生誕祭パンデミック
最終更新日: 2025/02/14-
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社内を見渡すと右も左もマスクしている人間ばっかりなんですが…
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先日行われた俺の生誕祭にうちのトップが参加してくれたんだけど、どうやらインド産のインフルエンザウイルスを持った状態で参加したらしくてね。それ以降、次々と社内で体調不良者が出ている(笑)。多分、その影響でしょ
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……全然笑いごとじゃないでしょ
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A
いや、しかし人間って面白いよね。例えば放談Tさんなんかは持病に関する病院には足繁く通ってるのに、39度の発熱があってもなぜかそっちの病院には行こうとしない。MCのSさんは『鼻に挿すアレが嫌だから検査しない。だから私はインフルエンザじゃない』とか子供みたいな事言ってるし。逆にトップなんかはちょっと悪寒がして微熱が出たらすぐに病院に行ったりして。色んな人間がいて実に面白い
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I
あなたも人間ですけどね…って、そもそもAさんは大丈夫なんですか?
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A
うん。だって生誕祭当日の主役は俺だったし
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I
……ちょっと何言ってるのかわからないので、そろそろ放談本編を始めたいと思います。もう時期も時期なので先週出走した放談関連馬には触れなくていいですか?
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A
いいんじゃないの。どうしても触れたければ勝手に喋る感じにすれば
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待て待て、マイネルジーニアスをスルーするとは、貴様らそれでも人間か?
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I
マイネルジーニアス…日曜東京の未勝利戦(ダート2100m)で6番人気8着でしたね。それが何か?
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777にリーチがかかっている状況での8着だぞ? 中継映像だと画面から消えた辺りでは前とも後ろとも差がある7番手だったのに差されて8着だぞ? 信頼度激高のスーパーリーチが外れたようなもんじゃん
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I
あーそーですか。それでは3歳戦の展望を始めましょうか。まずは土曜東京から。2Rはダート1400mの新馬戦です
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メモリアカフェ(牝・ナダル×ルミエールカフェ)。根拠はナダル。ナダル産駒の牝馬は短距離向きが多い
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I
僕は関西馬ウイントワイライト(牝・レイデオロ×ダイワベスパー)に期待します。前向きさがあるレイデオロ産駒。良化途上の感はありますが調教はボチボチ。この時期の新馬戦だけにそれでも態勢上位と判断しました
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俺はフクチャンヒメ(牝・ドレフォン×プランタンビジュー)。いつも強気な加藤征調教師が今回も強気。『勝ち負けを期待』ならこちらもそれを期待する
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I
続いて11RはクイーンC。放談Yくんのドラ4マディソンガールが出走します
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何だか分からないけどYくんは『飛ぶ未来しか見えません』って言ってたぞ?
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I
Yくんもいよいよ引っ張り、乙。の仲間入りですか。嘆かわしいですね…
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ダノンセンチュリーの新馬勝ちで絶頂モードに入ったかと思ったら、ダノンフェアレディのアレでドン底。ほんとジェットコースターみたいな奴だよ
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I
はいはい。ところで本命は?
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ロートホルン。前走のタイムとラップが優秀。勝ち馬評価ではCにしたけど、他が大したことないからね。マディソンガールはキャリア1戦そのものが不安だし
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クイーンCはオークスやNHKマイルCに繋がる傾向がありますからね。ここは桜花賞よりもそれらのレースを勝ちそうな馬を狙えばいいのです。つまり…
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A
ならスライビングロードじゃん。母ダイワエルシエーロはクイーンCを勝ってオークスも勝った。まずはクイーンCの母子制覇に期待だね
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I
いや、コートアリシアンでしょう。前走(阪神JF6着)は出負けが全て。圧勝した新馬戦の舞台、かつ2着惜敗の新潟2歳Sと同じ左回りのマイル。この舞台なら巻き返しは必至でしょう。順調ならNHKマイルCでも…の期待
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A
コートアリシアンは対抗。NHKマイルCでどうかは知らんが、左回りのマイルは確かに◎だ
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I
次は京都。まずは5Rのダート1200mの新馬戦
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ヨリナスウィート(牝・ヨリナスウィート×サンチャゴボラーレ)。根拠はシニスターミニスター。シニスターミニスターにしては調教で動きすぎているのが逆に気になるけど
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僕はペプチドヒスイ(牝・ナダル×ペプチドルビー)を本命にしました。半兄ペプチドヤマトはダート短距離で4勝を挙げる活躍。スピードは確かな一族で、この馬も同じような条件が主戦場になりそう
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A
俺はチカクール(牝・Dubawi×Sans Equivoque)。あんまりDubawi産駒をダートで買いたくないけど、全10勝中8勝がダート1200m。2頭の馬(モルジアナ、ティップトップ)で7勝だからあんまり価値は無いけど、この距離なら買えないことはない
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I
続いて9Rはこぶし賞。芝1600mです
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消去法でアイサンサンだけど、馬券を買う気にはなれない
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僕はブーディガ。京都内回りはいいですね。中1週で体調はカギですが
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A
こういうレースは、新馬勝ち直後の馬を狙えば大体2着には来てくれるのよ。そんなわけでマテンロウバローズ。こちらも中1週+テンションはカギだけど
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土曜最後は小倉。9Rはあすなろ賞がありますね。芝2000mです
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タイセイリコルドの前走はアノ京成杯で超ハイペース先行。3秒以上負けていても仕方ないし、ゴールドシップ産駒だから小倉に変わるのも大きなプラス
