、すべて違うからね。馬主だけサンデーレーシングが2頭になっちゃったけど

  • I

    はいはい。最後は札幌。5Rは芝1500mの新馬戦です

  • O

    本命はブルーユンチェリー(牝・フィエールマン×エキドナ)。デビュー前の2歳馬が函館ウッドでこのぐらい動いていれば、だいたい大丈夫

  • I

    僕の本命はアースグレーザー(牡・サングレーザー×ミステリューズ)です。父サングレーザーは2018年の札幌記念勝ち馬。洋芝適性はかなりありそう

  • A

    俺はパブリックビーナス(牝・エピファネイア×ヴィニー)を本命にした。上(ブラーヴイストワル)も昨年リストアップしていた。ヴィニーからはいつか大物が誕生すると信じている

  • I

    あとは8Rにコスモス賞がありますね。芝1800m

  • O

    本命はジェットマグナム。福島デビューというだけで舐められるなら、いい配当になりそう

  • I

    ここはアスクシュタインでしょう。まだ緩さがあり、伸びしろが大きい中での完勝。上積みは相当でここはメンバーにも恵まれました。連勝濃厚です

  • A

    あとゴーゴータカシね。ここはその3頭以外が来たらゴメンナサイって感じで

  • I

    展望は以上ですね。それでは本日の放談はこの辺でお開きとします。読者の皆さん、また来週~

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    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    放談O

    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    放談T

    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    放談Y

    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。