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POG放談

POG Commentary

ダービー夫婦連覇

最終更新日: 2021/09/17
  • I

    何かと注目されていたロストボールのデビュー戦。結果は残念ながら5頭立ての4着でした

  • A

    土曜日にウナギノボリとオニャンコポンが新馬勝ちしてるのを見て、『このチン名の流れでもしかしたら勝てるんじゃないか?』と思ったけどね。さすがに1億9000万円の高馬様には敵わなかった

  • O

    最初からついていけなくて残念な気持ちで見守っていたけど、何とか1頭交わしたね。もともとはダートの予定だったわけだし、ダートならもう少しやれるんじゃないかな

  • I

    しかし調べてみたら本当にゴルフ用語は建前なんですね。馬名申請時に第1希望をロストボールにしたようですが、第2希望がキントッタマン、第3希望がキンメダルマンだったみたいです

  • O

    キントッタマンって『金(メダルを)獲った男』っていう意味だぞ?

  • I

    はいはい

  • A

    キントッタマンなんて“キン”と“トッタ”に加えて“タマ”まで入っているからね。実に奥深くて秀逸な馬名ですよ

  • I

    ……あんまりオープニングから『キン』だの『タマ』だの連呼しているとセクハラ問題に発展しますからね。そろそろ放談本編を始めましょうか

  • A

    男って生き物は何歳になってもこういうネタが好物なんだよなあ

  • I

    ちょっと何言ってるのかわからないので、まずは先週出走した放談関連馬の回顧から始めます

  • A

    あ、ドラ2(デヴィルズマーブル)勝ってたね。おめでとう

  • I

    ちゃんと反省してくださいよ。揃いも揃ってあなた達は『アーリー』『アーリー』と連呼していたんですから

  • O

    デタラメなレースで新馬2着だったから「まともに走れば」勝てるって言ったけど、まともに走らなかったじゃん

  • A

    やっぱりFrankelが徐々に出てきちゃってる感じですね。意外と勝ち上がるのに苦労しちゃうかもしれない

  • I

    はいはい。言い訳はイラナイので謝罪を

  • O

    いいのか? あんまり俺たちを追い詰めると★チン▲やりながら漏□した話をバラすぞ?

  • I

    ちょwww そんなの全部伏字ですよ!!!

  • A

    全部伏字じゃつまらんから一部開放したよ(笑)

  • I

    ……それでは今週の2歳戦の展望を始めましょう。まずは土曜中山から

  • A

    2Rの未勝利戦(ダート1800m)に出走するウインマーベルは、北海道で走ってた頃から『中山ダート1800なら』と思ってた馬。わかりやすくて逆に罠な気もするけど、実現したからとりあえずは買ってみる

  • I

    ありがとうございます。続いて4Rはダート1800mの新馬戦です

  • O

    本命はトーアイカヅチ(牡・ベーカバド×トーアアテナ)。切れ味がない大型馬でダート1800mはピッタリ

  • I

    僕はドリームアジェンダ(牝・Curlin×Gender Agenda)を本命にしました。2歳戦好調の栗田徹厩舎。Curlin産駒は競馬場問わずダート1800mで走るイメージ

  • A

    俺もドリームアジェンダかな。『Curlin産駒はダートの新馬勝ちが少ない』なんて声もあるけど、意外とデビュー戦は芝を使う馬が多いからね。あんまり気にしなくてもいいと思う

  • I

    続いて5Rは芝1800mの新馬戦です

  • O

    本命はコンクエスト(牡・キズナ×フェアエレン)。根拠は俺のドラ8。大型のキズナ産駒だから道悪はドンと来いだと思うよ

  • I

    僕はエスペラント(牡・エピファネイア×クレオール)を本命にしました。エピファネイアは今後の種牡馬界を牽引していく存在になりつつありますね。機敏な動きで気性も新馬向き。初戦から好勝負必至

  • A

    俺は穴っぽいところでクアトロマジコ(牡・サトノアラジン×ミスティ-ク)かな。500キロオーバーの大型馬で全然素軽くない。でもパワーはある。道悪ならちょっと面白い

  • I

    続いて中京です。3Rの未勝利戦(芝1600m)は注目ですね。Aさんの守る者のドラ6プルサティーラが出走します

  • A

    初戦は全然仕上がってなかったし、I(コリエンテス)の封じ込めもあったからね。まともなら今回はアッサリだよ。だって“presented by 放談A”の第2弾だし、来年の桜花賞馬だし

