そのサムさ、南極レベル
最終更新日: 2021/06/18-
I
Tさんのドラ1リアグラシアに続いて、先週は直属の先輩のドラ3トゥードジボンが3着(4番人気)に敗れました。やはり放談メンバーの速攻系は信頼度に欠けますね
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A
でも改めて調べてみるとOさんの指名馬だけは頑張ってるんだよね。その後の成績はアレだけど、トーセンパワフルやジャミールフエルテは世代初っ端の新馬戦を勝ったし、ロゴタイプやエーシントップなんかも6月に新馬勝ちしてるし
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O
ドラフト時点でデビュー時期が具体的に分かっている馬は避ける傾向があるし、それでもあえて行く場合はそれなりのアレがあるってことよ
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I
あーそーですか
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A
まあ“12月デビュー最強説”を唱えている我々には無縁の話だ。さっさと放談本編を始めようか
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I
ですね。それでは今週も指名馬紹介から始めたいと思います
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A
今週はOさんの指名馬紹介だね
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I
はい。それではOさん張り切ってお願いします
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O
今年はガチ枠3頭、コレクション枠2頭、パワハラ枠1頭の6頭です。よろしくお願いします
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I
よく分かりませんが、まずは1位ですね。尾関厩舎のレッドアヴァンティ(牡・ドゥラメンテ×サウンタ)です
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O
ベストグッドルッキングホース=1位指名はアンティシペイトと同じ。激アツだろ?
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I
と、ホザいてますけど、Aさんはどうですか?
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A
激アツかどうかはわからないけど、推奨したベストグッドルッキングホースを指名する、しかも1位でって心意気は評価したいね
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I
Oさんのことじゃなく、馬の話を聞いてるのですが…
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O
スピードがありそうな見た目だし、ドゥラメンテ産駒は母系にスピード血統を入れるのが近道だけど、それにも合致してるからね。もうすぐ本州移動だし、福島か新潟でデビューじゃないかな
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A
概ね同意見かな。Oさんがベストグッドルッキングホースに挙げただけあって馬は良い。だけど、ちょっと間違えるとダートの1200~1400m辺りでウロチョロしそうな感じもする
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I
続いて2位が堀厩舎のヒシアラカン(牡・エピファネイア×アソルータ)
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O
エピファネイア産駒でサンデーサイレンス4×3、Sadler's Wells4×4はだいたい走るパターン。見た目も俺好みの派手な栗毛だし、非常に楽しみ。すでに入厩してるよ
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I
と、ホザいてますけど、Aさんはどうですか?
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A
今週Iのドラ1と併せ馬をやってたね。エピファネイア産駒に興味は無いから、馬に関しては正直よくわからん
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I
3位は松永幹厩舎のマテンロウスカイ(牡・モーリス×レッドラヴィータ)
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O
今世代ではほぼ唯一の牡馬のモーリス×スペシャルウィーク。とりあえず取るしかないでしょう。各種POG本に載っていないのは移動が早かったからで、4月にすでにゲート試験は合格している
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I
と、ホザいてますけど、Aさんはどうですか?
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A
レッドラヴィータって意外と繁殖能力が高いと思ってたんだけど、1つ上の半姉があんまり走ってないからなあ
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I
……Aさん、それ僕の指名馬ベストシンガーです
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A
あ、そうか。ゴメンゴメン
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I
……4位は池江厩舎のロマンドブリエ(牡・モーリス×レーヌドブリエ)
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O
牝馬クロスフェチには見逃せないメジロボサツの5×5。それだけのコレクション枠
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I
と、ホザいてますけど、Aさんはどうですか?
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A
俺の田舎にこんな名前のラブ●テルがあったような気がする
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I
……5位は中内田厩舎のHonorinaの2019(牡・Frankel×Honorina)
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O
Urban Seaの3×3が日本にも来たから入れたっていうコレクション枠ね。ちなみに全兄COUNSELはイギリスで3戦0勝。その兄と見た目は似ているし、たぶん日本の芝では厳しいな
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I
と、ホザいてますけど、Aさんはどうですか?
