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POG放談

POG Commentary

銀歯が取れた

最終更新日: 2025/02/21
  • A

    冒頭からアレなんだけど、今年の放談メンバーに対する神の嫌がらせは例年以上に悪質だよね

  • I

    どういうことでしょうか?

  • A

    Yくんはダノンフェアレディ→マディソンガールと連続で1番人気を飛ばしてるし、京成杯では先輩のガルダイアがマカ不思議な参戦してきて、結果的にそのせいでレースが壊れて1、2番人気だったOさんのキングノジョーと俺のパーティハーンが飛んだ。で、そのガルダイアにいたってはシンガリ負け

  • I

    そんなのいつも通りのピエロスタイルじゃないですか(笑)

  • A

    いや、百歩譲ってそれはいいとしてもさ、今年に関しては『〇〇ってぶっちゃけ強くないよね』って放談開始前の楽屋で内緒話した馬に限って活躍している。しかも、こちらをギャフンと言わせる内容で勝ったならこっちも改心するけど、重賞とか勝っても『うん。やっぱり全然強くないよね』って。そんなのばっか。何なの、これ?

  • I

    あなた達の見る目がない、これに尽きると思いますが…

  • A

    ……まあいいや、さっさと3歳戦の展望を始めましょう

  • I

    わかりました。まずは土曜の東京からいきますね。4Rはダート1600mの新馬戦です

  • O

    レッドエウロス(セ・ルヴァンスレーヴ×レッドパラス)。デビュー前に去勢という放談応援案件。そしてみんな大好き田中博康厩舎

  • I

    これは異論なしです。根拠はともかく、単純にここでは調教の動きが抜けています

  • A

    血統的にもね。母父クロフネ=フレンチデピュティ=Deputy Minister。この条件は◎

  • I

    続いて9Rはフリージア賞。芝2000mですが、Tさんのドラ4ヴァルキリーバースが出走します

  • O

    トリプルコーク(牡・キタサンブラック×トゥーピー)。Yくんが『兄姉に重賞勝ち馬(サトノラーゼン、サトノクロニクル)がいるキタサンブラック産駒は間違いない。これが私のY理論』って言ってた

  • I

    Y理論に関してはよくわかりませんが、僕もここはトリプルコークでいいと思います。兄姉堅実。新馬快勝後も好調キープです

  • A

    先週のマテンロウバローズと一緒よ。こういうレースは1戦1勝馬を買えば大体2着には来てくれる

  • I

    続いて京都。4Rはダート1400mの新馬戦です

  • O

    トーセンアーロン(牡・Highland Reel×ウィッシングタイム)。Galileo2×3という恐ろしい配合。ダート1400m向きかどうかシランケド乗ってみる

  • I

    僕はアクアマリーナ(牝・シニスターミニスター×コーラルビュー)を本命にしました。全姉コーラルツッキーは19年のエーデルワイス賞勝ち馬で、他にもロジータ記念やノースクイーンC、ビューチフルドリーマーカップなどでも上位争いをしていました

  • A

    すいません、聞き慣れない横文字ばっかでよくわかんないですけど。うる★やつら?

  • I

    はいはい。直前の追い切りでは古馬相手に遅れてしまいましたが、動きそのものは上々です。初戦から

  • A

    古馬相手に優勢の動きを見せたのがハイラブソング(牝・ホッコータルマエ×オウルインザダスク)。母父ゴールドアリュールの血が手伝えば

  • I

    5Rの未勝利戦(芝2400m)にはYくんのドラ3ヴァリディシームスが出走します

  • O

    Yくんは自信アリっぽかったな。Yくんってああ見えてテキトーが服着てるような人間だからアテにならないけど、先週はマディソンガール×、ミッキージュエリー○って正確にジャッジしてたからね

  • I

    9Rはつばき賞。芝1800mです

  • O

    しぶしぶというか消去法でパラディレーヌだけど、こんなグリグリで大丈夫なの?

