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POG放談

POG Commentary

チン名馬の宝庫

最終更新日: 2022/06/10
  • I

    先週から2歳戦が華々しくスタートしたわけですが、まずはやっぱりOさんの幻の1位エゾダイモンについて触れないわけにはいきませんね

  • O

    まあ2歳6月の1600mっていうタイプでもないし、兄(グローリーヴェイズ)と同じく坂も苦手っぽいかな。それに俺の怨念っていう重しも乗ってるからね

  • I

    重し?

  • O

    ブエナベントゥーラと同じだよ。俺から強奪した馬はそういう運命が待っている。まあ1勝はするんだけどさ

  • I

    なかなか胸糞悪い話ですけど、あなたが1位で抽選負けしたドゥラメンテは二冠馬になりましたよ?

  • O

    それは抽選勝ちした人の人間設定の問題だよ。Iは1勝止まりの設定。エゾダイモンを強奪した輩はかつてオルフェーヴルを指名していたわけだから、Iよりは高設定の可能性はあるけどな

  • I

    あーそーですか。Aさんはどう思いましたか?

  • A

    エゾダイモン? どう見てもこの時期のマイル戦って感じの馬ではなかったけど、本当に凄い馬であればもうちょっと何か魅せてくれるものがあっても良かったんじゃないかと。正直、今の時点では“条件の合わなかった普通のハーツクライ産駒”って域を脱しないな

  • I

    ちなみに放談メンバーの先陣を切ってTさんのドラ6リアリーホットが出走(土曜中京新馬戦)したわけですが、こちらは残念ながら…

  • A

    俺が言ったとおりだったね。『人気より着順は2つくらい下のイメージかな。1番人気3着とか2番人気4着とか』と。で、見事に2番人気4着。俺、凄い

  • I

    それでは今週も元気よく放談していきたいと思います。まずは放談メンバーの指名馬紹介・パート2ですね。今週はOさんの出番です

  • O

    右欄で不本意にも『サトノアラジン産駒とチン名馬の宝庫』とか言われてるんだけど、キミたちはスカとかマンとか入ってるだけでキャッキャ言っちゃう小学生ですか? ちなみにマンスールはイスラム帝国のカリフが名乗った『勝利者』っていう意味だぞ?

  • I

    はいはい。それではOさんの指名馬紹介を始めたいと思います。抽選負け&横取りのコラボによって、結局1位は加藤征厩舎のエコロジョイアー(牡・サトノアラジン×パシオンルージュ)ということになりますね

  • O

    とにかく見たことがないレベルの胸前の筋肉なんだよね。競走馬対抗ベンチプレス大会とかあったら圧勝しそう

  • I

    は?

  • O

    セレクトセールの頃はもっと筋肉隆々でダート馬確定の雰囲気だったけど、ディープインパクト産駒が(ほぼ)いなくなって、パワーが強みになる時代だろうという読みで上位にリストアップした。で、2歳になって少しはランナー体型になった感じだから期待できると思うよ

  • A

    まあいずれにしても短距離ランナーだね。エコロジョイアーじゃなくてエコロジョイナーだ

  • I

    ……続いて2位ですが、こちらもサトノアラジン産駒ですか(笑)。武幸厩舎のスカーズ(牡・サトノアラジン×ムーングロウ)

  • O

    これはモンブランテソーロの再来

  • I

    もう少し分かりやすくお願いします

  • O

    モンブランテソーロは父ダノンバラードがディープインパクト産駒で俺の元指名馬。そして配合はBurghclereの4×3。そしてスカーズは父サトノアラジンがディープインパクト産駒で俺の元指名馬。そして配合はHighclereの5×4

  • I

    よく分かりませんが、モンブランテソーロの再来だとアツいんですか?

  • O

    モンブランテソーロは2歳5月に入厩したと思ったら、その週のうちに屈腱炎で温泉行きになってデビューは3歳4月。その後の活躍はご存じの通りなんだけど、無事に2歳早期にデビューできていれば、もっと稼いだと思うんだよな

  • A

    ちなみにこの馬は函館競馬場に入厩してゲート試験にも合格済。今後何もなければ放談O厩舎の初陣はコレになるでしょう

  • O

    エコロジョイアーもとっくにゲートは受かってるから、意外にエコロジョイアーの方が早いかもしれないけどね

  • I

    そして3位が矢作厩舎のA. P. Dreamの2020(牡・American Pharoah×A. P. Dream)

  • O

    さっきBurghclereの4×3だのHighclereの5×4だの言ってたけど、俺は基本的にアウトブリードが好き。これは完全な5代アウトブリードで即決した。来日が4月だったからまだ着地検疫中で、デビューは早くても10月とか11月だけど、ダートで2勝はするでしょう

  • I

    僕も嫌いじゃないですが、ダービールールのPOGでダート馬を推奨されてもねえ

  • A

    いいんだよ。うちの社内POGは菊花賞ルールだから

  • I

    続いて4位が牧厩舎のアイノセンシ(牡・ドゥラメンテ×スターズアラインド)

  • O

    スターズアラインドの3年ぶりの仔だし、山口ステーブルさんがツイッターで調教映像を流してくれていたから、去年の秋ぐらいからチェックして追っていた。3月には坂路で15-13-13とか出していたから有力候補になったわけだけど、そこへもってきて名前がアイノセンシ。取るしかないでしょう

  • I

    そうなんですか、Aさん?

