衝撃に備えて
最終更新日: 2021/09/24-
I
そろそろ来年の卓上カレンダーの制作に取り掛かる時期ですね
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A
うん。まずは直属の先輩と掲載馬選定会議を行ってからだね。っていうか、その掲載馬選定会議が何よりも重要なんだけど
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I
まあある意味“商品の顔”なわけですからね
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A
単に良血とか人気があるだけじゃダメ。11月上旬時点の成績で今後の活躍とかまで見抜かなくちゃいけないからね。馬を見る目もセンスも問われる厳しい会議だよ
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I
『厳しい会議』とか言ってますけど、改めて見るとずいぶん私情も入っているラインナップじゃないですか?
■卓上カレンダー掲載馬と販売後の主な成績
1月サトノレイナス(阪神JF2着、桜花賞2着)
2月ブエナベントゥーラ(なんもなし)
3月ワンダフルタウン(京都2歳S1着、青葉賞1着)
4月アカイトリノムスメ(クイーンC1着、オークス2着)
5月シャフリヤール(日本ダービー1着、毎日杯1着)
6月レインフロムヘヴン(フリージア賞1着)
7月リフレイム(なんもなし)
8月ドゥラモンド(なんもなし)
9月ランドオブリバティ(きさらぎ賞3着)
10月ステラヴェローチェ(朝日杯2着、皐月賞3着、ダービー3着)
11月モントライゼ(ファルコンS3着)
12月ソダシ(阪神JF1着、桜花賞1着) -
A
卓上カレンダー販売後“なんもなし”(ブエナベントゥーラ)には言われたくない
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I
………
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A
まあそうは言ってもブエナベントゥーラを載せたことに後悔はないけどね。今年のカレンダーで唯一後悔があるとすればエフフォーリアを載せなかったことかな。◎○▲△△△載せるくらいならエフフォーリアを載せれば良かった。猛省
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I
Aさん!!
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A
とりあえず来年の卓上カレンダーは後悔のないラインナップで制作する。これが目標だ
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I
はいはい。それでは放談本編を始めましょうか。まずは先週出走した放談関連馬の回顧から。何やらA家の指名馬がボチボチ頑張っていたようですが
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A
一応Tさんの指名馬もいたから忘れないであげてね
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I
はいはい。まずは土曜中京の未勝利戦(芝1600m)に出走したAさんの守る者のドラ6プルサティーラですね。こちらは残念ながら1番人気で2着に敗れました
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A
誰が見てもわかるように敗因は馬場(不良)に尽きるんだけど、体の成長はもっと欲しかったな。とりあえず次こそサクッと決めて、年内は成長を促したいところ
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I
続いて土曜中京の新馬戦(ダート1800)にもAさんの守る者の指名馬が出走しました。ドラ5のアスクドゥラメンテ。こちらは見事1番人気に応えて1着となりました
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A
2着馬を連呼する実況に完全に喰われちゃった感があるけど、普通に良い勝ち方だったね。不良のダートで楽勝ってのは適性を掴みかねるけど、とりあえず次は京都2歳S辺りで芝を試してもらえれば
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I
そして日曜中京の新馬戦(芝2000m)に出走したのがAさんのドラ1トゥデイイズザデイ。『社内POG史上初の“ダービー夫婦連覇”のために指名した』とのことですが、こちらも見事1番人気に応えて1着となりました。しかし、まさかの逃げ切り勝ちでしたね
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A
逃げ切り勝ちというのはちょっと違うな。普通に走ったら先頭に立ってただけだよ
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I
あーそーですか。しかし、ああいう勝ち方をしたディープインパクト産駒ってのはちょっと評価が難しいところですね
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A
それは確かにね。でもラスト2Fが11秒1-11秒2ってところはキラリと光ったから。“ダービー夫婦連覇”のための第一歩としては十分合格でしょう。当然、次は控える競馬をしてこの自信を確信に変えてもらえばいい
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I
ちょっと何言ってるのかわかりませんが、Oさんは?
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O
YP創始者が『Aさん、あれがYP90の力です。自分は衝撃に備えていましたから』とか訳の分からないことを言ってたな。俺は勝ち馬評価Cだけど
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I
YPが意味不明な読者は3週前の放談を読み返してください。あとオマケで月曜中山の未勝利戦(芝1600m)に出走したTさんのドラ4イモータルフェイムですね。こちらは13着と厳しい結果でした
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O
人気がなさすぎた(10番人気)から馬券も買ってヤラれちゃったみたいだな(苦笑)
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A
しかもその後に骨折が判明したとか。人馬ともに何かと厳しい状況ですが、とりあえずゆっくり休んで復帰を待ちましょうって感じかな
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I
それでは今週も元気良く展望し…
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O
ちょっと待て。俺のドラ6(マカンマカン)も骨折してたんだけど、どうしてくれんの?
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I
そうなんですか。先週の茶番クイズ、結局正解は(1)だったんですね
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O
『6位以内にマカンマカンがいないリストは受け付けない』っていう強烈な管理人パワハラが炸裂して指名させられた馬がデビュー(予定)週に骨折だぞ? Aの責任は重大だろう
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I
と、いうことですが、Aさんどうですか?
