喜怒哀楽
最終更新日: 2023/03/31-
I
先週は放談的にも喜怒哀楽の激しい1週間となりました。まずは“怒”か“哀”か、毎日杯に出走したAさんのドラ2キングズレインが毎日杯で12着に敗れました
-
A
まともに走っての結果ならともかく、あそこまで終始ヤル気のない感じを見せられちゃうと“怒”や“哀”よりも“?”って感じですよ
-
I
ちなみにレース後はどこも異常がなかったみたいですね。ただ、治療に使った抗生物質の影響が敗因じゃないかって話が出ています
-
A
本当の敗因をリッスン血統に精通している俺が教えてあげようか?
-
I
結構です
-
A
この牝系は春先に一度ポカするのよね。代表的なのはムーヴザワールド(東スポ杯、共同通信杯3着後にゆきやなぎ賞7着)とサトノルークス(3連勝後に皐月賞14着)。あとはタッチングスピーチなんかも2歳の12月に未勝利を勝った後にトライアルレースで惨敗
-
I
まあ確かに
-
A
で、ここからが大事なところなんだけど、秋以降に再び上昇していくのよ。勝ち味に遅かったムーヴザワールドは秋以降に連勝、サトノルークスはセントライト記念2着から菊花賞2着、タッチングスピーチもローズSを勝ったよね
-
I
つまりキングズレインも今回のポカは想定の範囲内で、また秋に上昇していく可能性は高いと
-
A
うん。ぶっちゃけ敗戦は想定の範囲外だったけど、これでもうダメポとかは全然ない。むしろ菊花賞制覇に向けての準備が完全に整ったと
-
O
ポカの原因がリッスン牝系なら秋の飛躍や巻き返しに期待できるけど、これが“放談A×手塚厩舎”だとしたらどうだろう?
-
A
ハートレーのことですか。確かに一瞬よぎりましたけど、馬体に異常がない時点でそれは回避したかと
-
I
続いては間違いなく“喜”か“楽”の方を紹介しましょうか
-
A
ああ、彼の方は間違いなく“喜”か“楽”だね(笑)
-
I
誰も応援も注目もしてないと思いますが、ついに放談Oの指名馬が初勝利を挙げました。しかも同日2頭(ドラ2スカーズ、ドラ4アイノセンシ)が勝ち上がり
-
O
うるせーバーカ
-
I
なんですかそのふてくされた態度は!!!
-
O
その2勝と引き換えに、別種目が酷いことになってるんだよ!!
-
I
Aさん、この男は何を言ってるんですか?
-
A
ちなみに俺はその別種目でヒャッハー状態。天は二物を与えずじゃないけど、やっぱり人間ってうまく作られているなと感じてるよ
-
I
ちょっと何言ってるのかわかりませんので、そろそろ3歳戦の展望でも始めましょうか
-
A
今週は展望ナシでいいんじゃない? ぶっちゃけ特別注目のレースもないし
-
I
わかりました。じゃあ2歳馬トークを始めちゃってよろしいですか?
-
A
OKです。今週は社台TCのオススメ馬だよね
-
I
そうですね
-
A
じゃあまずは昨年推奨した社台TCのオススメ馬を振り返ろうか。ホレッ
昨年の推奨馬【推奨者】(ここまでの戦績)
ルモンドブリエ 【A】 (2戦1勝)
フラッシュキューブ【A】 (0戦0勝)
クロックフォード 【O】 (3戦1勝)
フルメタルボディ 【O】 (4戦1勝)
ランプシー 【I】 (1戦1勝)
バラージファイア 【I】 (1戦0勝) -
A
……微妙だな
-
I
ただ、アクシデントによる戦線離脱やデビュー遅れがあった馬もいるので一概にハズレとも言えないですけどね
-
A
Iがリアルオーナーをやっているランプシーが新馬勝ちしているのがせめてもの救いか。初戦で負かした相手はシーザリオの仔(テンペスト)でしょ?
-
I
ちょっと何言ってるのかわかりませんけども、世間じゃ『そろそろ社台の逆襲が始まる』なんて噂も聞きますからね。今年はより一層気合いを入れて推奨馬の紹介をよろしくお願いしますよ
-
A
じゃあ勢いをつけるために、昨年の推奨馬が2頭勝ち上がったOさんから始めていこうか
-
O
まずは杉山晴厩舎のティールサファイア(牝・ロードカナロア×ジュエラー)。全兄ジェムラーがまだデビューしてないってのがアレだけど、ジュエラーにロードカナロアは合うと思うんだよなあ
-
A
そもそもこの一族は牝馬に活躍馬が多いですからね。全兄のことはそんなに気にしなくていいかも
-
I
この馬を選ぶとは放談Oも少しは成長しましたね
-
A
え? Iもティールサファイア?
