悪しき前例
最終更新日: 2021/08/20-
I
今週は冒頭からAさんがいますね。ところで、ワクチン接種2回目の副反応はいかがでした?
-
A
接種当日は腕に違和感があったくらい。でも、翌日に強烈な睡魔に襲われたよ。5時起床ってのも関係してるかもしれないけど、日中はとにかく眠くて、喋ってたり動いてたりしてないと立ったまんま意識がブッ飛んでく感じ
-
I
それはまた別のモノを注射したからでは?
-
A
ん?
-
I
何でもありません。で、発熱とかは?
-
A
-
I
夕方に38度近くまで上がったけど、測らなければ気付かないくらい体は元気だった。とにかく俺の場合は眠かっただけ。一部で騒がれているようなシンドイ感じは全くなかったよ
-
A
何で残念そうなんだよ
-
I
悪しき前例を作ってしまったな、と。普通は接種当日・翌日は休むのがベター。それなのにあなたは接種当日にノコノコと放談しにやって来て、翌日は朝の5時起きで出社するんですから。それで問題ナシとなったら、これから接種する人間が接種当日・翌日に休みづらくなってしまうじゃないですか
-
A
そんなこと俺に言われても知らんわ。自分の体調と相談して自分で決めればいいだろ。最悪命に関わることなんだから誰も休んだって文句は言わないよ
-
I
Aさん、ここは日刊競馬ですよ?
-
A
大丈夫。多分
-
I
……それでは今週も元気よく放談していきたいと思います。まずは先週出走した放談関連馬の回顧から
-
A
ああ、なんか先週の放談でTさんのドラ1リアグラシアの展望をスルーしちゃってたみたいよ。クレームが1件来てたな
-
I
……言われてみれば確かに。でもクレームってどうせTさんからでしょ?
-
A
ご名答
-
I
じゃあ気にせず回顧を続けますね。日曜新潟の新馬戦(芝1800m)に出走したのが先輩のドラ2ダンテスヴュー。こちらは単勝1.4倍と圧倒的な支持を得ましたが、結果は残念ながら2着に敗れてしまいました
-
O
4着馬がまっすぐ走ってれば3着だった感じだしな
-
I
余計な追い討ちはやめてください。Aさんは?
-
A
全然悪い競馬じゃなかったけどね。ただ、『ユキノオウジサマに逃げ切られた』って事実だけ聞いちゃうと、馬名が馬名だけによりズッコケた感が出ちゃうよね。あと今回はかなりソンタックの効いたメンバーだったから、今回2着だからって『次走確勝級』とか言うのはちょっと安易かな
-
I
ありがとうございます。それでは今週も2歳戦の展望を始めます。まずは新潟。5Rは芝1200mの新馬戦です
-
O
ジャスパークローネ(牡・Frosted×Fancy Kitten)かな。森厩舎の坂路のタイムなんて鵜呑みにしちゃいけないけど、ラスト200mも速いし、1200mなら大丈夫かな
-
I
これは異論なしです。祖父がTapitなのでダートでの走りも見たいですね
-
A
俺はソーブラック(牝・キンシャサノキセキ×ピーチブローフィズ)から。ピーチブローフィズの仔はルドヴィクス(3番人気1着)、バニュルス(2番人気2着)、ステラローザ(4番人気3着)と地味に新馬戦で馬券になっている。父キンシャサノキセキならこの馬も大丈夫かと
-
I
続いて小倉いきましょう。5Rは芝1200mの新馬戦です
-
O
本命はウインクルシャープ(牝・ミッキーアイル×ウインクルスーパー)。根拠は小倉1200mのミッキーアイル
-
I
僕はオーガスタスカイ(牝・ロードカナロア×クィーンズバーン)を本命にしました。Oさん指名の半兄(イグジットスルー)は残念な事になってましたけど、全姉アカネサスは中央3勝とまずまず活躍。この馬は1週前に栗東坂路で51秒台を記録。Oさんの悲劇は繰り返しません
-
A
俺もオーガスタスカイかな。あとインペリアス(牝・ディープブリランテ×フリティラリア)もディープブリランテの初戦駆けでちょっと注意。こちらも坂路で51秒台が出ている
-
I
続いて6Rはダート1700mの新馬戦
-
O
本命はリッキーヤスオカ(牡・コパノリッキー×ラグジャリークラス)。根拠は馬名
-
I
まじめにやってください
-
O
ホタテを舐めるなよ?
