悲怒交々
最終更新日: 2022/01/14-
I
悲喜交々の正月開催~三日間競馬が終わりましたね
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A
“喜”なんて無いだろ。“怒”ならいくらでもあるけど
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I
……オープニングからイライラしてますね。とりあえず今週も元気よく放談していきたいと思いますのでよろしくお願いします
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A
はいはい
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I
それでは先週出走した放談関連馬の回顧から始めましょう。まずは土曜の中京ですね。芝2200mの未勝利戦に出走したAさんのドラ3アーティット。こちらは単勝1.5倍の圧倒的一番人気に応えて見事1着となりました
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A
先週『90%大丈夫』と言ったけど、競馬においての90%って実質100%みたいなものだから。結果は順当も順当。川田騎手がしっかりと勝たせる競馬をしてくれたのも大きい。今秋が楽しみだね。神戸新聞杯から菊花賞に行きましょう
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I
続いて月曜中山の未勝利戦(ダート1800m)に出走したOさんのドラ2ヒシアラカン。こちらは鞍上強化&ダート変わりで期待されたものの、結果は残念ながら9着でした
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O
あの手応えであの位置にいて、なんで9着なの?
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I
知りません
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A
あれはびっくりしたね。普通に勝たれちゃうと思ってたらあれよあれよと(苦笑)
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I
そして同じく月曜中山のフェアリーSに出走したAさんのドラ3エリカヴィータ。こちらは…
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A
これはノーコメント。語りたくない
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I
……いや、一応回顧をするコーナーですので
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A
俺も鬼じゃないので1度だけなら笑って済ませる。だからトゥデイイズザデイの京都2歳Sは『これも競馬だ』と納得した。でも今回は許さない。激おこぷんぷん丸だ
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I
……激おこぷんぷん丸?
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A
普通に走って負けたのなら納得しよう。もしくはペーペーのあんちゃんが下手に乗って負けたのならそれも納得しよう。でも京都2歳Sは競馬界のレジェンドで、フェアリーSはリーディングジョッキーが鞍上。それがなぜああいうことが立て続けに起こるんだよ。しかもよりによってスピードに乗りかけた勝負どころで。それもちょっとした不利ではなく、致命的な不利が!!
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I
……Aさん、POG放談はエンターテインメントですよ。あまりガチトーンになられても困ります
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A
トゥデイイズザデイやエリカヴィータは悪くない。その鞍上もしかり。悪いのは全て神。競馬の神様。しょうもない嫌がらせしやがって。ファ●キンゴッド!!
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I
……ちょっと回顧になりそうもないので、Oさんが何かフォローしてあげてください
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O
完全に脚払いされてるのに滑っただけで転ばなかったからね。エリカヴィータは体幹が強くて運動神経がいい馬なんだとインプットしたよ
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I
まじめですね
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O
でもさ、加害馬の騎手が右手綱を落としちゃって、握りなおそうとした拍子に左手綱を引いてしまって、それで馬が外(左)に行ったんだよね。なんでこれで馬が調教再審査になるんだろう?
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I
僕に訊かないでください
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A
もうエリカヴィータの話はいいから。さっさと進めて
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I
……それでは3歳戦の展望を始めましょうか。まずは土曜中山から。4Rはダート1800mの新馬戦です
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O
本命はグリューヴルム(牡・キズナ×リュシオル)。根拠は関西馬
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I
これは異論なしですね。ダート新馬のキズナ産駒で関西馬。来る要素しかありません
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A
まあ特に異論なしかな。他に何もいないしね
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I
9Rは菜の花賞。芝1600mです
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O
ラッピングカラーズかな。この組み合わせなら先行力で押し切れると思う
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I
ここはサウンドビバーチェでしょう。2着に敗れた前走も根性は見せて惜しい競馬でした。唯一の関西馬で好枠。立ち回りひとつで勝ち負けでしょう
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A
ロムネヤは見直したいけどね。前走は発馬で後手。初戦のように先行策なら
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I
続いて中京いきます。4Rはダート1400mの新馬戦です
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O
本命はショウナンパーシヴ(牝・ザファクター×ショウナンマラーク)。普通に好調教
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I
僕はクラウドボウ(セ・ダイワメジャー×エーシンオマーン)を本命にしました。2歳戦ほどの勢いはありませんが、ダートもこなせるダイワメジャー産駒。坂路で入念に乗り込んで仕上がりも上々です
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A
ダイワメジャー産駒ならナパージュケイク(牝・ダイワメジャー×グリサージュ)の方が良いのでは? こっちの方がガッツリ乗り込んで仕上がりもいいよ
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I
はいはい。6Rは芝2000mの新馬戦です
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O
マテンロウボンド(牡・キズナ×スマッシュハート)。非常に好調教
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I
ここはジーショウグン(牡・ハーツクライ×ペルヴィアンリリー)でしょう。15年の札幌2歳S勝ち馬アドマイヤエイカンの全弟。牝系はフサイチエアデールやピアレスベルの名もある良血の…
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A
ちょっと待って。フサイチエアデールはともかく、ピアレスベルって何よ?
