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POG放談

POG Commentary

ついに勝った

最終更新日: 2023/01/06
  • I

    さて、今週もPOG放談のお時間がやってまいりました。1月4日の更新に続いて早くも今年2回目のPOG放談となるわけですが…

  • A

    さすがに中1日での更新は今までに無かったんじゃない?

  • I

    いや、2017年が1月4日→1月6日更新でしたね。『俺はいまだかつてあれ以上のシゴキを見たことがない』とか正月早々ロクでもないこと言ってましたよ

  • A

    ああ、シンジ君の初号機の話ね。さすがにあれだけシゴけばシンクロ率も400%になるわな。エ●ァも昇天しちゃうって

  • I

    ……そんなわけで皆さん何かとお疲れだとは思いますが、今週も元気よく放談していきましょう。まずは昨日出走した放談関連馬の回顧から

  • A

    そうか。『先週出走した』ではなく『昨日出走した』か(苦笑)

  • I

    まずは中京の新馬戦(芝2000m)ですね。放談ビッグウェーブ入りも期待されたOさんのドラ6トレチーメが出走しましたが、結果は残念ながら3着に敗れました

  • O

    せめて3か月前だったら『能力の高さは確認できた。問題ない』って言えるけど、皐月賞までもう時間がないんだよ

  • I

    皐月賞?

  • O

    言っただろ、『キングズレインの三冠を阻止する』って

  • I

    ちょっと待ってください。あれは『三冠にリーチをかけたキングズレインを止める』という大妄想ではないんですか?

  • O

    何言ってんの? トレ・チーメは“三つの峰”っていう意味だぞ? こっちが三冠ってこと

  • I

    ……ですって、Aさん

  • A

    そのキングズレインも皐月賞は怪しいかもしれないな。ホープフルSで不利を受けた時に足を捻っていたみたいで。現時点では大事に至らないようだけど、やっぱり中山は何かと紛れが多い。無理に中山(皐月賞)に拘ってると、せっかく手中に収めた二冠がポロリしちゃう可能性もある

  • I

    はいはい。そして1勝クラス(芝2000m)が注目のK大対決でしたね。Aさんのドラ1ダノントルネードと僕のドラ3フリームファクシが出走。結果は…

  • A

    1着フリームファクシ、2着ダノントルネード。想定通りのワンツーフィニッシュだったけど、まあ今回に関しては素直に参りましたって感じかな

  • I

    潔いのは良いことです

  • A

    こっち(ダノントルネード)は+10キロと多少久々感はあったし、枠順や出遅れによる位置取りや進路なんかも言い訳にしたいけど、そっち(フリームファクシ)は終始掛かりっぱなしで最後まで寄せ付けなかったからね

  • I

    その通りです

  • A

    次はどっちもきさらぎ賞かな? でも次は負けない。今度はダノンももっと動けるはずだし、逆にフリームファクシは使うごとに気性が悪化してきてる。このままだとクラシックを断念してマイル路線に行ったリューベック(半兄)アゲインしちゃいますよ

  • I

    まあそこは確かに課題ではありますが、秘める素質はリューベックよりも明らかに上だと思います。当然、現状のままでもきさらぎ賞では負ける気がしません。僕からすれば、次こそぐうの音も出ないくらい完封しちゃうのでかかってきなさいってところです

