茶番
最終更新日: 2022/06/03-
I
放談関連馬の出走が0だった第89回日本ダービー。勝ったのは武豊騎手騎乗のドウデュースでした
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A
放談関連馬の出走が0っていうか、今年の社内POGは史上最低レベルだよね。これ言うと『お前ら競馬新聞社なのにヘタクソか!!』って言われそうだけど、クラシックで掲示板に載った馬が1頭もいないんだから(苦笑)
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I
たしか重賞勝ち馬も4頭しかいないんでしたっけ?
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A
そうそう。ダノンスコーピオン、キラーアビリティ、コマンドライン、そして俺のエリカヴィ…
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I
社内POG史上稀に見る低レベルな年にビリだなんてOさんもある意味持ってますよね。例年ならこんな被害じゃ済みませんよ
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O
うるせーバーカ
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I
バカとは何ですかバカとは!!
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A
はいはい。冒頭から喧嘩してないでさっさと放談を始めてくれよ。今週から2歳戦のスタートだぞ
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I
じゃあまずは恒例となっている放談メンバーの指名馬紹介からやらないといけませんね
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A
順番は? 一発目の今週は誰がやる?
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I
例年どおりに負け組順か指名馬が開幕週に出る人からでいいんじゃないですか。ってかどちらも該当するのがOさんですね。じゃあOさんからお願いします
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A
……Iくん、負け組順ならOさんだけど、Oさんの指名馬に開幕週デビューはいませんよ
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I
ああ、あの馬抽選負けしちゃったんでしたっけ? こりゃまた失礼いたしました
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O
うるせーバーカ
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I
……もはやただの子供ですね
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A
じゃあ今年は勝ち組順ってことで俺から指名馬紹介始めようかな
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I
いいのですか? 一発目って前座臭がプンプンですよ
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A
全然いいよ。むしろ俺が先にやっちゃうと出オチ感出ちゃうけどいいの?
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I
大丈夫です。僕には“放談Iによる放談Oの指名馬診断”という強力な武器があるので
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A
なら今週は俺がやるね。一部例の動画と内容が被っちゃうかもしれないけど、そこは勘弁してください
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O
俺は例の動画でAの指名馬に散々突っ込んでるから、ここでは黙ってるよ
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I
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A
はいはい。次回はIくんが主役(予定?)だから。さっさと司会進行をお願いします
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I
それは悪くない話ですね(照)。では1位から始めましょうか。中内田厩舎のダノントルネード(牡・ハーツクライ×シーウィルレイン)
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A
例の動画を公開した後に指名者数が急増したから気にしている人も多かったんだろうね。『あの動画のおかげで指名することにしました』って人もいたし。意外とJRAレーシングビュアーの存在を知らなかった人も多いみたいだから地味に視聴者(読者)の役には立ったのかな
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I
正直我々からすれば基本ツールですけどね
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A
よく直属の先輩が、『どんなPOG本よりもJRAレーシングビュアーの2歳馬特集が最強だぜ!!』と言ってるけど、この馬に関してはまさにその通りで。俺が知るかぎりダノントルネードの姿を確認できたのはJRAレーシングビュアーだけかと
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I
JRAレーシングビュアーの話はその辺にして、そろそろダノントルネードの話を…
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A
父ハーツクライだけど、母がオーストラリアの短距離GIを買った2歳牝馬チャンピオンだからキレッキレのスピードがあって晩成って感じが全くしない。先にドウデュースにやられてしまったけど、朝日杯を勝ってダービーも勝てちゃう。そんなイメージだね
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I
ありがとうございます。続いて2位が手塚厩舎のキングズレイン(牡・ルーラーシップ×タッチングスピーチ)
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A
ルーラーシップにリッスン血統だから超晩成と思いきや、4月入厩でゲート試験にも合格したんだから。まずはそれだけで十分評価に値するよ
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I
でもさすがにこの血統が夏デビューって危なくないっすか?