-
I
……何言ってるのかよくわかりませんが、僕はルアル(牡・エスポワールシチー×シャイニングムーン)を本命にしました。根拠はエスポワールシチーの初戦駆け。栗東坂路で乗り込みも入念
-
A
じゃあヤマイチエスポ(牝・エスポワールシチー×クィーンオブシバ)も入れなきゃね。目立つほどではないけど、初戦から走れる程度には動いている
-
I
土曜ラストは札幌。5Rは芝1500mの新馬戦です
-
O
本命はベストスマイル(牝・ロードカナロア×スマイルミーティア)。芝向きの馬が函館ウッドでこれだけ動けば大丈夫
-
I
これは異論なしです。根拠もほぼ異論なし
-
A
俺はウォーターナビレラ(牝・シルバーステート×シャイニングサヤカ)。タイミングハートとの併せ馬でも頑張ってたし、シルバーステート産駒も2歳戦頑張ってるし
-
I
続いて日曜いきましょう。まずは新潟。3Rはダート1800mの新馬戦です
-
O
ニシノアンドレア(牡・パイロ×シルクヴェルサイユ)かな。パイロ×スペシャルウィークなら初戦駆けのはず
-
I
僕はハナキリ(牡・Tapit×Tamarack Bay)から勝負します。少しワンペースな点は気になりますが、この父だけにパワーは十分に感じる動き
-
A
俺はコンシリエーレ(牡・ドレフォン×ターシャズスター)だけど自信ナシ。以前芝で追い切ってたから芝デビューかと思ったんだけどね。ダートがどう出るか。父がドレフォンだから心配ないと思うけど
-
I
続いて5Rは芝1800mの新馬戦です
-
O
本命は初戦向きイルチルコ(牝・ドゥラメンテ×ルシルク)。1番人気必至のサトノゼノビア(牝・ディープインパクト×クイーンカトリーン)が『国枝厩舎のディープインパクト産駒』っていう、新潟の新馬でほとんど勝たないプロフィールだからね
-
I
僕は素直にサトノゼノビアを本命にしましたよ。やや低調なこの組み合わせなら素質で圧倒可能でしょう
-
A
関西馬1頭でノーザンファーム0だからね。俺もサトノゼノビアでいいかなと
-
I
続いて小倉。5Rは芝1200mの新馬戦ですが、僕のドラ2デヴィルズマーブル(牡・Raven's Pass×エンシェントアート)が出走します
-
O
本命はダノンアーリー(牡・Frankel×ファイネストシティ)。母方のNorthern Dancerが薄くて母の父がスピード系っていう走るFrankelの配合
-
A
俺もダノンアーリーかな。ここだけの話、この馬は直前まで指名候補でした。今年のダノンのマル外(持ち込み)枠として、これとピーカブーでどっち指名するか迷ってたんだよね。でも“アーリー”って馬名がちょっとアレだなと思ったんでお別れすることになった
-
O
“ピーカブー”も相当アレだと思うけどな(苦笑)
-
A
でも“アーリー”よりはいいでしょ?
-
O
う~ん…“アーリー”の方がちょっとマシかな
-
A
いやいや、“アーリー”ですよ!? 競走馬だから“速い”ならわかるけど“早い”ってちょっとアレでしょう
-
I
……乳繰り合っているところ申し訳ございませんが、僕の話をちゃんと聞いてました? ドラ2がデビューするんですよ!?
-
O
まあ頑張れ
-
A
穴っぽいところではヨドノマックス(牡・アドマイヤマックス×ヨドノスマイル)も面白いかも。もはや希少種と言ってもいいアドマイヤマックスの平坦新馬戦。ボチボチ調教で動いている点も評価
-
I
……僕のデヴィルズマーブルは?