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A
去年俺は母父Rainbow Questをコレクション枠で指名したらひどい目に遭ったんだよ。コレクションする奴は嫌いじゃないけど、あくまでもコレクションはコレクションとして愛でるべき。下手に期待しちゃダメ
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I
最後6位は音無厩舎のマカンマカン(牡・ブラックタイド×ヴァンフレーシュ)。元指名馬アルムブラストの弟ですね
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O
ソンナノカンケーネー
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I
そしてブラックタイド×サクラバクシンオーのキタサンブラック配合ですね
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O
それも関係ない。馬名だけで強制的に取らされた。ひどいパワハラだよ
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I
趣味はセクハラ、特技はパワハラとまで言われたあなたがパワハラを受けるとは…
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O
恐ろしい会社だろ?
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I
と、ホザいてますけど、Aさんはどうですか?
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A
推奨したのは他でもない俺と直属の先輩なんだけどね(笑)。まあ俺も責任取って6位で同じブラックタイド産駒を指名したし、先輩の6位なんて日刊競馬POG2021-2022でミーハー値1だし。3人揃って仲良くしましょうよって感じで
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I
ちなみに何でマカンマカンをOさんに指名したんですか?
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A
え? だって前に『3度のメシよりマカが好き』って言ってたから
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O
言ってねえよ!!
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I
それでは続いて2歳戦の展望を始めましょうか。まずは東京から。5Rの芝1600mの新馬戦は注目ですね。Tさんのドラ2アライバル(牡・ハービンジャー×クルミナル)とAさんの守る者のドラ2フェニックスループ(牡・キングカメハメハ×マルセリーナ)が対決します
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O
本命はプルパレイ(牡・イスラボニータ×マイジェン)。抜群の好調教
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A
俺もプルパレイかな。CWでも坂路でもこんだけ動いてるならさすがにヒドイことにはならないでしょう。ってか関東の新馬戦なら普通に最有力
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I
2人とも僕の話を聞いてました? 特にAさん、A家のドラ2が出走するんですよ
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A
フェニックスループは▲。全兄のヒートオンビート見ればわかるけど、これは確実に晩成寄りでしょう。直前は結構いい動きしてたけど、さすがに2歳6月から能力全開ってわけにはいかないよ
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I
ではTさんのアライバルは?
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O
対抗かな。一応ノーザンファームだし
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A
ハービンジャーマイスターのIなら知ってると思うけど、東京マイルのハービンジャーなんて激サムでしょ。先週の1800m使ってれば良かったのに
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I
当然知っています。加えてTさんのドラ2となれば、そのサムさは南極レベルと言ってもいいでしょう
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T
あ?
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I
??? しかし、それでも僕はアライバルを本命にしました。『現2歳世代はハービンジャーの当たり年』と最初に世間に広めた者として責任は取ります。残念ながらこのアライバルはその中でも真打ち中の真打ちなんです
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A
いや、それなら自分で指名しろよって話だけど
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I
良くも悪くも前向きさがギンギンな馬なので、強いて課題を挙げるなら折り合いということになりますね。そこさえクリアすればTさんの指名馬だろうが東京マイルだろうが何も問題ないかと思います
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A
ブツブツ言ってるけど、結局は“母(クルミナル)のリアルオーナーだった”ってことを言いたいだけでしょ?
