雛祭り放談
最終更新日: 2023/03/03-
I
今日は3月3日ということで雛祭りですね
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A
雛飾りに並んで座っているのは雛人形ではなくて40過ぎたオッサン達ですか。あー悲しくて虚しい
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I
あなたもその中の一体ですからね
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A
……せめて雛祭りを言い訳にして早く帰りたいので、さっさと放談本編を始めてください
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I
それでは3歳戦の展望をサクっとやっていきますか。まずは土曜の中山ですね。6Rの未勝利戦(芝1800m)にAさんのドラ4ライツオブキングスが出走。かつてこの馬を『放談A厩舎の一番馬』と称していた時期もありましたが…
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A
今でも2%くらいは思ってますよ
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I
……2%って
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A
ここが最後通告だね。休み明けを考慮しても、メンバーと展開と枠順を考えれば必勝レベル。ここを勝てないようではもう知りません。クラシックにはキングズレインとダノントルネードの2枚看板で行くことにします
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I
そうですか。続いて阪神いきましょう。まずは5Rの未勝利戦(芝1600m)。Tさんのドラ6リアリーホットが出走します
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A
いいメンバーだね。ダノンバビルやユハンヌスもいるし、初出走組にも良血がちらほら。そんな中でも一発を狙いたいのがダミエ。前2走ともスタート不発&口向き悪しだけど、前走なんか直線ほとんど追ってない(追えない)で3着。うまく噛み合えばアッサリ勝てる力はあると思う
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I
それはいいですけど、Tさんのリアリーホットは?
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A
前走(8着)は30キロの馬体増と距離(2000m)が敗因なのは明らか。馬体絞れて距離短縮のここならチャンスはあるはず。掲示板のチャンスぐらいは
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I
ありがとうございます
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O
そんなことよりロードカナロア産駒が何頭いるだよ
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I
はいはい。続いて11Rは桜花賞トライアルのチューリップ賞です
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O
このメンバーならコナコースト。1800mの超スローの新馬戦で我慢させたことがマイル(以下)で生きるって放談AさんとOさんがYouTubeで言ってた
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I
僕はバースクライから勝負します。前走は出遅れが痛恨。流れも遅く、外を回す競馬での2着は地力の高さの証明です。新馬Vの舞台で巻き返しに期待します
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A
大体異論なしかな。さすがにこのメンバーじゃドゥーラも軽視できないと思うけど、コナコーストとバースクライは普通に買えるレベル。キタウイングだってフェアリーSの内容だけ走ればここも楽に通用する
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I
続いて日曜いきましょう。一応中山には重賞があるので先に阪神からやりますか。8Rはアルメリア賞。芝1800mです
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O
シュタールヴィントは中山1600m(日曜6R)も考えたみたいで、実際距離は1600m(中山)の方がいいと思うけど、こちらの方が相手はアレだね。普通に本命
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I
僕はトーアライデンを本命にしました。色んな意味で超難解なレースですが、逃げ切り完勝のデビュー戦が上々のレース内容。ここも先手を取れれば
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A
俺もシュタールヴィントかな。Oさんの言うように1600mならって感じだけど、このメンバーなら1800でも楽に勝ち負け
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I
続いて日曜中山は皐月賞トライアルの弥生賞です
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A
俺のキングズレインを筆頭に、マイネルラウレア、ミッキーカプチーノ、グランヴィノスと人気になりそうな馬はみんな回避しちゃったからな
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I
だからパスとか言わないでくださいね
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A
いや、パスだよ。◎キングズレイン、○ミッキーカプチーノ、▲マイネルラウレアがみんな出ないんだからパスに決まってる
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I
……じゃあOさんお願いします
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O
◎キングズレイン、〇タスティエーラだったから◎タスティエーラだな。関東圏の重賞で堀厩舎の馬に松山騎手が乗ると恐ろしい勝率だし
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I
僕はベタですがトップナイフを本命にしました。少頭数で力差のない一戦。レベルが高いと噂のホープフルSで勝ちに等しい2着の実績を素直に信頼しました。今回も展開が向きそう
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O
もしかしてホープフルSの4着馬が共同通信杯を勝ったからレベルが高いとか言っちゃってる?