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A
こっちも遊びでマカンマカンを掴ませたわけじゃないからね。マカンマカンが走るのは俺が保証する。でも骨折は俺のせいじゃない。だから保証はするけど補償はしない
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I
ありがとうございます。それでは話がまとまったところで2歳戦の展望を始めましょう。まずは土曜中山から。3Rはダート1800mの新馬戦です
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O
中山ダート1800mの新馬は500キロ以上の馬を買えばだいたい当たるけど、あえて本命はフルオール(牡・ホッコータルマエ×ゴールドフォレスト)。根拠は父ホッコータルマエと母父ゴールドアリュール
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I
これは異論なしです。根拠も異論なし。ダート種牡馬界では激しいトップ争いが続いていますが、先日の大井でホッコータルマエ産駒の大物が登場。その勢いと流れに乗りたいところ
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A
え? あれってRunhappy産駒じゃなかったっけ?
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I
その馬じゃないです。無知なAさんは黙っててください
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A
……すいません
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I
続いて5Rは芝1600mの新馬戦です
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O
本命はタイキバンディエラ(牡・キズナ×タイキキララ)。根拠は流行の母父キングヘイローさん
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I
僕はファロロジー(牝・バトルプラン×ミントシャイン)を本命にしました。気性がカギですが爆発力を秘めているバトルプラン産駒。中山マイルの大外枠は微妙も、稽古では先週の新馬2着馬相手に常に優勢の動きを見せています
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A
俺はアメトリーチェ(牝・イスラボニータ×スプリングボード)で。気性も血統も初戦向き
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I
続いて9RはカンナS。芝1200mです
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O
コラリンかな。ダイワメジャー産駒だからたぶん中山は合う
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I
異論なし。根拠も異論なし
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A
俺はパスで
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I
続いて中京いきます。まずは4Rですね。ダート1400mの新馬戦
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O
本命はタイセイホリデー(牝・ヘニーヒューズ×ラテラス)。根拠はダート1400mのヘニーヒューズ
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I
僕はルージュシェノン(牝・アジアエクスプレス×レッドクラウディア)を本命にしました。母レッドクラウディアは私の一口馬主ライフで初重賞をプレゼントしてくれた馬。豊富な攻め量で仕上がりは上々です
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A
俺もOさんと同じタイセイホリデーかな。ヘニーヒューズの1400mはもちろん、母父のHarlan's Holidayも1400mがアチチ
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I
5Rは芝1400mの新馬戦です
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O
本命はヴァレッタカズマ(牡・ミッキーアイル×ティッカーコード)。ミッキーアイル産駒は1400mでも長い感じだけど、まあ何とか
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I
僕はホートンプレインズ(牝・エピファネイア×リラヴァティ)を本命にしました。半姉は牝馬クラシック戦線で頑張ったストゥーティ。父がエピファネイアに変わりましたが、劣らぬ素質で同等の期待はできそう
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A
穴っぽいところではアーテルアストレア(牝・リーチザクラウン×スターズインヘヴン)かな。併せ馬では遅れが目立つけど、量自体はやってるし、リーチザクラウンの1400m新馬戦だから軽視は禁物
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I
続いて9Rは注目の野路菊S。芝2000mですが、Oさんのドラ3マテンロウスカイが出走します
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O
S評価なんだからこんなところでは負けないでしょう
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I
マテンロウスカイは確かに強敵ですが、ここはロンを狙います。逃げ圧勝のデビュー戦が圧巻の内容。中間は好時計連発で体調も上向き
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A
俺もロンを本命にしたけど、マテンロウスカイには頑張ってほしいと思ってる。暮れの中山のGIで会いましょうって感じ
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I
それでは日曜いきます。まずは中山から。4Rはダート1200mの新馬戦です
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O
本命はオールフラッグ(牡・トゥザワールド×クルージンミジー)。ダート1200m向きの血統
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I
これは異論なしです。前向きな気性で短距離向き。半兄フジノタカネも短距離ダートで3勝と活躍中
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A
俺はライヴサファイア(牝・コパノリッキー×ナムラエンジェル)。坂路で上々の動き連発。除外が続いた影響なければ
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I
5Rは芝2000mの新馬戦です
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O
本命はロードレゼル(牡・ディープインパクト×エンジェルフェイス)。根拠は関西馬
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I
僕は同じ関西馬でもフローレンスハニー(牝・エイシンヒカリ×フローレンスガール)から。先週のローズSでも波乱を演出したエイシンヒカリ産駒。自分の形で走れると強さ発揮の仔が多いイメージ。馬なり中心の調整で息もちどうかも、反応自体は上々です
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A
俺はサインオブサクセス(牡・ハービンジャー×セレブリティモデル)。根拠は中山中距離のハービンジャー。単純に動きもいい
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I
最後は日曜中京。4Rはダート1200mの新馬戦です
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O
本命はワセダタンク(牡・シニスターミニスター×インユアアームス)。調教動いちゃってるシニスターミニスターだから妙味はあまりないけどね
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I
異論なしです。同じシニスターミニスター産駒ならドライスタウト(牡・シニスターミニスター×マストバイアイテム)も忘れずに
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A
俺はメイショウモヒート(牡・メイショウボーラー×メイショウサワヤカ)。調教の動きだけならワセダタンクにも負けていない
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I
ラストは5R。芝2000mの新馬戦です
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O
本命はジルバーン(牡・ハーツクライ×シルヴァーカップ)。普通に好調教
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I
ここはセレブレイトガイズ(牡・ハービンジャー×ライフフォーセール)でしょう。今期絶好調ハービンジャー産駒。半姉ダノンファンタジーなら配合レベルもトップクラス。姉より距離の融通もききそう。楽しみです
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A
セレブレイトガイズは前評判ほど動いてる感じはしないけどね。他に強敵らしい強敵もいないのでここは本命でいいかと
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I
展望は以上です。最後に何か言い残したことはありますか?