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I
僕がリアルオーナーをやっていた馬ですよ
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A
聞くまでもないけど、多分そんなに走ってない馬だよね?
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I
数字だけ見れば0戦0勝ですが、GI級だった可能性も否定できません。なんせ未出走で繁殖入りですから
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A
……まあいいや。先進めてくれ
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I
続いて10Rは紅梅S。芝1400mです
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O
フォラブリューテ。ベストの1400mなら
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I
これは異論なしです。5着に敗れた前走ですが、休み明けの重賞挑戦でいい経験になりました。テンションが落ち着いている今回は巻き返しに期待します
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A
概ねフォラブリューテでいいと思うけど、やっぱりウィリンが気になるんだよなあ。福島1200mで圧勝なんてそこまで価値はないけど、ただのスピード馬じゃない雰囲気は初戦でビンビン感じた。ここをこなせるようならかなり今後が楽しみ
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I
土曜最後は小倉ですね。新馬戦や特別レースはありませんが、何か注目どころは?
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A
ナイっす。日曜いきましょう
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I
わかりました。日曜は中山に重賞がありますので、先に中京と小倉を片付けましょうか?
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A
中山の重賞より、中京の5頭立ての方が注目じゃないの?
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I
はいはい。それでは中京いきます。まずは4R。ダート1800mの新馬戦です
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O
本命はウィングヘヴン(牝・Arrogate×マニーズオンシャーロット)。Arrogate産駒はダート1800mの新馬は1、1、2、1、2着。ダート1700mの新馬で7着だったポインズンアロウも初めてダート1800mに出走した時に勝った。ということでダート1800mの新馬なら本命
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I
僕はスマートグランデ(牝・ドレフォン×スマートアイリス)を本命にしました。格上古馬に先着した1週前追い切りが印象に残った1頭。なかなかの素質を感じさせます
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A
俺もスマートグランデかな。Iがいうほど極上の調教だとは思わないけど、このメンバーなら仕上がりは最上位
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I
続いて5Rの未勝利戦(芝2000m)も注目ですね。僕のドラ5ノットゥルノが出走します
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A
これは勝負する価値あると思うよ。どうせディープの高馬(ショウナンアデイブ)とかヴィルシーナ血統(イヴィステラ)が人気になると思うけど、初戦のレースぶりなんかは全然負けていない。というかむしろ上
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I
あ、あんまり煽らないでくださいよ(照)
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O
初戦はラスト150mぐらいの伸びはすごかったからな。これは狙い目
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I
………そのぐらいにしてください
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A
上げるだけ上げて落とす作戦(笑)
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I
……続いて8Rは梅花賞ですね。Aさんのドラ1トゥデイイズザデイが出走しますが、不成立スレスレの5頭立てです
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A
俺の先週からの流れを考えればここは不成立になった方がエンターテインメントだったのにねえ。本当に競馬の神様ってやつは何もわかっていないや。これじゃあただの嫌がらせだよ
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I
あんまりブツブツ言ってないで展望をお願いします
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A
また逃げれば勝てると思うけど、それじゃあ今後のためにはならないしねえ。控える競馬を試みたとしてもこの頭数とメンバーじゃ控えるどうこうにならないし
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I
それで?
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A
わからん。武豊騎手に任せる。俺はパスでいいよ
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I
……Oさんは?
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O
普通にセレシオン。トゥデイイズザデイには、というか放談Aには『5頭立てでイン詰まり』などの大技を期待している
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I
僕もセレシオン本命です。初戦は強さだけが際立ちましたね。京成杯に出走するアライバルの近親。やっぱりこの血統は走ります
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A
自他共に認めるエンターテイナーとしては“セレシオンとの接戦に敗れて2着”という普通のケースだけは避けたいところだね。まだ“5頭立てイン詰まり”の方がいい
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I
続いて小倉いきますね。5Rは芝1200mの新馬戦です
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O
テーオーモンブラン(牝・ディーマジェスティ×ラブエーヤン)かな。雨が降るタイミングが問題だけど、道悪ならかなりいけそう
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I
僕はアスクチャンプガイ(牡・キズナ×レオパステル)を本命にしました。母も姉(レオハイセンス)も1000mが得意だったようにスピード能力は確かな血統。初戦駆けキズナ産駒でこの条件の新馬戦◎
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A
オッサンあるあるかもしれないけどさ、この歳になると最近流行っている音楽ってだけで食わず嫌いしちゃうことあるよね?
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I
ありますね。僕なんて懐メロばっか聞いてます
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A
でもさ、最近のアーティストで凄いのがいたんだよね。ちょうど1年ぐらい前に初めて曲を聴いたんだけどさ。それがもう衝撃で。『こんな曲を作れるのか。かなりやばいな』って
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I
衝撃はいいんですけど、あなたは一体何の話をしてるんですか? 今は3歳戦の展望ですよ
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A
で、そのアーティストってのがKing Gnu。『今さらかよ!!』ってツッコミが来そうだけど、彼らヤバイよ。音楽の成績がずっと3だった俺が言うんだから間違いない。“白日”聞いてみなよ。他にも…
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I
さっさと展望をしてください!!