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A
Oさん、さすがにそれはIに失礼ですよ(笑)。Iだって一応プロですよ。大不利あった3着馬、微不利あった4着馬以外はウニャウニャなんてのは当然わかっているでしょ
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I
ええ。だから僕が言ってるわけじゃありません。あくまで噂です
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O
……卑怯なやつめ
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I
展望は以上ですね。それではいよいよ2歳馬トークを始めちゃいますか
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A
始めるって言ったって、どうせ“今年も騙されちゃう!?ミーハー血統の下”でしょ?
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I
でも意外と読者に好評なんですよ、このネタ。ジャッジの精度もまずまず高いみたいですし
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A
精度が高いっていうか、ぶっちゃけ前年人気馬の下なんて大体ハズレ寄りなんだから。極端な話、全切りしたっておそらく変な感じにはならないと思うけど
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I
言ってることに間違いはないですが、もう少しオブラートに包んでください
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A
というわけで今年も基本線ナシな方向で喋ると思うけど、その中で褒められるような馬がいたら要注意って感じで見てもらえれば、だね
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I
ではさっそく指名馬ランキング1位(の下)からいきましょうか。1位はTさんのドラ1プレドミナルですね。その下は?
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A
1位なのに未勝利馬か
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I
Tさんを庇うわけじゃないですが、プレドミナルは僕もドラ1で抽選負けしたご縁があります。暴言は極力控えてください
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A
そうだね。ペーパーオーナーよりリアルオーナーの方がキツイもんね
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I
……ちょっと何言ってるのかよくわかりませんが
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A
しかしこの血統は難しいよね。ポテンシャルは間違いないのに、それを発揮するためのボディーコンディションがなかなか整わない。だからってクラシックの時期に無理使いすると母(クルミナル)や兄貴(アライバル)のように壊れちゃうし
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I
ブツブツ言ってないでその下は?
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A
いや、だからいないのでこうして話を繋げているんだけども
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I
……じゃあ2位のフェイトは?
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A
2023日刊競馬卓上カレンダーの12月枠をプレゼントしたのに新馬戦圧勝以降はサッパリ。このまま終わるとは思えないけど、こちらが予想したよりも完成はだいぶ先なのかもしれないな
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O
俺はフェイトの新馬勝ちの見た目の派手さに騙されなかったけどな
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A
まあもう少し待ちましょうよ。完成はだいぶ先と見て12月(最後)に置いたって理由もあるし
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I
無駄話をしてるということはフェイトの下もいませんか?
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A
いや、半妹がいるよ。宮田厩舎のルージュアイトーン(牝・キズナ×サンタフェチーフ)。馬主はレッド(東京ホースレーシング)
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I
いるならさっさとその馬の話をしてください
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A
う~ん…なんか華奢なんだよね。フェイトも華奢に見えるんだけど実際は480キロある。この馬は430キロくらいだったかな。リアルに小さくて華奢
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I
まあ牡馬・牝馬の違いもあるでしょうけどね
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A
キズナの活躍馬ってわかりやすくみんな大型だからね。稼ぎ頭のディープボンドを筆頭に、牝馬を見てもソングライン、ファインルージュ、アカイイトなど。そう考えると、現状はさほど魅力ないっていうか、もうちょっと体の成長がないと大成は厳しいんじゃないかと
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I
Oさんはどうですか?