  • A

    俺らはガ●ダムよりもエ●ァ世代だからね。これがサイゴノシシャなら激アツだけど、アイノセンシじゃ何がいいのかさっぱりわからん

  • O

    そうは言ってもアイノセンシだとチョイアツ程度。アイセンシならゲキアツだったんだけどな

  • I

    はいはい。そして5位がまたまたサトノアラジン産駒(笑)。栗田厩舎のマンスール(牡・サトノアラジン×バシマー)です

  • O

    サトノアラジン産駒でBurghclere4×3だから、こちらもモンブランテソーロの再来またはリベンジ枠。馬体を見ると母方のヨーロッパっぽい血が出ている感じで、まあ日本の芝では厳しいんじゃないですか(苦笑)

  • I

    (苦笑)って…

  • O

    でもしょうがないんだよ。母の父Grand Lodgeとか言われるとトキめいちゃうから

  • I

    そうなんですか、Aさん?

  • A

    トキめくかどうかは知らんけど、この血統なのに『芝の中距離向き』ってのが調教師や育成者の評価なんだよね。それに関してはちょっと興味深いよね。こっちは正直『どうせダートの短距離でしょ』ってイメージがあるから

  • O

    馬を見てみろよ。どう見てもダート短距離ではないから

  • I

    最後6位が中内田厩舎のトレチーメ(牡・モーリス×ポップコーンジャズ)

  • O

    母ポップコーンジャズという時点で晩成確定だし、今年3月ぐらいだとキ甲も抜けてないね。社内POGは菊花賞ルールだから取れたら取れたでいいんだけど、ダービールールではオススメできない。でも、『モーリス産駒で菊花賞』が実現したら、他の参加者に与えるダメージは大きいだろう。それが狙いっていうか願望

  • I

    どうですか? Aさん

  • A

    なんだかんだ言ってもモーリスはじっくり待った方が吉。そういう意味ではいいと思います。ただし、菊花賞ルールのPOGでなら

  • I

    それでは今週の2歳戦の展望を始めたいと思います。まずは土曜の東京からですね。5Rは芝1400mの新馬戦。Tさんのドラ4コンエネルジア(牡・Frankel×レディイヴァンカ)が出走します

  • A

    あらあら。今期は開幕週からガチンコムードがあったけど、2週目にして早くもソンタックスメルがプンプンと

  • O

    そうか? 本命は普通にシャープソーン(牝・ファインニードル×ローズストリート)。根拠は関西馬

  • I

    僕はやむを得ずTさんのコンエネルジアを本命にしました。Frankel産駒は新馬戦や休み明けなどフレッシュな方が成績が良いイメージ。格上古馬と併せて互角以上の動きを見せた今週の動きも◎

  • A

    俺はフィンガークリック(牝・マインドユアビスケッツ×アンバーミニー)で。切れ味は微妙でもいい脚を長く使えるタイプ。雨予報もちょっと吉

  • I

    続いて中京いきます。5Rは芝1600mの新馬戦ですが、こちらもTさんの指名馬が出走しますね。ドラ2のセレスティアリティ(牝・バゴ×アドマイヤテンバ)です

  • O

    本命はセレスティアリティ

  • I

    聞いてました? Tさんのドラ2が出走するんですよ?

  • O

    だからセレスティアリティが本命だって言ってるだろーが。根拠は西村厩舎。西村厩舎は基本ハードトレだから新馬戦は牡馬の方が信頼度は高いんだけど、牝馬でもノーザンファームらしく入厩後はそんなにハードじゃないし、何よりバゴ産駒は合うはずの厩舎だからね

  • I

    僕はマラキナイア(牝・ジャスタウェイ×カウアイレーン)を本命にしました。機敏なフットワークで高い素質を感じる1頭。今週行われた最終追い切りでも素晴らしい動きを披露しました

  • A

    ここもソンタックスメルがプンプンするからセレスティアリティでも大丈夫かもしれないけど、一発狙ってコスモサガルマータ(牡・ヴィクトワールピサ×エーソングフォー)を本命にしてみた。入念に乗り込んで仕上がりはほぼ万全。これが1400mなら自信満々だったけど、この相手だからマイルでもボチボチやれるはず

  • I

    土曜ラストは函館です。5Rは芝1200mの新馬戦

  • O

    本命はワイアウ(牝・ロードカナロア×チェリーペトルズ)。2歳6月の1200mならロードカナロアで

  • I

    異論なしです。追い切りで好時計連発のワイアウ。全姉キミワクイーンも新馬勝ち。発馬決まればまず勝ち負け

  • A

    特に異論なしです

  • I

    続いて日曜いきます。まずは東京からですが、5Rは芝1800mの新馬戦。POG的に注目なのはやっぱりダノンザタイガー(牡・ハーツクライ×シーズアタイガー)でしょうか?