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A
だからキングヌーならぬキングクー(牡・ロードカナロア×シュガーハート)。よく見たらキタサンブラックの半弟。全然タイプは違うけど、その分仕上がりは早い
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I
それではラストが中山。まずは4R。ダート1800mの新馬戦です
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O
ソングオブバラード(牝・ブラックタイド×グローバルソング)かな。根拠は初戦駆けブラックタイド
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I
これは異論なしです。半兄バスタータイプでは中央5勝馬で、16年のマーチSでも2着に好走しました。パワー要する馬場を得意とする一族。この舞台でこそ
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A
ちょっと難しいけど俺はルチア(牝・アメリカンペイトリオット×エレーデ)かな。牝馬だけど大型でスタミナだけはOKですみたいな感じ
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I
続いて6Rは芝1600mの新馬戦
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O
本命はコウソクブラック(牡・キタサンブラック×ウィストラム)。根拠は初戦駆けキタサンブラック
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I
ここはウインエクレール(牝・ディープインパクト×サマーエタニティ)ですね。とにかく追い切りが圧巻でした。タイプこそ違いますが、半兄(ウインブライト)が得意とした中山コースでどんな競馬ができるか楽しみです
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A
俺はバンデルオーラ(牡・トーセンラー×マチカネハヤテ)かな。大物感はあんまりだけど、この兄姉は堅実だからね。調教も十分動いている
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I
そしてラスト11Rの京成杯。Tさんのドラ2アライバルが出走します
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O
本命はアライバル。どう考えても新潟1600mより中山2000m向き。俺の中では菊花賞馬ってことになってるし
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I
大変遺憾ですが僕も本命はアライバルです。おそらく中山コースは不向き。しかもTさんの指名馬という大きなハンデを背負っています。しかし、ここ2戦の内容からかなりの能力があるのは間違いありません。当たり年のハービンジャー産駒の中でも大将格。ここは最有力
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A
卓上カレンダーに載せたぐらいだから俺も能力は認めてるけどさ。Oさんや俺が新年早々不発に終わっているこの流れでTさんが満を持して来るかね?
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T
あ?
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I
??? さっきも言いましたが、Tさんのポイズンブレスがかかっていても最有力だと思えるぐらい素質を感じます。この馬に関してはさすがの僕も抗うことを諦めました
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A
どちらにしても俺はアライバルは▲までで、本命はタイセイディバインね。ノドの方は相変わらずだけど、使うごとに競馬が上手くなってきた。あと、大事なのが調教ね。数字見ただけじゃわからんけど、動きそのものがデビュー時に比べて上質になってきた。今は下手に競馬を教えるんじゃなくて、前走のように逃がして結果を求めた方が将来的には良いと思う
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I
まあ3人が3人アライバル本命では惨敗フラグがビンビンですからね。Tさん的にはこのぐらいの方がいいかもしれません(笑)
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A
惨敗フラグなんて立てなくても勝手に我々の期待に応えてくれるのが近年のTさんなんだけどねえ
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I
ええ。アライバル本命にはしたものの、正直そっちの展開になることもちょっと期待しちゃいます
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T
あ?
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I
???
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放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。
社内POG指名馬
- ランブルスコ
- スカイドリーマー
- クカイリモク
- ダノンファンスター
- ゴンファロニエーレ
- ショウナンマルチ
- 母Nightlife Baby
- アウェイクネス
- サトノグロリア
- ラパンドール
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放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。
社内POG指名馬
- アローメタル
- ディバインウインド
- イベントホライゾン
- インタノン
- サトノワーグナー
- スワーヴマルス
- ジュナベーラ
- レッドレグルス
- ヘイジュード
- シェーロドラート
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放談O
昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。
社内POG指名馬
- ブラックオリンピア
- ハムタン
- ディースカウ
- オルフセン
- アメリカンジゴロ
- ウイントッペン
- ブレナヴォン
- サトノワーグナー
- ダノンオブアイデア
- イナズマダイモン
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放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。
社内POG指名馬
- アウダーシア
- ショウナンガルフ
- ディバインウインド
- セルレーヴ
- アンドゥーリル
- ミスティックレイン
- ロードラヴォール
- シックスリング
- クワイエットアイ
- ギャラボーグ
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放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。
社内POG指名馬
- ボンボンベイビー
- フィロステファニ
- オルフセン
- ビーチェマーレ
- リアライズステラ
- サトノフレア
- スタートレイン
- フルムーン
- インゴッズハンズ
- スクランプシャス
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放談Y
メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。
社内POG指名馬
- ダノンヒストリー
- コニーアイランド
- ストロベリームーン
- ジャスティンカレラ
- リン
- エリカビアリッツ
- ドンテスタマスター
- ラッキーバック
- ページターナー
- ディヴァインボンド