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O
この馬のことは知らないから血統の話だけすると、リアルスティールとキズナはだいたい同じで、このグループは牡馬はジリ、牝馬はソコソコ切れるっていうのが普通。牝馬ならいいんじゃないかと思うけど、キズナ産駒で小さいっていうのはやっぱアレだよね
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A
ですよね
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I
そして3位がエゾダイモン。Oさんの幻のドラ1ですね(失笑)
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A
しかし、ちょっとだけ期待してたのに先週のエゾダイモンは相当アレだったな
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I
そこには触れなくていいので、その下の話をお願いします
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A
大竹厩舎で全弟がいるね。馬名はヘヴンズクライ(牡・ハーツクライ×メジロツボネ)。馬主はDMMさん
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I
じゃあこの馬に関してはOさんに聞いてみましょうかね?(笑)
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O
自分で指名したり指名しようとした馬の弟なんか興味ないよ?
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I
……じゃあAさん、何か言うことはありませんか?
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A
正直この牝系に興味はないからなあ。けど、エゾダイモンを指名してご不満だった人はリベンジしてもいいんじゃないの。もうハロン15秒を切る調教をしているし、このまま順調なら兄と同じく早めのデビューもできるでしょう。この血統でそれが良いのかはわからないけど
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I
じゃあ次いきますか。4位のダノンザタイガー
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A
全妹だね。シーズアタイガーの2021(牝・ハーツクライ×シーズアタイガー)。馬主は金子さん
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I
金子オーナーなら今年も人気が予想されますね
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A
厩舎も西の某有力厩舎って噂があるしね。まあダノンザタイガーを含め、兄姉見てもやっぱりかったるい面は多分にあるけど、ディープインパクト様亡き今の競馬ならそれでも通用してしまう可能性は高い。個人的に興味はないけど、あえて嫌うような馬ではない
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I
Oさんはどうですか?
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O
ネガティヴ要素はないよね。牝馬だから俺には無関係だけど
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I
続いて5位がリバティアイランド
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A
ヤンキーローズの2021(牡・ロードカナロア×ヤンキーローズ)。セレクトセールで3億7000万円だったかな。馬主はダノンさん
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I
これまたかなり人気になりそうですね
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A
これに関しては早くも動き出している人がいるよ。リバティアイランドを指名している放談Yくんに『弟の指名はどうするんだぜ!?』『俺はちょっと興味を持っちゃってるぜ!!』と日々圧力と暗示をかけている
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I
……その喋り方は一人しかいないじゃないですか(苦笑)
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A
これもシーズアタイガーに続いて個人馬主の馬だから現時点で喋れることは限られちゃうんだけど、そのうちスタートする2歳馬動画の方で扱っていきたいと思っています
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I
ここじゃNGなのに動画ではOKなんですか?
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A
TVじゃOUTだけど、YouTubeならSAFEみたいな。そんな感じ
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I
よくわかりませんが、Oさんはこの馬をどう思いますか? リバティアイランドには最上級のS評価をしていましたけど
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O
父も変わったし、リバティアイランドのS評価が何の関係があるの?
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I
いちいち突っかからないでください
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O
他人が指名してGⅠ勝った馬の1つ下なんか頼まれても取らないね
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A
でも一般的にはドゥラメンテ→ロードカナロアって、“爆発力を控えめにして堅実さを出しました”みたいな感じだからね。リバティアイランドみたいに突き抜けた1強みたいなタイプにはならないだろうね。まあ牡馬に出た分、またちょっと違う感じにはなるかもしれないけど
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I
6位はダイヤモンドハンズですね
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A
宮田厩舎のエリカエスティーム(牝・モーリス×メチャコルタ)だね
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I
サトノダイヤモンドからモーリスですか
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A
うん。残念ながらその時点で俺はもうちょっと遠慮したくなっちゃう
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I
では自称・モーリスマイスターこと放談Oさんにコメントいただきましょう
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O
牝馬はわからんし、最初からチェックもしてなきゃ調べてもいないから
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I
……あんまりな感じなので次いきますか。7位はエルダーサインですね
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A
社内POGにエルダーサインの指名者がいなくて、ドラフト終了時に安堵した記憶があるんだよね。『あ、さすがに誰もエルダーサインにはいかないか。腐ってもみんなプロなんだな』って
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I
その辺で止めておきましょうか。で、エルダーサインの下は?