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I
はいはい。続いて阪神いきましょうか。5Rはダート1200mの新馬戦です
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O
レオインテンシブ(牡・メイショウボーラー×カレンステイシー)かなあ。初戦駆けタイプではあるだろうから
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I
僕はシュガーコルト(牡・ヘニーヒューズ×フェミニンガール)を本命にしました。意欲的に追われていて好感の持てる調整ですね。全姉マニクールはダート1200mで2勝。この条件はピッタリ
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A
俺はフェズカズマ(牡・ドレフォン×シナジーウィスパー)。人気だろうけど先週の栗東坂路の動きは◎だった
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I
土曜最後は札幌です。5Rは芝1200mの新馬戦
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O
本命はワンエルメス(牝・ディーマジェスティ×サツマガイア)。根拠は驚異の函館ウッド66秒台
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I
これは異論なしです。父のディーマジェスティはパワー兼備のディープインパクト産駒。洋芝は歓迎で、何より新馬戦で斤量50キロはチートです
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A
俺はニシノタマユラ(牡・リーチザクラウン×ニシノステディー)。願わくば新潟芝1400mでデビューして欲しかったけど、この条件ならまずまずでしょう。美浦でも十分動いてて、こっち(札幌)でも上々の動き。父リーチザクラウンで初戦から
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I
続いて6Rはダート1000mの新馬戦
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O
アーリーレッグ(牡・マジェスティックウォリアー×ピッチシフター)はダッシュ力がありそうでダート1000mはピッタリとみた
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I
僕はニシノフウジン(牡・メイショウボーラー×ニシノマメフク)を本命にしました。初戦向きの前向きな気性。悪い方に出なければ
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A
ここは俺もOさんと同じでアーリーレッグ。スタート決めれば多分勝てる
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I
それでは日曜いきますね。まずは東京から。5Rは芝1400mの新馬戦ですが、Tさんのドラ4イモータルフェイム(牝・ロードカナロア×フォーエバーモア)出走します
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A
ん? Tさんは2歳世代3頭目の出走か?
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I
そうですね。リアグラシア、アライバル、そしてこのイモータルフェイムが3頭目です
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A
まあ社内POGでもTさんはダービールールだから戦略としては間違ってないか
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I
それにしても死に急いでいる感じがしますけどね
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A
いや、そこはせめて生き急いでいると言ってやれよ
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O
ただの早●だろ?
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T
違う。俺は遅●だ。正直ちょっと悩んでいる
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I
??? まあよくわかりませんけど、僕はロジスピード(牝・キングカメハメハ×スピードリッパー)を本命にしました。兄姉堅実。やや距離不足の印象はありますが、強敵不在のこの組み合わせなら
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O
エトワールジェンヌ(牝・ブラックタイド×ピュアシンフォニー)かな。根拠は初戦駆けブラックタイド
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A
俺もエトワールジェンヌで異論なし。これは普通に馬券も買う
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I
続いて阪神いきましょう。5Rは芝1600mの新馬戦です
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A
ああ、ここはダノンスコーピオン(牡・ロードカナロア×レキシールー)に注目だよ。結果的にストレート指名でご縁は無かったけどリスト7位に書いた馬。放談A×ロードカナロア産駒=サイクロトロンでオープン馬率100%。激アツフラグビンビン
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I
激アツフラグビンビンかはわかりませんが、僕も本命ダノンスコーピオンで異論はありません。実を言うと、僕もリスト7位に書いた馬です
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A
おお、K大魂だ
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O
本命はルージュラテール(牝・ハーツクライ×レッドメデューサ)。矢作厩舎の早期デビューで調教動いていればだいたい大丈夫
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I
最後は日曜札幌。5Rは芝1200mの新馬戦です
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O
本命はエーティーマクフィ(牡・マクフィ×テンシンランマン)。根拠は函館ウッド68秒台
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I
僕はジョーブリッランテ(牡・ジョーカプチーノ×ジョーアラマート)から勝負します。ここは混戦模様で仕上がりと適性を重視しました
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A
俺はアポロリヤム(牡・キンシャサノキセキ×アポロジャスミン)。直前が芝追いなのは残念だったけど、とりあえずここを逃げ切れるほどのスピードは十分にある
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I
展望は以上ですね。最後に何か告知はありますか?