  • I

    桜花賞馬かどうかはわかりませんが、封じ込めたのにコリエンテスと0.3秒差。これは十分胸を張っていい内容だと思います。ただ、問題はやはり天気かと…

  • A

    だね。まあそれに関しては人間ごときがブツブツ言っても仕方がないので。ケセラセラって感じで

  • I

    続いて4Rはダート1800mの新馬戦。ここもAさんの守る者の指名馬が出走しますね。ドラ5のアスクドゥラメンテ(牡・ドゥラメンテ×プラウドスペル)です

  • A

    こんなのノータイムで本命です。ダートデビューというのがまた最高。さすが藤原英調教師

  • I

    よくAさんもこの馬のこと『スピスタパワ◎』と言ってましたね

  • A

    うん。あと『誕生日◎』

  • I

    はいはい。確かにAさんと同じ2月4日ですね

  • A

    うん。でも『馬名×』

  • I

    Aさん!!

  • A

    まあそれは半分冗談だけど、父ドゥラメンテで母プラウドスペルだからね。いい意味でも悪い意味でも怪物級の可能性があるよ。調教の動きなんか見てても本当に楽しみだ

  • I

    Oさんは?

  • O

    俺もノータイムで本命だな。ちゃんとダートに使ってくれるかどうかだけが鍵だったんだから

  • I

    まあ僕も素直にアスクドゥラメンテを本命にしましたよ。直前の追い切りがとにかくド迫力。やや内にモタれる面が気になりましたが、この枠(1枠1番)なら問題はないでしょう

  • A

    意外と調教ちゃんと見てるんだね。ちょっと感心したよ

  • I

    はいはい。それでは5Rいきますか。芝1200mの新馬戦です

  • O

    ラキエータ(牝・キンシャサノキセキ×ウィルパワー)かな。1200mなら坂路51秒台を信用できる

  • I

    これは異論なしです。半兄は19年のマイルCS勝ち馬インディチャンプ。母ウィルパワーは優秀な繁殖牝馬で産駒は堅実。父キンシャサノキセキでこの距離は◎

  • A

    まあ特に異論はないかな

  • I

    それでは日曜いきましょう。まずは中山。4Rは芝1200mの新馬戦です

  • O

    本命はアメイジングアイル(牝・ミッキーアイル×タイキエイワン)。根拠は1200mのミッキーアイル

  • I

    僕はランパデール(牝・キンシャサノキセキ×シャンデリアハウス)を本命にしました。母シャンデリアハウスはエガオヲミセテの半妹。父はヴァーミリアンですが、芝の短距離で4勝と素質の高さを見せました。スピードに長けた血統構成でこの条件の新馬戦はベスト

  • A

    俺はルナエルモッサ(牝・イスラボニータ×ヴンダーゾンネ)。新馬戦ボチボチ走るイスラボニータ産駒。あと誰かが『2歳戦好調の栗田徹厩舎』と言っていた

  • I

    続いて5Rは芝1600mの新馬戦です

  • O

    本命はベルマーレミノル(牝・モーリス×アンジェラスキッス)。根拠は関西馬

  • I

    これは異論なしです。根拠も異論なし

  • A

    キャリアデザイン(牝・ブラックタイド×マリアベール)。根拠は初戦駆けブラックタイド産駒。おまけに母父サクラバクシンオーでキタサンブラック配合(笑)

  • I

    続いて中京いきます。5Rの新馬戦(芝2000m)は少頭数ながら注目ですね。Aさんのドラ1トゥデイイズザデイ(牡・ディープインパクト×キトゥンズクイーン)が出走します

  • A

    なんかこっちが想像した以上に評判になっているみたいだね

  • I

    ええ。僕が知るかぎり関係者も全員ベタ褒め。普段厳しいジャッジをするあの方やあの方も褒めまくりです

  • A

    そういう馬を指名したつもりはないんだけどな(苦笑)。じゃあ特に俺が語ることはないね。静かに応援しています

  • I

    Oさんは?

  • O

    (笑)

  • I

    無言で(笑)とは感じ悪いですね

  • O

    トゥデイイズザデイって意訳すると『時は来た』だろ? 隣のチョーノさんも苦笑いですわ(笑)

  • I

    よく分かりませんが本命は?