-
A
悪くないけど併せ馬での遅れが目立つんだよね。最終追い切りを芝で行ったっていう点もちょっとアレだよね
-
I
もういいです。ラストは札幌。5Rは芝1800mの新馬戦
-
O
本命はハリウッドフェーム(牡・モーリス×ミルクトーレル)。根拠は俺のドラ10
-
I
ここは素直にレッドランメルト(牡・ディープインパクト×クイーンズアドヴァイス)から。ディープインパクト×母父Orpen×母母父サザンヘイローでサトノダイヤモンドと8分の7同血。ディープインパクト産駒にしてはかなり大型ですが、調教の動きなんかはかなりシビれるモノがありますね。先々まで注目していきたい好素材
-
A
そうだね。大型馬×国枝厩舎のデビュー戦でキナ臭いとこもあるんだけど、それでもここでは素質が抜けている感じがする
-
I
9Rはクローバー賞。芝1500mです
-
O
よくわかんけどカワキタレブリーかな。たぶん距離延長は歓迎
-
I
これは異論なしです
-
A
同じく
-
I
展望は以上ですね。ちゃんとクローバー賞も忘れなかったし、今週はこの辺でお開きにしたいと思います
-
A
忘れなかったけど、これでカワキタレブリーがサッパリだったら『どう責任取るのよ?』って言われても仕方がないくらい浅い展望だよね(苦笑)
-
放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。『放談A史上最強のラインナップ』(本人談)と豪語した昨期はミスタージーティー、アウェイキングの2頭がオープン入り。物足りなさは残るが、覚醒後は毎年複数のオープン馬を誕生させているのも事実。今期はマル外(持ち込み)3頭指名の一発狙ったラインナップだが、『全然問題なし。今年も普通に勝てる』とまた豪語。
社内POG指名馬
- パーティハーン
- スピントロニクス
- ヴィジョンメーカー
- ラッフルズドリーム
- マンオブノーブル
- チムニートップス
- ジャックオダモ
- アマキヒ
- Olive Groveの2022
- ヒス
-
放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『相思相愛の関係』(本人談)としている金子オーナーの所有馬を3頭指名したが、ドラ1インビジブルセルフの新馬勝ちだけと見事に不発。ホウオウプロサンゲが皐月賞に出走したものの、全体的には低調なシーズンだった。懲りない漢は今期も金子馬を3頭指名。が、真に期待するのはドラ1ファイアンクランツ。『これさえいれば大丈夫』と本人は絶対的な自信を持っているが…。
社内POG指名馬
- ファイアンクランツ
- スワーヴゴダイヴァ
- ネブラディスク
- エオアリイ
- ウィラコチャ
- ジークファラオ
- リアライズカミオン
- バズアップビート
- ダンタリオン
- レズルレクティオ
-
放談O
昨期は開幕週デビューのバスターコールを1位指名したがその後サッパリ。また、8年ぶりとなる牝馬の指名を敢行するもデビュー前に競走能力を喪失。唯一の見せ場はソンシの奮闘だけというネタにしようにもネタにしづらい1年だった。多種多様な種牡馬や厩舎をチョイスした今年は心機一転、12年ぶりの重賞制覇を目指したい。
社内POG指名馬
- アルハイルフォート
- グローサートラウム
- キングノジョー
- マイネルジーニアス
- レベルスルール
- ブリックスラテ
- ダノンアンチュラス
- ビーオンザカバー
- エルムラント
- カフジダージリン
-
放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はドラ1ダノンエアズロックで10数年ぶりのダービーに出走。結果はともかく、とっても嬉しそうだったのが印象的だ。今期は言い訳ができないストレート指名を達成。ノーザンファーム生産馬が多いのはご愛嬌。また、あなたの笑顔を見たいから。
社内POG指名馬
- プリモシークエンス
- マジックサンズ
- レイニング
- ヴァルキリーバース
- ダノンミッション
- マジックローズ
- ラブリーリディア
- アドマイヤズーム
- アーバリアンジム
- レズルレクティオ
-
放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1フォルラニーニが鮮烈な新馬デビューを飾るもその後はサッパリ。加えてドラ2の登録抹消などもあり、普通に見せ場のない負け組となってしまった。今期はドラ1エリキングを抽選負けし、ハズレ1位がミッキーアイル産駒+マル外3頭という先行き不安なラインナップ。彼の凶暴化は止まらない。
社内POG指名馬
- エリキング
- ソロモン
- ガルダイア
- チェンジオブハート
- イリフィ
- テーオーエルビス
- ヘヴンウィンド
- マージャング
- ヴェシレンキ
- ハッコウイチウ
-
放談Y
勝ち組要員として昨年からPOG放談に参戦。一昨年(リバティアイランド&ドゥラエレーデ指名)ほどの見せ場はなかったが、クイーンズウォークでメンバー唯一の重賞勝ちを決めるなど、しっかりと存在感は示した。『今年のテーマはキズナ産駒+新種牡馬』と豪語。その宣言どおりにキズナ産駒を3頭+新種牡馬を2頭指名。そして相思相愛の中内田厩舎からは3頭をピックアップ。今年も勝って魅せます。
社内POG指名馬
- ダノンフェアレディ
- ミッキージュエリー
- ヴァリディシームス
- マディソンガール
- ダノンセンチュリー
- ダノンブランニュー
- ビッキーファースト
- Dalakaniaの2022
- ホウオウレイヴン
- ダノンジョーカー