-
I
まあ詳しくは後ほどたっぷりと。Oさん、続けてください
-
O
あとは音無厩舎のイーグルノワール(牡・ブリックスアンドモルタル×アルティマブラッド)。スピード牝系にブリックスアンドモルタルならスピードは確実にあるし、たぶん体力もある。音無厩舎の坂路ビシバシ調教は合うはず
-
I
どうですか、Aさん?
-
A
山元(TC)では体力不足が指摘されてるみたいだけど、とにかく今はまだ緩いって感じなので、ここから鍛えてどう変わっていくかじゃないかな
-
O
最後に高柳瑞厩舎のフライフリーダム(牡・ドゥラメンテ×ノヴァホーク)。今年の2歳はドゥラメンテ祭りになると思うんだけど、社台のドゥラメンテ牡馬は1頭だけなので挙げておく。ちなみにもうゲートも受かってるからね
-
I
これはどんなもんでしょうか、Aさん?
-
A
これは良い馬。ただ、社台ファーム×ドゥラメンテ産駒×高柳瑞厩舎=スターズオンアースなので、一見マイナーっぽく感じるけどバックボーンはアチチという背伸びした素人が好みそうなパターン。俺は強くは推奨できない
-
I
じゃあ続いてAさんの推奨馬をお願いします
-
A
まずはベタで。中内田厩舎のシャイニングソード(牡・Frankel×スタセリタ)
-
I
ドベタですね(苦笑)
-
O
馬名がAらしさ全開で草も生えない
-
A
Frankelマイスターにしてソウルスターリングを指名した(し損ねた)経験のある俺からすれば、やっぱりスタセリタ初の牡馬という点は見逃せない。あとはやっぱり馬名も素晴らしい。シンプルイズベスト
-
I
馬の話をお願いします
-
A
ぶっちゃけPOGで指名するのはどうかなって思うよ。今のところ
-
I
ちょwww
-
A
現状は素人目でもわかるぐらい競走馬として未完成で、結構時間がかかりそうな感じ。しかも厩舎は中内田厩舎でしょ。その辺の見極めは結構シビアになると思うから、POG期間中の能力全開はもしかしたら…
-
I
じゃあ何で推奨したんですか?
-
A
注目は注目だから
-
I
……他には?
-
A
堀厩舎のデュアルウィルダー(牡・Yoshida×ダンスウィズキトゥン)。兄姉にキトゥンズワルツ、スエトニウス、コレクテイニアっているんだけど、ぶっちゃけどれも素質はかなり高そうなのに期待ほど走れていない現状。で、その理由をちょっと考えてみたんだ
-
I
はいはい
-
A
でもわからなかった(笑)
-
I
………
-
A
でも父がAir Force Blue(キトゥンズワルツ)→Carpe Diem(スエトニウス)→Collected(コレクテイニア)と外国産ばかりだったから、ここにジャパニーズブラッドが入ったらどうなるんだろう?と考えた。で、Yoshida。外国産ではあるけど、祖父がハーツクライってことで
-
I
なるほど
-
A
Yoshidaがあまりにも未知すぎるからどんな産駒になるかわからないけどね。ただ、兄姉のようにダートオンリーって感じにはならないと思う。現時点ではとてもダート馬っぽいけど、どこかでハーツクライの血が騒いでくれれば
-
I
他にいますか?
-
A
以上2頭です
-
I
ありがとうございます。では最後に僕の推奨馬を紹介しましょうか
-
A
お願いします
-
I
まずは杉山晴厩舎のティールサファイア(牝・ロードカナロア×ジュエラー)ですね。Oさんに被せられたのは不本意ですが、かなり期待が大きいのも事実。単純に牧場の評判が高いだけでなく、今年に入って急成長を見せる1頭です。桜花賞馬の母から待望の大物誕生の予感
-
A
他には?
-
I
中内田厩舎のルトゥール(牝・モーリス×ルフォール)ですね。『暖かくなるまで成長を促す』とのことなので、デビューはそれほど早くないと思いますが、個人的には好物のまとまりのある好馬体。軌道に乗ったら一気に突き抜けるイメージです。母2頭目の仔で厩舎的にも期待は高まります
-
A
悪くはないんだけど、課題は多い馬だよね。脚元はまだ貧弱な感じだし、精神的にもまだまだ幼い。確かにちょっと時間はかかるかもしれない
-
I
最後は高木登厩舎のウェックスフォード(牡・オルフェーヴル×ララア)です。この厩舎でこの父なら新ダート路線で魅力的な一頭となるでしょう。小柄ながらも日々成長。父譲りの気の強さを走るほうに向けられればかなり楽しみな存在になると思います
-
A
ああ、高木厩舎のオルフェーヴル産駒ってウシュバテソーロと同じか
-
I
僕からは以上です
-
A
じゃあこの辺でお開きにしましょうか。何と言っても今日はプロ野球が開幕するんでね。3連覇に向けて頑張りましょう!!