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A
うん。今はNF天栄で調整してるけど、やっぱり晩成寄りって話だからもう少し乗り込んでいくとは思う。まあ俺も夏デビューはやめてほしいけど、逆にそれでアッサリ勝ち上がれるようなら凄い馬になるんじゃないかと
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I
続いて3位がお馴染みの母サマーハですか。藤原英厩舎のトラミナー(牝・サトノダイヤモンド×サマーハ)
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A
かわいい。それだけ
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I
……続いて4位が鹿戸厩舎のライツオブキングス(牡・エピファネイア×マキシマムドパリ)。今年のベストグッドルッキングホースですね
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A
第二のキングズパレスというか、覚醒してからハッキリわかるようになったんだけど、たまにいるのよ。『血統とかよく知らないし、あんまり興味も無いけど、どこからどう見ても走るだろ』って馬が
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I
へー
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A
それがこのライツオブキングス。エピファネイア産駒は見てくれ◎の馬が多いので騙されやすいのは重々承知してるけど。それでもこの馬が走らなかったらエピファネイア産駒の未来は結構厳しいんじゃないかと思うぐらいで
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I
……すでにエフフォーリアとかデアリングタクトとかいますけどね
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A
ちなみにこの馬も入厩してゲート試験には合格済。デビューはそう遅くはならないはずです
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I
わかりました。続いて5位は池江厩舎のティニア(牡・Frankel×Follow a Dream)
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A
昨年のドラ1トゥデイイズザデイと同じノーズヒルズ×池江厩舎×放談Aのトリオ。まあ簡単に言えばリベンジ枠だな。トゥデイイズザデイが期待ほど走ってくれなかったからね
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I
リベンジするのは勝手ですけど、Aさんが指名するFrankel産駒って全然走らないですよね?
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A
普通にソウルスターリングとかグレナディアガーズとか
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I
それはリスト入りしただけでしょ? 実際指名したのは?
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A
ミッキーフランケルとかライズイーグルとか
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I
どっちも未勝利じゃないですか(苦笑)
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A
だからそういうのを含めてのリベンジだって
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I
そして最後の6位が同じく池江厩舎のパスーイングザドリームの2020(牡・Kitten's Joy×パスーイングザドリーム)
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A
これは生産がアメリカのAoshiba Shouji Inc.ってことだから、おそらく馬主は青芝商事さんだと思われる
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I
つまり噂の池江厩舎×青芝商事のタッグですか
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A
そうそう。よくご存知で
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I
あたり前田のクラッカーですよ。僕も前にコバルトブルーって馬を指名してましたからね
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A
……まあコバルトブルーはちょっとアレだったけど、例えば重賞2勝して有馬記念2着だったオーシャンブルーとか、鳴尾記念を勝ったステイインシアトルとかね。このタッグ馬は過去8頭しかいないんだけど、内5頭がオープン馬というスーパーハイアベレージ
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I
アチチなのは十分わかりますけど、この馬はあくまでも“生産”が青芝商事さんというだけで、“馬主”が青芝商事さんと決まったわけじゃないんですよね?
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A
……自分で生産したんだから普通は自分で持つだろ? エスティファームのトーセンさんだってそうだし
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I
じゃあこの馬に関してはまず馬主に注目ということで。青芝商事さんに決まれば激アツ。それ以外なら…
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A
いや、仮に馬主が青芝商事さんじゃなかったとしても大丈夫だ。池江厩舎×Kitten's Joy産駒=ジャンダルム。サンプルはこの1頭だけだから強気にはなれないけど、弱気になる要素も全くない
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I
Aさんの指名馬解説は以上ですね。それではそろそろ2歳新馬戦の展望を始めますか
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A
やっぱり『2歳新馬戦』って響きがいいよね。オラ、わくわくしてきたぞ
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I
まずは土曜の東京から。5Rは芝1600mの新馬戦です
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O
パス
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I
ちょww 悪ふざけもいい加減にしてくださいよ!!
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O
ドラ1抽選負けの馬が本命で出てくるんだぞ?
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I
僕だってドラ1を抽選負けしてるんです。しかもTさんなんかにですよ!? 1人だけ被害者面して不貞腐れないでください
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T
あ?
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I
???
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O
……そうだな。俺が悪かったよ
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I
分かってくれればいいんです
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A
え? 何この茶番
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O
ということで、当然本命はドラ1で抽選負けしたエゾダイモン(牡・ハーツクライ×メジロツボネ)だ。1600mっていう馬じゃないけど、阪神ではなく東京という選択は正解だと思う
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I
僕は一発狙ってオールパルフェ(牡・リアルスティール×クイーンズグラス)で勝負します。新種牡馬のリアルスティールですが、各牧場で評判になっている馬が多いですね。『速いところ(調教)にいくと良い動きをする馬が多い』という話をよく聞きます。オールパルフェも前向きな気性で推進力も上々。初戦から楽しみ
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O
同じディープインパクト×ストームキャットのキズナやサトノアラジンから類推すると、リアルスティール産駒の、特に牡馬はダート向きに出ると思うんだよな。だから牡馬は芝では当分本命にしない予定
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A
個人的な予想だから全く見当違いかもしれないけど、俺はリアルスティールってディープブリランテみたいな種牡馬になると思ってるんだよね。鉄砲○、ダート→芝○、非根幹距離○みたいな。だからしばらくは“リアルスティールの新馬戦”が通用するかどうか注視してみようかなと
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I
注視するのは勝手ですけど、Aさんの本命は?