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A
日刊競馬POG2020-2021の賞品発送をそろそろ始めます。到着までもう少しだけお待ちください
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放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。『放談A史上最強のラインナップ』(本人談)と豪語した昨期はミスタージーティー、アウェイキングの2頭がオープン入り。物足りなさは残るが、覚醒後は毎年複数のオープン馬を誕生させているのも事実。今期はマル外(持ち込み)3頭指名の一発狙ったラインナップだが、『全然問題なし。今年も普通に勝てる』とまた豪語。
社内POG指名馬
- パーティハーン
- スピントロニクス
- ヴィジョンメーカー
- ラッフルズドリーム
- マンオブノーブル
- チムニートップス
- ジャックオダモ
- アマキヒ
- Olive Groveの2022
- ヒス
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放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『相思相愛の関係』(本人談)としている金子オーナーの所有馬を3頭指名したが、ドラ1インビジブルセルフの新馬勝ちだけと見事に不発。ホウオウプロサンゲが皐月賞に出走したものの、全体的には低調なシーズンだった。懲りない漢は今期も金子馬を3頭指名。が、真に期待するのはドラ1ファイアンクランツ。『これさえいれば大丈夫』と本人は絶対的な自信を持っているが…。
社内POG指名馬
- ファイアンクランツ
- スワーヴゴダイヴァ
- ネブラディスク
- エオアリイ
- ウィラコチャ
- ジークファラオ
- リアライズカミオン
- バズアップビート
- ダンタリオン
- レズルレクティオ
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放談O
昨期は開幕週デビューのバスターコールを1位指名したがその後サッパリ。また、8年ぶりとなる牝馬の指名を敢行するもデビュー前に競走能力を喪失。唯一の見せ場はソンシの奮闘だけというネタにしようにもネタにしづらい1年だった。多種多様な種牡馬や厩舎をチョイスした今年は心機一転、12年ぶりの重賞制覇を目指したい。
社内POG指名馬
- アルハイルフォート
- グローサートラウム
- キングノジョー
- マイネルジーニアス
- レベルスルール
- ブリックスラテ
- ダノンアンチュラス
- ビーオンザカバー
- エルムラント
- カフジダージリン
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放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はドラ1ダノンエアズロックで10数年ぶりのダービーに出走。結果はともかく、とっても嬉しそうだったのが印象的だ。今期は言い訳ができないストレート指名を達成。ノーザンファーム生産馬が多いのはご愛嬌。また、あなたの笑顔を見たいから。
社内POG指名馬
- プリモシークエンス
- マジックサンズ
- レイニング
- ヴァルキリーバース
- ダノンミッション
- マジックローズ
- ラブリーリディア
- アドマイヤズーム
- アーバリアンジム
- レズルレクティオ
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放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1フォルラニーニが鮮烈な新馬デビューを飾るもその後はサッパリ。加えてドラ2の登録抹消などもあり、普通に見せ場のない負け組となってしまった。今期はドラ1エリキングを抽選負けし、ハズレ1位がミッキーアイル産駒+マル外3頭という先行き不安なラインナップ。彼の凶暴化は止まらない。
社内POG指名馬
- エリキング
- ソロモン
- ガルダイア
- チェンジオブハート
- イリフィ
- テーオーエルビス
- ヘヴンウィンド
- マージャング
- ヴェシレンキ
- ハッコウイチウ
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放談Y
勝ち組要員として昨年からPOG放談に参戦。一昨年(リバティアイランド&ドゥラエレーデ指名)ほどの見せ場はなかったが、クイーンズウォークでメンバー唯一の重賞勝ちを決めるなど、しっかりと存在感は示した。『今年のテーマはキズナ産駒+新種牡馬』と豪語。その宣言どおりにキズナ産駒を3頭+新種牡馬を2頭指名。そして相思相愛の中内田厩舎からは3頭をピックアップ。今年も勝って魅せます。
社内POG指名馬
- ダノンフェアレディ
- ミッキージュエリー
- ヴァリディシームス
- マディソンガール
- ダノンセンチュリー
- ダノンブランニュー
- ビッキーファースト
- Dalakaniaの2022
- ホウオウレイヴン
- ダノンジョーカー