  • O

    ソリダリティ(牡・ハーツクライ×ミュージカルロマンス)かな。初戦駆けの感じはしないけどトゥデイイズザデイ(笑)よりはマシじゃないかな

  • I

    僕はソクラテス(牡・ドゥラメンテ×ブルーダイアモンド)を本命にしました。半兄は昨年の菊花賞2着馬アリストテレス。スタミナ豊富な血統構成で中長距離はベスト。週末の雨予報もプラスに出そう

  • A

    その辺には負けないと思うけどな

  • I

    『語ることはない』と言っていたのに随分強気ですね

  • A

    仮にも社内POG史上初の“ダービー夫婦連覇”のために指名した馬だからね。そんじょそこらの評判馬には負けない。いや、新馬戦なら負けもあるか。でも将来的には負けない

  • I

    ブツブツ何言ってるのかわからないので月曜いきましょう。まずは中山から

  • A

    2Rの未勝利戦(芝1600m)にTさんのドラ4イモータルフェイムが出るよ

  • I

    そうですか

  • O

    まあ頑張って欲しいね

  • I

    続いて5Rは芝1600mの新馬戦です

  • O

    本命はオールユアーズ(牝・ドゥラメンテ×アイムユアーズ)。ロムネヤ(牝・ディープインパクト×ヤンキーローズ)は例によって危ないからこちらで

  • I

    僕はスピードソルジャー(牡・ドレフォン×レッドアゲート)を本命にしました。活躍顕著のドレフォン産駒ですが、先週の競馬を見ていると坂のあるタフな中山コースはピッタリの印象。まだ良化の余地は残していますが、この相手なら無様な競馬にはならないでしょう

  • A

    俺もOさんと同じオールユアーズかな。根拠も同じ。最大のライバルと思われるロムネヤが“国枝厩舎の新馬戦”だから

  • I

    6Rは芝2000mの新馬戦です

  • O

    ファンタジア(牝・ハービンジャー×ピュクシス)かな。とりあえずコーナー4つの芝2000mは合うはず

  • I

    これは異論なしです。初戦向きの気性で調教では推進力ある動きを見せました。この舞台なら

  • A

    俺もファンタジアかな。他があんまりなので

  • I

    ラストは月曜中京。まずは4R。ダート1400mの新馬戦です

  • O

    難しいけどワンダークレイモア(牡・ザファクター×カネトシキフジン)かな。坂路では動いた

  • I

    僕はテーオーシャルマン(牝・ラブリーデイ×ラブミーナンシー)から勝負します。パワータイプが多いラブリーデイ産駒で、ダートも向いているのでしょう。今週の追い切りで態勢は整いました

  • A

    う~ん…ここは難しいね。血統的イメージだけならキモットフェイス(牝・ヘニーヒューズ×ヤマノグラス)なんだけど、関東馬で特別動いているって感じもないし。基本的にはパスかな

  • I

    そして5Rは芝1600mの新馬戦

  • O

    マカンマカンがいないだけど?

  • A

    木曜に坂路で好時計を出して、そして想定から消えましたからね(苦笑)

  • O

    (1)追い切りで何かあった(2)馬場悪化を嫌ってスライド(3)追えば追うほど短距離っぽいから来週の1400mにスライド。どれだ?

  • I

    知りませんけど本命は?

  • O

    (2)かな

  • A

    今週の追い切りなんか見ると(3)もあるかもしれませんよ

  • I

    いや、そうじゃなくてレース展望の本命です

  • O

    レッドラマンシュ(牡・ロードカナロア×レッドシェリール)かな。マカンマカン回避で組み合わせに恵まれた

  • A

    俺はタイセイドレフォン(牡・ドレフォン×デイトユアドリーム)。単純にいい馬。走りそう

  • I

    僕は元出資馬の子供クラシックステップ(牡・モーリス×レッドジゼル)を応援します。なかなか出資のタイミングが合いませんが、いつかはこの血統の馬を持ちたいと思っています

  • A

    それって展望じゃなくてただの願望じゃん(笑)

  • I

    展望も願望も同じようなものです!!

  • A

    まあ何でもいいけど今週はこの辺でお開きにしようか。台風接近中の3日間競馬で何があるかわからないから。体力は残しておかないとね

  • I

    そうですね。さっさとお家に帰りましょうか

  • A

    それでは読者の皆さん、また来週会いましょう

  • I

    台風ですけど、良い週末を

  • おい、まだヤマボウシ賞の展望が終わってないぞ

  • I

    ???

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    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    放談Y

    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。