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A
エゾダイモンに関しては正直何でこんな話題になっているのかよくわからないし、オールパルフェに関してはあくまでも注視だし、スティルディマーレ(牡・ロードカナロア×コケレ-ル)に関しては国枝厩舎の新馬戦だし、ノッキングポイント(牡・モーリス×チェッキーノ)に関しては期待値の低い6月デビューのモーリス産駒だし。消去法で関西馬のロードスパイラル(牡・キタサンブラック×エンジェリックレイ)かな
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I
続いて中京いきます。5Rは芝1600mの新馬戦ですが、Tさんのドラ6リアリーホット(牝・ロードカナロア×ホットチャチャ)が出走します
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O
本命はスズカダブル(牡・バゴ×ダブルファンタジー)。西村厩舎の2歳6月デビューは、特に牡馬は素晴らしい成績。基本ハードトレの厩舎だから2歳初期から牡馬が走りやすいんだろう
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I
話聞いてました? Tさんのドラ6が出走するんですよ?
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A
リアリーホットねえ。出世頭のエタリオウもそうだったけど、この兄姉って新馬戦のスカが多いんだよね。さすがにこのメンバーで大敗とかはないだろうけど、人気より着順は2つくらい下のイメージかな。1番人気3着とか2番人気4着とか
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I
ちなみに僕の本命はダイヤモンドハンズ(牡・サトノダイヤモンド×メチャコルタ)ですね。本質的には距離延びてのタイプですが、走りなんかは完全に芝向きの印象。未勝利引退とはいえ半兄(ロジモーリス)もかなりの素質を感じさせる馬でしたし、この馬も先々まで楽しみな好素材
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A
俺もダイヤモンドハンズ。本質的には距離延びてってのも同意見だけどね。ちなみにこの馬、社内POGでの指名者はいないんだけど、ドラフトが終わった後に『何で誰も書いてないんだよ。だったら書けばよかったよ』って声が1番多かった。要するに走ると思っている人が社内にいっぱいいるってこと
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I
続いて日曜いきましょう。まずは東京。5Rは牝馬限定戦の芝1600mです
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O
本命はマラマプア(牝・ダイワメジャー×セットプレイ)。坂路でもウッドでも素晴らしい動き
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I
僕は唯一の関西馬ビューティーワン(牝・ハーツクライ×ディヴィナプレシオーサ)を本命にしました。坂路の動きが絶好で年長馬相手の併せ馬では常に先着しています。鞍上の武豊騎手も手応えを感じている1頭
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A
ここのラブリージュビリー(牝・リアルスティール×コウエイラブリー)もリアルスティール産駒。で、これも調教で上々の時計を出していて、いかにも初戦向きの感じがする。あんまり人気無いようならちょっと買ってみようかな
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I
続いて6Rは芝1400mの新馬戦です
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O
本命はクラックオブドーン(牡・サトノクラウン×クラックシード)。2歳初期の芝1400mはこういうパワータイプが強いはず
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I
僕はシャンディエン(牡・ドレフォン×デグラーティア)を本命にしました。小倉2歳Sなど芝1200mで4勝を挙げた快速デグラーティアにドレフォンというスピードに長けた配合。豊富な攻め量で仕上がりは万全。初戦から勝ち負けの期待
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A
注目は近親シャケトラ&サヴァニャンのマローディープ(牡・スクリーンヒーロー×モルジアナ)だけど、思ったほど良くなってこない。まあこのメンバーなら勝ち負けも期待できると思うけど、あんまり自信はないかなあ
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I
ラストは日曜の中京。5Rは芝1400mの新馬戦です
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O
ナゲットモンスター(牡・モーリス×クッカーニャ)。西村厩舎の2歳6月デビューは、特に牡馬は素晴らしい成績。基本ハードトレの厩舎だから2歳初期から牡馬が走りやすいんだろう
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I
僕はマニバドラ(牡・Speightstown×Trini Brewnette)を本命にしました。坂路時計を鵜呑みにはできない森厩舎の所属馬ですが、それでも2週前の4F49秒1は超抜。父は芝・ダート兼用の快速種牡馬。この条件も問題なし
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A
俺もマニバドラかな。49秒1でも過信はしたくないけど、困った時のマル外ってことで