  • O

    国枝厩舎といえば『初戦は危ない』でおなじみだけど、昨年は2歳新馬戦【5-2-2-9】なんだよね

  • I

    ほぼ上位人気になるわけですから、それを考えると物足りないですよね

  • O

    でも、ノーザンファーム生産馬に限ると【5-1-0-3】。つまりノーザンファーム生産馬(育成馬)以外の国枝厩舎は即消しレベルってことなんだけど、ノーザンファーム産の牡馬まで絞ると【2-1-0-1】

  • A

    着外なければ連対率100%だったのに。誰だ? 唯一の着外馬は?

  • O

    Aの指名馬フォーグッドね

  • A

    え?

  • I

    で、結局Oさんはダノンザタイガー本命なんですか?

  • O

    いや、チュウワモーニング(牝・キズナ×モーニングリズ)。根拠は関西馬

  • I

    ……それだけ語ってダノンザタイガーを本命にしないってのは意味不明ですが、僕は素直にダノンザタイガーから勝負することにします。先週のエゾダイモン同様、この時期のハーツクライ産駒のデビュー戦ってのはキナ臭さを感じるものですが、中間連発している軽快な動きを見たら逆らう気が失せました

  • A

    それでもやっぱり本命にはしたくないので、俺はグッドルックス(牡・タリスマニック×ヤマカツサファイヤ)で抗ってみる。グッドルックスの最上級が放談用語“ベストグッドルッキング”

  • I

    続いて中京ですが、5Rは芝1200mの新馬戦です

  • O

    本命はプロトポロス(牡・War Front×キャヴァルドレ)。根拠は西村厩舎の牡馬、ノーザンファーム、そしてマル外。堅いと思う

  • I

    異論なしです。稽古どおりなら大丈夫

  • A

    同じく

  • I

    ラストは函館。5Rは芝1200mの新馬戦です

  • O

    エリカキルシェ(牝・マインドユアビスケッツ×ゴルトキルシェ)。マインドユアビスケッツは基本ダートだろうけど、2歳初期の短距離、しかも洋芝なら何とかなるんじゃないかな

  • I

    僕はクリダーム(牡・ハーツクライ×ブーケトウショウ)を本命にしました

  • A

    さっき『この時期のハーツクライ産駒のデビュー戦ってのはキナ臭さを感じる』って言ってたじゃん

  • I

    ですが、注目インゼルさんの初出走馬です。加えて今年のダービージョッキーを配したんですから、無様な競馬はできないでしょう

  • O

    まあ見た目はハーツクライっぽくなくて短距離馬っぽいからな

  • A

    穴目ならトラネスハープ(牝・キンシャサノキセキ×ボシンシェ)。ちょっとワンペースだけど、ハズレの少ない一族で気性なんかも初戦向き

  • I

    展望は以上ですね

  • A

    なぜか長くなったから今日はオチなしで解散にしよう。また来週

  • profile

    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。シャフリヤールとの出会いをきっかけに『完全覚醒した』(本人談)のは事実だったようで、昨期も指名馬6頭中3頭(キングズレイン、ダノントルネード、ティニア)が期間内にオープン入りを果たした。『放談A史上最強のラインナップ』(本人談)と豪語する今期は待望のGI制覇も見えてくる?

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期はドラ1(ダノンボレロ)が未出走ながら、フリームファクシ、ユティタム、リビアングラスらが活躍して2年連続の重賞勝ち&勝ち組となった。今期も『相思相愛の関係』(本人談)としている金子オーナーの所有馬を3頭指名し、常勝軍団を目指す。

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    放談O

    サトノアラジン産駒とチン名馬を並べた昨期は大方の予想通りに大惨敗。(ダービー)期間内未勝利の期待も高まったが、3月末にしれっと未勝利を2勝するなど空気の読めなささも健在だ。未勝利在籍期間が長かったせいか、今期は一転して開幕週デビュー予定のバスターコールを1位指名。また、8年ぶりとなる牝馬の指名も敢行。結果はともかく、放談Oは確実に変わろうとしている。

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    放談T

    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期は放談Iに抽選勝ちしたドラ1プレドミナルが期間内未勝利に終わり、目立った活躍と言えばドラ5テラステラの万両賞1着程度。もはや触れるまでもない“ただの負け組”となっているが、今期は『馬質だけなら近年の中でもマシな方』と某有識者。大魔王復活なるか!?

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はダノンタッチダウンやルガルが重賞戦線で活躍したものの、 前者は皐月賞シンガリ、後者は新馬戦シンガリと相変わらずのシンガリストっぷりを発揮した。『シンガリだっていいじゃないかケイバだもの』。シンガリから始まるストーリー、今期もその一点に注目だ。

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    放談Y

    リバティアイランド&ドゥラエレーデというGI馬2頭を擁し、POG放談に彗星のごとく現れた超絶勝ち組メンバー……となる予定だったが、日本ダービーではドゥラエレーデがスタート直後に落馬するアクシデント。加入して1年も経たずにPOG放談のピエロ毒に侵されてしまったようだ。再浮上か転落の一途か、今後の動向が気になるところ。