  • I

    これは異論なしです。根拠もほぼ同じ

  • A

    異論なし。パス寄りだけど

  • I

    小倉には何もなさそうなので日曜いきましょう。まずは東京から。3Rはダート1400mの新馬戦です

  • O

    ヴィーナスゼファー(牝・Justify×ミシカルミッション)よくわからん組み合わせのダート1400mなので、とりあえず持込で

  • I

    ここはストラスモアローズ(牝・キズナ×レジーナドーロ)を本命にしました。調教ひと息ですが、他も同じような組み合わせ。重賞出走馬(シュトルーヴェ)と併せたように質の高い追い切りはできています

  • A

    キズナと堀厩舎ってあんまりイメージないけど、この馬が2頭目になるのかな。初めてのキズナ産駒は現4歳のエリカサファイア。間もなくオープン入りするであろう素質馬ね。だからなんだって話だけど、俺もプロフィールやバックボーン的にストラスモアローズを本命にした

  • I

    続いて9RはヒヤシンスS。ダート1600mです

  • O

    ルクソールカフェ。スタート直後の芝でダッシュがつかない危険性はあるけど、この頭数なら途中から上がっていけば問題ないはず

  • I

    僕はドラゴンから。前走が圧巻のひと言。芝スタートも全然無問題。他馬が苦にするならむしろ大きなプラス

  • A

    俺もルクソールカフェで。4分のデキとはいえ、俺のチムニートップスに1秒6差つけられるならオープンぐらいは楽に勝てるはず

  • I

    続いて京都。まずは4R。ダート1800mの新馬戦です

  • O

    ワカミヤプリンス(牡・エスポワールシチー×ヤサシイキモチ)。エスポワールシチー産駒はダートの新馬戦で勝率13%、連対率20%、単勝回収率も複勝回収率も余裕の100%超え

  • I

    異論なし。エスポワールシチーの初戦駆けはアチチ

  • A

    あとはワクシングムーン(牡・アドマイヤムーン×ホーカマー)かな。距離が微妙かなって思ったけど、このメンバーなら勝ち負けも期待できる

  • I

    5Rの未勝利戦(芝1800m)も注目でしょうか。Oさんのドラ5レベルスルールが出走します

  • O

    当初は来週の阪神1600mの予定だったじゃん

  • I

    そうなんですか

  • O

    でも予定が1週繰り上がって、水曜に想定見ながらYくんとアレコレ話してたのよ

  • I

    それで?

  • O

    そしたら『確勝級ですね』とか言うから相変わらずテキトーだな…って思ってたら木曜出馬後、急に『えっ? レベルスルールって来週じゃなかったんですか?』。おまけに『けっこう相手がそろってますね』だって。テキトーにも程があんだろ

  • I

    あーそーですか。ところでレベルスルールは?

  • O

    このメンバーだと本命にはしにくいし、距離延長もどうかと思うけど、勝てる能力はあると思うから期待している

  • I

    そして10RがマーガレットS。芝1200mです

  • O

    1200mならフードマン。Kingman産駒は高望みせず1200mに使っていれば信頼度が高い

  • I

    ここは地味に好メンバーで難解なレースですね。実績上位のポッドベイダーを本命にしましたが、自信はありません

  • A

    サウスバンクに頑張ってほしいな。グレーターロンドンがデビューから無傷の3連勝とかワクテカモノだよね

  • I

    小倉には何もないので、展望は以上でしょうね。最後に何か言い残したことはありますか?

  • A

    2歳馬動画を始めました。第一弾は需要があるかどうかわからないセレクトセール高額馬についてです。3連休の空き時間にご視聴いただ…がふっ!

  • I

    ん? どうしたんですか?

  • A

    ごめん。銀歯が取れた。話の途中だけど帰るわ

  • I

    ………

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    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    放談O

    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    放談T

    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    放談Y

    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。