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POG放談

POG Commentary

Dの初D

最終更新日: 2021/07/09
  • I

    ドラ5&ドラ6の2頭出しで今期初勝利を狙ったAさんですが、結果は残念ながらどちらも2着でした。まずはこちらの回顧からお願いします

  • A

    嫌です

  • I

    ……何を怒ってるのかわかりませんが、指名順的にも馬名的にも完全にネタ枠じゃないですか。それが新馬戦でどっちも2着なら上出来の部類でしょう

  • A

    失礼な奴だな。俺はPOGでネタに走ったことなど1度もない。全ての馬が全身全霊のガチンコ指名だ

  • I

    はいはい。じゃあまず日曜函館の新馬戦(芝1800m)に出走したブラックボイスの回顧からお願いします

  • A

    やる気のなさにオコ。皆まで言わすな

  • I

    ……では同日小倉の新馬戦(芝1800m)に出走したダノンピーカブーについては?

  • A

    空気の読めない馬が1頭いてオコ。皆まで言わすな

  • I

    ……Oさん、この人の代わりに軽く回顧してあげてくれませんか?

  • O

    ブラックボイスは試乗みたいなレース運びで脚余す。ダノンピーカブーは『勝つにはコレしかない』という良い逃げだったけど、勝ち馬が『はい、ごくろーさん』みたいな余裕の差し切り

  • I

    ……と、いうことですが、よろしいでしょうか?

  • A

    うむ。概ねそんな感じで怒り心頭なわけだ

  • I

    それでは今週も2歳戦の展望を始めましょうか。まずは福島から。5Rは芝1800mの新馬戦です

  • A

    あれ? I君のドラ1はどこ行った?

  • I

    コリエンテスですか? 馬場状態を考慮して今週の出走は見送りましたよ

  • O

    放談Iといえばチキンの中のチキン、キングオブチキンとまでいわれた男だからな。キングオブチキンのドラ1らしい逃亡だよ

  • I

    なんで僕の悪口になるんですか!!!

  • A

    でも本当にガッカリだな。ディープインパクト産駒にはどう見ても不向きな“道悪の福島”という悪条件で、これだけの評判馬が一体どんな走りを見せてくれるのだろうかとマジで楽しみにしてたんだけど

  • I

    気持ちはわかりますが、万が一パンクでもしちゃったら元も子もないので

  • A

    じゃあ例えばダービーが極悪不良馬場でも回避するの?

  • I

    ダービーはしませんよ。今回はあくまでも新馬戦ですから無理をしないってことです

  • A

    ……まあいいや。来週は期待してるからね。くれぐれも馬場の良い新潟まで待機するってことにならないように

  • I

    僕に言われても困るんですけどね

  • O

    で、本命はミユキアイラブユー(牡・ルーラーシップ×アンナヴァン)ね。ディープインパクト産駒様は繊細(笑)だからデビュー戦で道悪なんか走らせたら将来が危ういけど、この馬はたぶん道悪は合う

  • I

    遠回しにコリエンテスをディスらないでください

  • A

    Iは?

  • I

    僕はファディッシュ(牝・グランデッツァ×ソーシャライツ)を本命にしました。有力馬の回避でここは一転混戦ムード。中間は古馬相手の併せ馬で優勢の動きを見せており、本馬場での最終追い切りでは同格を圧倒しました

  • A

    『有力馬の回避』ってのはコリエンテスのことだよね?

  • I

    もちろん。他に何がいますか?

  • A

    ……俺はモンタナアゲート(牡・ダイワメジャー×カリスペル)ね。何を隠そう俺の指名リスト14位の馬。今年のダイワメジャー産駒の中では3本の指に入ると思う。ただ、いくらダイワメジャー産駒でももう少し体は引き締めたいところ

  • I

    続いて6Rいきます。芝1200mの新馬戦です

  • O

    ロージーグロウ(牝・アメリカンペイトリオット×アリュージョン)かな。根拠は他がアレ

  • I

    僕は短距離血統のアカザ(牝・ミッキーアイル×マイネハッピー)で穴狙い。5Rに続きここも混戦ムード。まだ時計は詰まってこないですが、距離適性と豊富な攻め量で勝負したいと思います

  • A

    俺はフミバレンタイン(牝・カレンブラックヒル×エラクレーア)かな。レベルの怪しいローカルの短距離新馬戦なら、とりあえずゲートが速くてスピードもあれば何とかなる。ここは小細工なしで行っちゃえば多分大丈夫