  • A

    OK、OK。2月5日が楽しみだな

  • I

    それでは3歳戦の展望を始めましょうか。まずは土曜中山。3Rはダート1200mの新馬戦です

  • O

    メイショウイセ(牡・メイショウボーラー×メイショウサリー)かな。一本調子だけどダート1200mなら問題ない

  • I

    これは異論なしです。最終追い切りでは1秒1追走から格上古馬に先着と上々の動きを披露しました。短距離向きの前向きさがあるのも良いですね

  • A

    ベストは東京ダート1400mってイメージだけど、エイジアンスター(牡・アジアエクスプレス×トップオブドーラ)はなかなか走りそう。この距離に対応できれば

  • I

    続いて5Rは芝1600mの新馬戦です

  • O

    本命はサラアデール(牝・ロードカナロア×プリンセスムーン)。父系も母系も初戦駆け

  • I

    初戦駆けという意味ではシルバージュエリー(牝・シルバーステート×ビジュートウショウ)でしょう。仕上がり良好。好枠からの押し切りに期待

  • A

    そういう意味では同じシルバーステート産駒のウインレイアー(牝・シルバーステート×ウインアルテミス)の大外枠はちょっと痛い。シルバージュエリーに浮気しようかな

  • I

    続いて9Rは黒竹賞。ダート1800mです

  • O

    狙いはトゥルース。根拠はダート血統の初ダート

  • I

    ここはピッチパーフェクト。新馬戦で僕のドラ3ユティタムと1秒差の競馬。その輝かしい実績はここでは最上位でしょう。もちろん休み明けも苦になりません

  • A

    異論はないけど、ユティタムの名を出すならその新馬戦の勝ち馬(ペリエール)の名も出そうね

  • I

    続いて土曜中京。4Rはダート1800mの新馬戦です

  • O

    難しいけどパワフルボンド(牡・キズナ×ヨナグッチ)。長めからビシビシ追ってダート1800m仕様

  • I

    ここはモンテルナ(牝・Union Rags×Light the Sky)に期待します。豊富な乗り込み量で、直前は古馬オープン馬に先着と態勢は万全。メンバー的にも大チャンスです

  • A

    異論なし。ただ、距離は若干怪しいかもしれないね

  • I

    次は日曜中山ですか。6Rは芝2000mの新馬戦です

  • O

    本命はイノセンス(牝・サトノクラウン×ワイキキブリーズ)。普通以上に好調教

  • I

    僕はオクタヴィアヌス(牡・ドゥラメンテ×クイーンズアドヴァイス)を本命にしました。かなり入念に乗り込んできた印象。半兄に今年の飛躍が期待されるレッドランメルトがいる血統馬。注目のデビュー戦です

  • A

    気になるのは3頭いるリアルスティール産駒。その中でも厳選するならリュクススティール(牡・リアルスティール×チェリークォーツ)かな。年末辺りからかなり良くなってきた

  • I

    9Rは朱竹賞。芝1200mです

  • O

    スプレモフレイバー。前走は直線で大不利

  • I

    異論なしです。差す競馬が板についてきました。Oさんの言うように前走は直線の不利が全て

  • A

    異論なし。半兄サイクロトロンだし

  • I

    続いて日曜中京いきます。放談的には2Rの未勝利戦(ダート1400m)が注目ですかね。昨日のK大対決に比べるとずいぶんチープな感じですが、Oさんのドラ3レッドカフラーVS先輩のドラ6ルガルの対決です

  • O

    ………

  • A

    何も言う事は無いそうです。進めてください

  • I

    続いて4Rはダート1200mの新馬戦です

  • O

    本命はケイアイクビラ(牡・ビッグアーサー×ケイアイアテナ)。坂路で好時計マークのビッグアーサー産駒が1200m出走なら

  • I

    これは異論なしです。坂路の動きが良かったですね

  • A

    異論なし。1200mで消す理由はない

  • I

    6Rは芝2000mの新馬戦です

  • O

    本命はアドマイヤイル(牡・Saxon Warrior×アイムユアーズⅡ)。普通に好調教

  • I

    僕はルソルティール(牝・ブラックタイド×エディン)から。半姉に20年のフラワーCを勝ったアブレイズ。初戦駆けブラックタイド産駒でこれだけ動けていれば

  • A

    俺もルソルティールかな。確かにパッと見はアドマイヤイルが気になるんだけど、Saxon Warrior産駒はここまで【0.0.0.6】と散々だからね。半信半疑

  • I

    11Rはシンザン記念ですね

  • A

    ……ナニコレ?

  • I

    シンザン記念です

  • O

    まあ、ジェンティルドンナもアーモンドアイもピクシーナイトもシンザン記念の時点ではオープン馬じゃなかったわけだし

  • A

    やっぱり同時期にマイルの3歳オープンを3つ(ジュニアC、シンザン記念、フェアリーS)もやるからこうなるんだよなあ

  • I

    グチはいいので展望は?

