セカンドシングル
最終更新日: 2021/07/23-
I
Aさん、大変です。先週の放談に関して読者からクレームが寄せられました
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A
俺がクレーム出したいぐらいだわ。家帰って改めて放談を読んでみたら、人のことを『田舎住まい』だの『上級国民のヒモ』だのボロクソ言いやがって。埼玉県在住の上級国民舐めんなよ、ゴルァ
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I
そんなことよりも先週の放談で大きなミスを犯してるんですよ。気付きませんか?
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A
ん? 俺の代わりに直属の先輩を召喚したのがそんなにダメだった?
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I
それは確かに全然ダメでしたが違います
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O
じゃあどうせ馬名間違いかなんかだろ? もう俺らも若くないんだからそのぐらいは大目に見てもらわないと
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I
函館2歳Sの展望を忘れてたんです!!
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A
……函館2歳Sの展望?
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O
……やってないな。確かに
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I
今世代初の重賞展望なのに揃いも揃ってスルーするとは大事件ですよ
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A
でもこれはIが悪いだろ。司会進行役なんだからちゃんと俺らに振ってくれないと
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O
だな。そもそも5頭立ての新馬戦でもまれるとかトンチンカンなこと言ってるからスルーしちゃうんだよ
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A
ええ。実際そのトンチンカンにツッコミを入れたら『はいはい。それでは日曜いきますね』って言ってますしね
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I
じゃあその時に言ってくださいよ!! ぶっちゃけあなた達だってあんまり興味ないからスルーしちゃったんでしょ!!
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A
……I君、興味ないは言い過ぎだぞ
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O
本音を言えば俺は興味な…
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I
とにかく!! 今後はこのような事がないようにお互い気をつけて放談していきましょう
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A
はいはい
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I
それでは放談本編を始めたいと思います。まずは先週出走した放談関連馬の回顧からいきましょう
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A
先週は俺が2頭でIが1頭の計3頭出走だね
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I
はい。まずは土曜函館の未勝利戦(芝1800m)に出走したAさんのドラ6ブラックボイスですね。こちらは単勝1.3倍の圧倒的1番人気に応えて見事初勝利となりました
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A
『邪魔されなければ勝てます』って感じで終始外々の競馬。良くも悪くもかなり無駄があったレースだから着差以上に強い内容だね。単純にここでは力が違いすぎた
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I
これで次は札幌2歳Sかと思いきや、どうやら秋の東京まで待機するみたいですね。Aさんのグランデッツァ化計画(未勝利圧勝→札幌2歳S制覇)は早くも夢で終わりそうです
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A
いや、大賛成だよ。あのレースぶりだと真価発揮は東京コースだね。むしろ札幌2歳Sは危ない。要するにブラックボイスはグランデッツァじゃなくてソウルスターリングだったってこと
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I
よくわかりませんが、続いて日曜小倉の未勝利戦(芝1800m)に出走したAさんのドラ5ダノンピーカブー。こちらは3番人気で4着でした
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A
正直、『何をしたかったの?』って感じだけど、これも最後に伸びてきたところを見ると広いコースの方が向いているのかなあ
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O
新馬戦特有の超スローペースで逃げて何となく2着に残った馬が、2戦目に2秒ぐらいペースが速くなって追走に苦労したっていう、よくあるアレじゃん。広いコース向きってことはない
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I
そして最後は日曜函館の新馬戦(芝1800m)に出走した僕のドラ3リューベック。結果は見てのとおりですね。御二方、率直なご感想を
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A
さすがハービンジャー産駒の大活躍を予測した男が選んだ唯一のハービンジャー産駒だね。アレは走ると思う。放談的勝ち馬評価でも素直に“A”(重賞級)をプレゼント
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O
俺は率直な評価は“A”だけど、Iの指名馬だから下げてB評価。略してAIB、愛撫だね
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I
何を訳の分からないことを…
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A
まあとりあえず札幌2歳Sは頑張ってよ。ブラックボイスの分までね
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I
それではそろそろ2歳戦の展望を始めましょうか。まずは新潟から
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A
1Rの未勝利戦(芝1400m)に出走するルショコラだけど、全2戦見て『これ新潟の1400来ないかなって』思ってたら本当に来た。だからちょっと買ってみる
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I
続いて5Rは注目の一戦ですね。芝1600mの新馬戦ですが、僕のドラ1コリエンテス(牡・ディープインパクト×イスパニダ)とAさんの守る者のドラ6プルサティ-ラ(牝・ディープインパクト×カヴァートラブ)が出走します
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A
やっぱりコリエンテスは自信の本命なの?