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I
誠に遺憾ながらこれは異論なし。今年の京成杯は誰かさんのせいでぶっ壊れたペースになりましたからね。あそこでの着順はあんまり気にしなくても良さそう。巻き返しに期待
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A
ミニトランザットも京成杯3着だったけど、先週のきさらぎ賞では凡走。要するにそういうことなんだよね。上位を超絶評価するのは危険だし、京成杯不発組を今後軽視するのも危険。要するに俺のパーティハーンや、Oさんのキングノジョーもま…
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I
それでは日曜いきましょう。東京には重賞があるので、先に京都いきます。1Rの未勝利戦(ダート1900m)にAさんのドラ2スピントロニクスが出走しますが…
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A
全兄ウィープディライトは芝2200m以上の距離で【3.0.1.0】。この条件を使った時に狙いましょう。今回はわからん。頑張ってほしいけど
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I
続いて2Rはダート1800mの新馬戦です
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ショウナンサエッタ(牡・オルフェーヴル×ショウナンマオ)。初戦駆けタイプかどうか分からないけど、ダート1800mの新馬を走れる追い切りはしている
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僕はヤノマスティーロ(牡・ロードカナロア×スペシャルグルーヴ)を本命にしました。言わずと知れたクズなし牝系ですね。デビューは遅れましたが、調教では水準以上の動きを見せています。この相手なら
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A
動きはクレスコドルフィン(牡・クレスコグランド×ミヤビペルラ)かな。今週は格上古馬相手に優勢の動き。血統地味でもチャンス十分
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続いて6Rの未勝利戦(芝1600m)には放談Yくんのドラ2ミッキージュエリーが出走します
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Yくんは『確勝級です。オールザレイジの(枠順確定前)取消でオッズが下がるのが残念』って言ってた。マディソンガールについて悲観的なYくんと同一人物とは思えないね
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I
小倉には何もないので、ラストの東京いきます。まずは3R。ダート1600mの新馬戦です
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エイミームーン(牝・ポアゾンブラック×ジョジョニー)。芝向きっぽい馬も多い組み合わせでポアゾンブラック×ゴールドアリュールは光り輝いている
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僕はフランコジャポネ(牝・ドゥラメンテ×エライヤ)。豊富な乗り込み量はこの中に入れば目立ちます。パワー魅力でダートも○
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A
俺はイスラコラソン(牝・イスラボニータ×ハートシェイプト)。これは単純に動きが目立つ。血統のわりに気性も悪い感じはしない
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そして11Rは大注目の共同通信杯。僕のドラ3ネブラディスクが出走します
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本命はリトルジャイアンツ。左回りなら余裕のよっちゃんで差し切れるでしょう
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I
聞いてました? 僕のドラ3ネブラディスクが出走するんですよ?
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O
晩成血統らしく新馬戦では前肢が伸びず竹馬みたいなフットワーク。どこまで成長しているのか楽しみではあるけど、まだ早いでしょ
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A
そうなんだよね。将来性は抜けて一番だと思うから、ここを勝って大物誕生の期待もしてるけど、さすがにちょっとまだ時期尚早かなって感じもする
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I
はいはい。では本命は?
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A
本命は新馬圧勝時の騎手に戻るレッドキングリー。以下、左回りで爆発するリトルジャイアンツが対抗。未完の大器ネブラディスクが▲かな。他はあんまり。正直言って俺には強さが全くわからない。ワンモアスマイルとかはいかにも4、5着とかにきそうだけど
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I
展望は以上ですね。最後に何かありますか?
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A
今日はバレンタインデーなんでね。さっさと帰宅しましょう
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放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。
社内POG指名馬
- ランブルスコ
- スカイドリーマー
- クカイリモク
- ダノンファンスター
- ゴンファロニエーレ
- ショウナンマルチ
- 母Nightlife Baby
- アウェイクネス
- サトノグロリア
- ラパンドール
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放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。
社内POG指名馬
- アローメタル
- ディバインウインド
- イベントホライゾン
- インタノン
- サトノワーグナー
- スワーヴマルス
- ジュナベーラ
- レッドレグルス
- ヘイジュード
- シェーロドラート
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放談O
昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。
社内POG指名馬
- ブラックオリンピア
- ハムタン
- ディースカウ
- オルフセン
- アメリカンジゴロ
- ウイントッペン
- ブレナヴォン
- サトノワーグナー
- ダノンオブアイデア
- イナズマダイモン
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放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。
社内POG指名馬
- アウダーシア
- ショウナンガルフ
- ディバインウインド
- セルレーヴ
- アンドゥーリル
- ミスティックレイン
- ロードラヴォール
- シックスリング
- クワイエットアイ
- ギャラボーグ
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放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。
社内POG指名馬
- ボンボンベイビー
- フィロステファニ
- オルフセン
- ビーチェマーレ
- リアライズステラ
- サトノフレア
- スタートレイン
- フルムーン
- インゴッズハンズ
- スクランプシャス
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放談Y
メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。
社内POG指名馬
- ダノンヒストリー
- コニーアイランド
- ストロベリームーン
- ジャスティンカレラ
- リン
- エリカビアリッツ
- ドンテスタマスター
- ラッキーバック
- ページターナー
- ディヴァインボンド