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I
2歳新馬戦の展望は以上ですね
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A
じゃあ最後に告知を。日刊競馬POG2020-2021が終了したわけですが、今週上位ランカーの方たちに賞品発送に関するメールを送りました。すでに返信頂いている方もいますが、まだの方はユーザーIDで使用しているメールアドレスの受信BOXをご確認ください
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I
稀に迷惑メールと判断されるケースもあるようなので、そちらの方も併せてご確認ください
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A
あとは今さらですけどnikkankeiba.co.jpからのメールも受信できるように設定しておいてください。毎年『メールが届かない』という方も若干名いらっしゃるので
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放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。『放談A史上最強のラインナップ』(本人談)と豪語した昨期はミスタージーティー、アウェイキングの2頭がオープン入り。物足りなさは残るが、覚醒後は毎年複数のオープン馬を誕生させているのも事実。今期はマル外(持ち込み)3頭指名の一発狙ったラインナップだが、『全然問題なし。今年も普通に勝てる』とまた豪語。
社内POG指名馬
- パーティハーン
- スピントロニクス
- ヴィジョンメーカー
- ラッフルズドリーム
- マンオブノーブル
- チムニートップス
- ジャックオダモ
- アマキヒ
- Olive Groveの2022
- ヒス
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放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『相思相愛の関係』(本人談)としている金子オーナーの所有馬を3頭指名したが、ドラ1インビジブルセルフの新馬勝ちだけと見事に不発。ホウオウプロサンゲが皐月賞に出走したものの、全体的には低調なシーズンだった。懲りない漢は今期も金子馬を3頭指名。が、真に期待するのはドラ1ファイアンクランツ。『これさえいれば大丈夫』と本人は絶対的な自信を持っているが…。
社内POG指名馬
- ファイアンクランツ
- スワーヴゴダイヴァ
- ネブラディスク
- エオアリイ
- ウィラコチャ
- ジークファラオ
- リアライズカミオン
- バズアップビート
- ダンタリオン
- レズルレクティオ
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放談O
昨期は開幕週デビューのバスターコールを1位指名したがその後サッパリ。また、8年ぶりとなる牝馬の指名を敢行するもデビュー前に競走能力を喪失。唯一の見せ場はソンシの奮闘だけというネタにしようにもネタにしづらい1年だった。多種多様な種牡馬や厩舎をチョイスした今年は心機一転、12年ぶりの重賞制覇を目指したい。
社内POG指名馬
- アルハイルフォート
- グローサートラウム
- キングノジョー
- マイネルジーニアス
- レベルスルール
- ブリックスラテ
- ダノンアンチュラス
- ビーオンザカバー
- エルムラント
- カフジダージリン
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放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はドラ1ダノンエアズロックで10数年ぶりのダービーに出走。結果はともかく、とっても嬉しそうだったのが印象的だ。今期は言い訳ができないストレート指名を達成。ノーザンファーム生産馬が多いのはご愛嬌。また、あなたの笑顔を見たいから。
社内POG指名馬
- プリモシークエンス
- マジックサンズ
- レイニング
- ヴァルキリーバース
- ダノンミッション
- マジックローズ
- ラブリーリディア
- アドマイヤズーム
- アーバリアンジム
- レズルレクティオ
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放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1フォルラニーニが鮮烈な新馬デビューを飾るもその後はサッパリ。加えてドラ2の登録抹消などもあり、普通に見せ場のない負け組となってしまった。今期はドラ1エリキングを抽選負けし、ハズレ1位がミッキーアイル産駒+マル外3頭という先行き不安なラインナップ。彼の凶暴化は止まらない。
社内POG指名馬
- エリキング
- ソロモン
- ガルダイア
- チェンジオブハート
- イリフィ
- テーオーエルビス
- ヘヴンウィンド
- マージャング
- ヴェシレンキ
- ハッコウイチウ
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放談Y
勝ち組要員として昨年からPOG放談に参戦。一昨年(リバティアイランド&ドゥラエレーデ指名)ほどの見せ場はなかったが、クイーンズウォークでメンバー唯一の重賞勝ちを決めるなど、しっかりと存在感は示した。『今年のテーマはキズナ産駒+新種牡馬』と豪語。その宣言どおりにキズナ産駒を3頭+新種牡馬を2頭指名。そして相思相愛の中内田厩舎からは3頭をピックアップ。今年も勝って魅せます。
社内POG指名馬
- ダノンフェアレディ
- ミッキージュエリー
- ヴァリディシームス
- マディソンガール
- ダノンセンチュリー
- ダノンブランニュー
- ビッキーファースト
- Dalakaniaの2022
- ホウオウレイヴン
- ダノンジョーカー