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I
半信半疑の本命というのが正直なところですね。やはり『距離延びてこそ』というのが陣営のジャッジメントですから、忖度なしの相手が揃ったマイル戦ではどんなものかと。ただ、デビューが2週延びたという点は全く問題ないと思いますよ。むしろ仕上がりはどんどん進んでいる印象です
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A
雨天スライドからの除外だからね。普通はこういう流れに乗れてない馬は悲惨な結果になるんだけど、そこは堀厩舎と超評判ディープインパクト産駒の力でどうなるかって感じか。そんなわけで俺は▲にした
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I
Aさんはプルサティーラが自信の本命ですか?
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A
自信っていうか、プルサティーラはシャフリヤールに次ぐ“presented by 放談A”の第2弾だから。おかげさまでデビューシングルの『シャフリヤール』はミリオンヒット御礼となったわけだけど、このセカンドシングル『プルサティーラ』もある程度は売れてくれないと世間から一発屋扱いされちゃうからさ
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I
……よくわかりませんが、シャフリヤール級に期待しているということですか?
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A
いや、もともとアカイトリノムスメで桜花賞を獲れなかった時に『何とか来年は桜花賞制覇を!!』という思いで作った(指名した)楽曲(馬)だから。正直、シャフリヤールほどの自信も思い入れもないよ。でも桜花賞はこの馬で勝つ予定
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I
ますますよくわかりませんが、Oさんは普通にコリエンテス本命でいいですよね?
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O
本命だよ。新潟芝デビューなら大物ほど1800mではなく1600mだよね~。俺のドラ1(レッドアヴァンティ)も8月8日の…
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I
はいはい。続いて6Rはダート1200mの新馬戦です
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O
本命はフウジンショウジョ(牝・Speightstown×Big Raven)。根拠はマル外
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I
僕はルルネージュ(牝・メイショウボーラー×ピッパレジーナ)を本命にしました。やや集中力に欠く面はありますが、追い切りの動きは上々です。血統的にはこの条件の新馬戦がピッタリ
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A
俺もOさんと同じフウジンショウジョかな。血統はアメリカンなのに“風神少女”って和なのが粋
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I
続いて函館いきましょう
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A
先週に続いて1Rの未勝利戦(1800m)が注目だね。Frankel(ショウナンハクラク)とTapit(フィフティシェビー)の対決だよ
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O
とはいえ普通はアスクワイルドモア本命だろ? 根拠はヒシアラカンに先着したこと
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A
その根拠はともかく、連軸という意味ではアスクワイルドモアを本命にするのが無難でしょうね。ただ、距離延長のロジマギーゴーも面白いと思うし、フィフティシェビーだって昨年のバニシングポイントだと思えば軽視はできない。ここはなかなか見応えのあるレースですよ
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I
続いて5Rはダート1700mの新馬戦です
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O
本命はタイキマスクウェル(牡・ホッコータルマエ×マロノヴィーナス)。根拠は太めに見えるぐらいパワフルな馬体
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I
僕は注目Arrogate産駒のポイズンアロウ(牡・Arrogate×Crosswinds)を本命にしました。ここまで入念な乗り込みで大型馬らしいパワフルな動きを連発。初戦から
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A
俺もポイズンアロウかな。さっきも話に出たけど、多分今年のフィフティシェビーが去年でいうバニシングポイントで、このポイズンアロウは去年でいうショベルヘッドかと
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I
それが何か強調材料になるんですか?
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A
いや、なんとなくそう思ったから言ってみただけ
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I
続いて日曜いきますか。まずは新潟。5Rは芝1800mの新馬戦です
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O
本命はメトセラ(牡・キタサンブラック×ドナブリーニ)。ジェンティルドンナの弟妹は人気先行の期待ハズレばかりに思えるけど、それでも新馬戦だけは走る。2着以内に入らなかったのはベルダムとスレイマンだけ
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I
僕のスレイマンをベルダムと一緒にしないでください!!!