  • I

    続いて小倉。5Rは芝1200mの新馬戦です

  • O

    本命はビップシュプリーム(牝・サトノアラジン×シーカーマ)。普通に好調教

  • I

    ここはサイード(牡・キズナ×セレブラール)でしょう。短距離重賞を5勝したベルカントを筆頭に、兄姉には活躍馬が多数います。平坦の1200mなら一気の押し切りが可能

  • A

    俺もここはサイードかな

  • I

    土曜最後は函館です。5Rは芝1200mの新馬戦

  • O

    本命はローザロード(牝・ドレフォン×アドマイヤオウカ)。根拠は函館ウッド追い切り

  • I

    僕はテリオスリノ(牝・シルバーステート×リュウメイ)から勝負します。好調シルバーステート産駒。前向きな気性でフットワークも芝向き

  • A

    俺はイチローイチロー(牡・カレンブラックヒル×クリンゲルベルガー)。根拠はオリックスファンとしては無視できない馬名

  • I

    単純に馬主が泉“一郎”氏だからですけどね。JRAの馬名意味にも“馬主名より”と明記されています

  • A

    ……お前は本当につまらない奴だな

  • I

    はいはい。続いて日曜いきますね。まずは福島。5Rは芝2000mの新馬戦です

  • O

    サトノギベオン(牡・キズナ×フルボイス)はパワフルで道悪歓迎。能力も高い

  • I

    これはサトノギベオンで異論なしです。調教ではパワフルな動きを連発。まだ絞れそうな体つきですが、その分伸びシロもかなり。先々まで注目していきたい1頭

  • A

    俺はセイウンシデン(牡・リーチザクラウン×セイウンデライラ)で。初戦駆け血統リーチザクラウンが動いてるんだから無視するわけにはいかない

  • I

    続いて6Rは芝1200mの新馬戦です

  • O

    本命はメイプルレモン(牝・ドレフォン×メイプルチャンス)。ドレフォン×アドマイヤムーンならとりあえず初戦駆けタイプのはず

  • I

    僕はアラクレ(牝・アドマイヤマックス×シーギリヤガール)から。母は道営重賞2勝馬で、札幌のすずらん賞も勝っています。要するに芝にも対応可能。荒れた馬場も大歓迎でしょう

  • A

    まだアドマイヤマックス産駒がいたんだね。ちょっと感動した。俺もアラクレ本命で

  • I

    続いて小倉。5Rは芝1800mの新馬戦です

  • O

    本命はグランディア(牡・ハービンジャー×ディアデラノビア)、兄姉は新馬戦10戦8勝2着1回。全兄3頭はすべて勝っている初戦駆け血統

  • I

    本命も根拠も異論なしです。唯一の心残りは、僕がこの馬に出資できなかったこと。あの手この手を使いましたが、残念ながら抽選落ちしてしまいました

  • A

    俺も本命に異論はないけど、健全な読者もたくさんいるんだから『あの手この手を使って』とか言わないように

  • I

    はいはい。6Rは芝1200mの新馬戦です

  • O

    よくわからんけどテイエムスパーダ(牝・レッドスパーダ×トシザコジーン)。スピードはありそう

  • I

    僕はアンジーニョ(牝・ミッキーアイル×ポルケテスエーニョ)。スピードならこちら。今の小倉もピッタリ

  • A

    俺はパウダリースノー(牝・アメリカンペイトリオット×スキースクール)。適性はともかく、この中では将来性1番でしょう

  • I

    ラストは函館です

  • O

    1Rの未勝利戦(ダート1000m)はワンエルメスが勝負。調教セールでダートで好タイムを出しまくったディーマジェスティ産駒がいよいよダートに登場。今後『ディーマジェスティの初ダート』は花火が上がりまくるよ

  • I

    はいはい。続いて5Rは芝1800mの新馬戦ですが、Oさんのドラ2ヒシアラカン(牡・エピファネイア×アソルータ)が出走します

  • O

    本命はヒシアラカン。根拠は俺の指名馬

  • I

    僕の本命はレッドマグノリア(牡・ディーマジェスティ×レッドアマビリス)。ややダート馬臭もしますが、追って確かな反応を見せています。初戦から注目

  • A

    おいおい、『根拠は俺の指名馬』には突っ込んであげないの?

  • I

    はい。こういうのは付き合ったら負け。無視してナンボですから

  • A

    『付き合ったら負け』って何の勝負だよ(笑)

  • profile

    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    放談O

    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    放談T

    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    放談Y

    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。