-
I
プロ野球開幕は昨日ですけどね
-
放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。『放談A史上最強のラインナップ』(本人談)と豪語した昨期はミスタージーティー、アウェイキングの2頭がオープン入り。物足りなさは残るが、覚醒後は毎年複数のオープン馬を誕生させているのも事実。今期はマル外(持ち込み)3頭指名の一発狙ったラインナップだが、『全然問題なし。今年も普通に勝てる』とまた豪語。
社内POG指名馬
- パーティハーン
- スピントロニクス
- ヴィジョンメーカー
- ラッフルズドリーム
- マンオブノーブル
- チムニートップス
- ジャックオダモ
- アマキヒ
- Olive Groveの2022
- ヒス
-
放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『相思相愛の関係』(本人談)としている金子オーナーの所有馬を3頭指名したが、ドラ1インビジブルセルフの新馬勝ちだけと見事に不発。ホウオウプロサンゲが皐月賞に出走したものの、全体的には低調なシーズンだった。懲りない漢は今期も金子馬を3頭指名。が、真に期待するのはドラ1ファイアンクランツ。『これさえいれば大丈夫』と本人は絶対的な自信を持っているが…。
社内POG指名馬
- ファイアンクランツ
- スワーヴゴダイヴァ
- ネブラディスク
- エオアリイ
- ウィラコチャ
- ジークファラオ
- リアライズカミオン
- バズアップビート
- ダンタリオン
- レズルレクティオ
-
放談O
昨期は開幕週デビューのバスターコールを1位指名したがその後サッパリ。また、8年ぶりとなる牝馬の指名を敢行するもデビュー前に競走能力を喪失。唯一の見せ場はソンシの奮闘だけというネタにしようにもネタにしづらい1年だった。多種多様な種牡馬や厩舎をチョイスした今年は心機一転、12年ぶりの重賞制覇を目指したい。
社内POG指名馬
- アルハイルフォート
- グローサートラウム
- キングノジョー
- マイネルジーニアス
- レベルスルール
- ブリックスラテ
- ダノンアンチュラス
- ビーオンザカバー
- エルムラント
- カフジダージリン
-
放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はドラ1ダノンエアズロックで10数年ぶりのダービーに出走。結果はともかく、とっても嬉しそうだったのが印象的だ。今期は言い訳ができないストレート指名を達成。ノーザンファーム生産馬が多いのはご愛嬌。また、あなたの笑顔を見たいから。
社内POG指名馬
- プリモシークエンス
- マジックサンズ
- レイニング
- ヴァルキリーバース
- ダノンミッション
- マジックローズ
- ラブリーリディア
- アドマイヤズーム
- アーバリアンジム
- レズルレクティオ
-
放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1フォルラニーニが鮮烈な新馬デビューを飾るもその後はサッパリ。加えてドラ2の登録抹消などもあり、普通に見せ場のない負け組となってしまった。今期はドラ1エリキングを抽選負けし、ハズレ1位がミッキーアイル産駒+マル外3頭という先行き不安なラインナップ。彼の凶暴化は止まらない。
社内POG指名馬
- エリキング
- ソロモン
- ガルダイア
- チェンジオブハート
- イリフィ
- テーオーエルビス
- ヘヴンウィンド
- マージャング
- ヴェシレンキ
- ハッコウイチウ
-
放談Y
勝ち組要員として昨年からPOG放談に参戦。一昨年(リバティアイランド&ドゥラエレーデ指名)ほどの見せ場はなかったが、クイーンズウォークでメンバー唯一の重賞勝ちを決めるなど、しっかりと存在感は示した。『今年のテーマはキズナ産駒+新種牡馬』と豪語。その宣言どおりにキズナ産駒を3頭+新種牡馬を2頭指名。そして相思相愛の中内田厩舎からは3頭をピックアップ。今年も勝って魅せます。
社内POG指名馬
- ダノンフェアレディ
- ミッキージュエリー
- ヴァリディシームス
- マディソンガール
- ダノンセンチュリー
- ダノンブランニュー
- ビッキーファースト
- Dalakaniaの2022
- ホウオウレイヴン
- ダノンジョーカー