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O
ごめんごめん。スレイマンは新馬戦3着でベルダムは17着だから、一緒にしちゃいかんよな
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I
僕はコンジャンクション(牡・ルーラーシップ×グリューネワルト)から勝負します。新潟好相性のルーラーシップ産駒。ここは実力拮抗の一戦で配当妙味もありそう
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A
俺はやっぱりレヴァンジル(牡・ドゥラメンテ×トゥリフォー)が気になるな。堀厩舎のドゥラメンテと言えばレインフロムヘヴンで、レインフロムヘヴンと言えば放談Aだけど、血統から来る気性の怪しさはこっちの方が数段上だからね。どんなタイプの馬なのか良くも悪くも楽しみだ
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I
続いて6Rは芝1400mの新馬戦です
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O
本命はスプラウティング(牡・ダイワメジャー×ヒントオブスプリング)。根拠は1400mのダイワメジャー
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I
僕は初戦駆け血統リーチザクラウン産駒のニシノランディ(牡・リーチザクラウン×ニシノアストライア)。動きはまだひと息ですが、小柄な馬体で体は仕上がっています。この相手なら初戦からボチボチ
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A
俺はリースタル(牝・ロードカナロア×シンメイフジ)。新潟2歳Sを勝ったシンメイフジに父ロードカナロアなら、この条件の新馬戦はバッチシでしょう。調教の動きも悪くない
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I
ラストは日曜函館。5Rは芝1800mの新馬戦です
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O
オディロン(牡・キタサンブラック×パラフレーズ)かな。普通に好調教
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I
僕はトップキャスト(牝・ダイワメジャー×トップライナー)を本命にしました。やや内にササり気味でしたが、豊富に攻め込んで追うごとに動きは良化しています。好調のダイワメジャー産駒で距離さえこなせれば
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A
俺もOさんと同じオディロン。函館のウッドでいい動きしてたから、ちょっとだけ印象に残っている
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I
展望は以上ですね
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A
大丈夫か? 今週は何かモレはない?
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I
先週の今週でモレがあったら打ち切り決定レベルですよ(苦笑)。今週は大丈夫だと思います
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O
でもなんか残尿感があるんだよなあ
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A
確かに。なんかこの辺が妙にモゾモゾして出し切った感が全くないです
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I
それはただの老化現象です!!
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放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。
社内POG指名馬
- ランブルスコ
- スカイドリーマー
- クカイリモク
- ダノンファンスター
- ゴンファロニエーレ
- ショウナンマルチ
- 母Nightlife Baby
- アウェイクネス
- サトノグロリア
- ラパンドール
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放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。
社内POG指名馬
- アローメタル
- ディバインウインド
- イベントホライゾン
- インタノン
- サトノワーグナー
- スワーヴマルス
- ジュナベーラ
- レッドレグルス
- ヘイジュード
- シェーロドラート
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放談O
昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。
社内POG指名馬
- ブラックオリンピア
- ハムタン
- ディースカウ
- オルフセン
- アメリカンジゴロ
- ウイントッペン
- ブレナヴォン
- サトノワーグナー
- ダノンオブアイデア
- イナズマダイモン
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放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。
社内POG指名馬
- アウダーシア
- ショウナンガルフ
- ディバインウインド
- セルレーヴ
- アンドゥーリル
- ミスティックレイン
- ロードラヴォール
- シックスリング
- クワイエットアイ
- ギャラボーグ
-
放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。
社内POG指名馬
- ボンボンベイビー
- フィロステファニ
- オルフセン
- ビーチェマーレ
- リアライズステラ
- サトノフレア
- スタートレイン
- フルムーン
- インゴッズハンズ
- スクランプシャス
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放談Y
メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。
社内POG指名馬
- ダノンヒストリー
- コニーアイランド
- ストロベリームーン
- ジャスティンカレラ
- リン
- エリカビアリッツ
- ドンテスタマスター
- ラッキーバック
- ページターナー
- ディヴァインボンド