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A
読者の皆さん、Oさんのマテンロウスカイを応援してあげてください
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O
今週も衝撃に備えてってな
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放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。『放談A史上最強のラインナップ』(本人談)と豪語した昨期はミスタージーティー、アウェイキングの2頭がオープン入り。物足りなさは残るが、覚醒後は毎年複数のオープン馬を誕生させているのも事実。今期はマル外(持ち込み)3頭指名の一発狙ったラインナップだが、『全然問題なし。今年も普通に勝てる』とまた豪語。
社内POG指名馬
- パーティハーン
- スピントロニクス
- ヴィジョンメーカー
- ラッフルズドリーム
- マンオブノーブル
- チムニートップス
- ジャックオダモ
- アマキヒ
- Olive Groveの2022
- ヒス
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放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『相思相愛の関係』(本人談)としている金子オーナーの所有馬を3頭指名したが、ドラ1インビジブルセルフの新馬勝ちだけと見事に不発。ホウオウプロサンゲが皐月賞に出走したものの、全体的には低調なシーズンだった。懲りない漢は今期も金子馬を3頭指名。が、真に期待するのはドラ1ファイアンクランツ。『これさえいれば大丈夫』と本人は絶対的な自信を持っているが…。
社内POG指名馬
- ファイアンクランツ
- スワーヴゴダイヴァ
- ネブラディスク
- エオアリイ
- ウィラコチャ
- ジークファラオ
- リアライズカミオン
- バズアップビート
- ダンタリオン
- レズルレクティオ
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放談O
昨期は開幕週デビューのバスターコールを1位指名したがその後サッパリ。また、8年ぶりとなる牝馬の指名を敢行するもデビュー前に競走能力を喪失。唯一の見せ場はソンシの奮闘だけというネタにしようにもネタにしづらい1年だった。多種多様な種牡馬や厩舎をチョイスした今年は心機一転、12年ぶりの重賞制覇を目指したい。
社内POG指名馬
- アルハイルフォート
- グローサートラウム
- キングノジョー
- マイネルジーニアス
- レベルスルール
- ブリックスラテ
- ダノンアンチュラス
- ビーオンザカバー
- エルムラント
- カフジダージリン
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放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はドラ1ダノンエアズロックで10数年ぶりのダービーに出走。結果はともかく、とっても嬉しそうだったのが印象的だ。今期は言い訳ができないストレート指名を達成。ノーザンファーム生産馬が多いのはご愛嬌。また、あなたの笑顔を見たいから。
社内POG指名馬
- プリモシークエンス
- マジックサンズ
- レイニング
- ヴァルキリーバース
- ダノンミッション
- マジックローズ
- ラブリーリディア
- アドマイヤズーム
- アーバリアンジム
- レズルレクティオ
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放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1フォルラニーニが鮮烈な新馬デビューを飾るもその後はサッパリ。加えてドラ2の登録抹消などもあり、普通に見せ場のない負け組となってしまった。今期はドラ1エリキングを抽選負けし、ハズレ1位がミッキーアイル産駒+マル外3頭という先行き不安なラインナップ。彼の凶暴化は止まらない。
社内POG指名馬
- エリキング
- ソロモン
- ガルダイア
- チェンジオブハート
- イリフィ
- テーオーエルビス
- ヘヴンウィンド
- マージャング
- ヴェシレンキ
- ハッコウイチウ
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放談Y
勝ち組要員として昨年からPOG放談に参戦。一昨年(リバティアイランド&ドゥラエレーデ指名)ほどの見せ場はなかったが、クイーンズウォークでメンバー唯一の重賞勝ちを決めるなど、しっかりと存在感は示した。『今年のテーマはキズナ産駒+新種牡馬』と豪語。その宣言どおりにキズナ産駒を3頭+新種牡馬を2頭指名。そして相思相愛の中内田厩舎からは3頭をピックアップ。今年も勝って魅せます。
社内POG指名馬
- ダノンフェアレディ
- ミッキージュエリー
- ヴァリディシームス
- マディソンガール
- ダノンセンチュリー
- ダノンブランニュー
- ビッキーファースト
- Dalakaniaの2022
- ホウオウレイヴン
- ダノンジョーカー