  • O

    ペースセッティングがハナ切っちゃえば何とかなるんじゃないかと思う

  • I

    僕はトーホウガレオンから勝負します。中京コースは2戦2着2回と相性まずまず。このメンバーなら先行力は大きな武器になりますし、使いながらの気性面の成長も感じます

  • A

    本当はパスしたいけど、無理矢理1頭推すならクファシルで。この父だから初戦で逃げたことが悪影響になりそうな感じだけど、多分仕上がり途上だったと思うし、レース後も余力自体はまだまだあったと思われる

  • I

    次は月曜の中山いきます。まずは4R。ダート1200mの新馬戦です

  • O

    本命はクリニクラウン(牝・トビーズコーナー×ルナフォース)。根拠は他がアレすぎ

  • I

    僕はアルマケルブ(牝・コパノリッキー×コウエイテンプウ)から。根拠は関西馬ですが、半姉シダーは3勝クラスで絶賛活躍中。それよりも若干スピードに特化した印象で、この距離も向いてるように思えます

  • A

    ごめんなさい。パスでお願いします

  • I

    続いて6Rはダート1800mの新馬戦です

  • O

    本命はカムランベイ(牡・タリスマニック×コーズウェイベイ)。こんなに調教動いているタリスマニック産駒は記憶にない

  • I

    僕はヴィクトリーロード(牡・ロードカナロア×ファーゴ)から。ダートの活躍馬を多く輩出する高木厩舎。距離はカギでもパワーは十分で初戦から

  • A

    高木厩舎が“輩出”しているわけではないけどね

  • I

    はいはい。11RはフェアリーS。芝1600mです

  • O

    ヒップホップソウルは中山向きだろうからここが狙い

  • I

    僕はアンタノバラードから勝負します。京王杯は後方からの競馬になりましたが、着順ほどは負けておらず(0.8秒差10着)、むしろいい経験になったと判断しました。昨年ブレイクしたダノンバラード産駒。中山へのコース変わりもプラス

  • A

    俺もOさんと同じでヒップホップソウルかな。相変わらずスタートに不安はあるし、前走も手応えのわりにだらしなかったけど、新馬戦圧勝の中山コースに変わるのは間違いなくプラス。このメンバーなら重賞でも無問題

  • I

    最後は月曜中京。6R芝1600mの新馬戦ですが、Oさんのドラ2スカーズ(牡・サトノアラジン×ムーングロウ)が出走します

  • O

    本命はアルジーヌ(牝・ロードカナロア×アルジーヌ)。根拠は俺のドラ6トレチーメと互角の伸び

  • I

    聞いてました? あなたのドラ2がデビューするんですよ?

  • O

    昨年9月にはリアルインパクト産駒がついに2000m(以上)で勝った

  • I

    は?

  • O

    昨年12月にはホッコータルマエ産駒がついに芝で勝った

  • I

    それで?

  • O

    だが、サトノアラジン産駒の牡馬はまだ芝で勝っていない

  • I

    『だからスカーズで初勝利をキメてやる』ぐらいのことを言えないんですかね

  • O

    そのつもりだったんだが、厩舎のコメントがエコロジョイアーのデビュー当時とそっくりでな(涙)

  • I

    よく分かりませんが、Aさんは?

  • A

    ダフィネ(牝・キタサンブラック×ベットーレ)は直属の先輩がオススメしていた馬。半兄グロリアムンディで、牡馬・牝馬の違いはあれど素質は同等のものがあるらしい。調教の動きだけではよくわからないけど、結構注目はしている

  • I

    直属の先輩と言えば、今年は新年の挨拶にも顔を出さなかったですね。元気にしてるんですか?

  • A

    ………

  • O

    ………

  • I

    ん? 僕、何か変なこと言いました?

  • A

    それでは皆さん、また来週お会いしましょう

  • I

    ???

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    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。