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A
ユアシンフォニ-(牝・ロードカナロア×コンドコマンド)。馬主はキーファーズさんだったかな
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I
これはどうでしょう?
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O
牝馬の時点で俺はパスだけど、まあ魅力を感じない配合だね
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I
個人の感想とはいえ、暴言は控えてください。 Aさんは?
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A
写真見たけどロードカナロアっぽさがあんまりないね。母系が強く出ているのかもしれないけど、こういうタイプのロードカナロア産駒はあんまりちょっとどうかな?って思うのが正直なところ
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I
続いて8位はグランヴィノス
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A
半妹だね。ハルーワスウィートの2021(牝・スワーヴリチャード×ハルーワスウィート)
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O
よく知らない馬ばかり続くと思ったら、また牝馬?
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I
知らないなら黙っててください!!
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O
………
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A
………
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O
………
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A
………
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I
もういいです!! 次は9位のシャザーンです
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A
社台ファームで全妹が募集されてたけど、結局募集停止になっちゃった。そんなわけでPOGにおいてはそんなに気にしなくていいと思う
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I
最後は10位のラヴェル。その下は?
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A
木村厩舎のサンブルエミューズの2021(牝・エピファネイア×サンブルエミューズ)。馬主は同じくキャロットだね
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I
ナミュールに続いてラヴェルも重賞を勝ちましたからね。これは素直にいいんじゃないですか?
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A
そうだね。少なくともサンブルエミューズの繁殖能力が高いのはほぼ確定。デビューできなかった2番仔を除けば兄姉皆オープン馬だしね
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O
ラヴェルの重賞勝ちはスーパーラッキーパンチだけどな
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I
はいはい。で、順調なんですか?
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A
今ハロン16秒できるなら順調でしょう。ってか、姉2頭とちょっとタイプは違うけど、少なくともラヴェルの同時期よりはいいんじゃないの? 気性も比較的穏やかで距離も持ちそうよ
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I
ありがとうございます。一発目としては大体こんなところでしょうかね?
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A
いいんじゃないですか
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I
それではみなさん、また来週の放談で会いましょう。さようなら~
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放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。
社内POG指名馬
- ランブルスコ
- スカイドリーマー
- クカイリモク
- ダノンファンスター
- ゴンファロニエーレ
- ショウナンマルチ
- 母Nightlife Baby
- アウェイクネス
- サトノグロリア
- ラパンドール
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放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。
社内POG指名馬
- アローメタル
- ディバインウインド
- イベントホライゾン
- インタノン
- サトノワーグナー
- スワーヴマルス
- ジュナベーラ
- レッドレグルス
- ヘイジュード
- シェーロドラート
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放談O
昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。
社内POG指名馬
- ブラックオリンピア
- ハムタン
- ディースカウ
- オルフセン
- アメリカンジゴロ
- ウイントッペン
- ブレナヴォン
- サトノワーグナー
- ダノンオブアイデア
- イナズマダイモン
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放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。
社内POG指名馬
- アウダーシア
- ショウナンガルフ
- ディバインウインド
- セルレーヴ
- アンドゥーリル
- ミスティックレイン
- ロードラヴォール
- シックスリング
- クワイエットアイ
- ギャラボーグ
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放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。
社内POG指名馬
- ボンボンベイビー
- フィロステファニ
- オルフセン
- ビーチェマーレ
- リアライズステラ
- サトノフレア
- スタートレイン
- フルムーン
- インゴッズハンズ
- スクランプシャス
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放談Y
メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。
社内POG指名馬
- ダノンヒストリー
- コニーアイランド
- ストロベリームーン
- ジャスティンカレラ
- リン
- エリカビアリッツ
- ドンテスタマスター
- ラッキーバック
- ページターナー
- ディヴァインボンド