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POG放談

POG Commentary

本当に重宝するのは…

最終更新日: 2023/05/12
  • I

    先週は放談関連馬が大活躍しましたね。橘Sのワンツーフィニッシュ(1着ルガル、2着テラステラ)を始め、京都新聞杯のツースリーフォー(2着ダノントルネード、3着リビアングラス、4着マキシ)やNHKマイルC4着(ダノンタッチダウン)などがありました

  • A

    橘Sはともかく、肝心の重賞で勝ち切れないってところはいかにも放談関連馬っぽいな。でもよくみんな頑張っていると思うよ。この世代に関しては一喜一憂の多い充実した世代だったと思う。楽しかったよ

  • O

    なあ、俺がまったく絡めない話題なんだけど、いじめなの?

  • I

    事実を述べただけです

  • O

    チッ

  • I

    まだオークス&ダービーが残っているので終わっていませんけどね。そもそも社内POGは菊花賞ルールですし

  • A

    しかし来週末には社内ドラフトのリスト提出期限だ。そろそろ本格的に2歳馬と向き合っていかないといけない

  • I

    そうですね

  • O

    俺はとっくに出したけど、キミたちまだなの?

  • I

    はいはい

  • A

    そんなわけで今週はさっさと2歳馬トークを始めようか。3歳戦には大して注目どころも無いと思うので

  • I

    いいんですか? 放談関連馬も結構出走するみたいですけど?

  • A

    まあもうクラシックには関係ないので

  • I

    わかりました。それでは2歳馬トークを始めていきたいと思いますが、先ほどAさんが言ったように、社内POGのリスト提出期限が間近に迫っております。その関係で今週のお題は“読者から頂いたメールを中心としたフリートーク”でよろしいでしょうか?

  • A

    毎年恒例のね。OKです

  • I

    それではじゃんじゃん紹介していきます。まずはこちら『今年から日刊競馬POGに参加させて頂きました。初めてでわからないことだらけですが、POGに役に立つ資料・雑誌・サイトなどありましたら教えていただきたいと思います』

  • A

    毎年これ系の質問って多いよね

  • I

    そうですね。『色んなPOG本が出ていますが、どれが一番良いですか?』って質問もたくさんきていますね(笑)

  • A

    POG本に関してはぶっちゃけどこも大差ないので個人の好みで選べばいいと思う。ただ、俺が最初の質問に答えるなら、本当に重宝するのは“グリーンチャンネルの2歳馬情報”と“JRAレーシングビュアーの2歳馬調教”だけかな

  • I

    同感ですね

  • A

    正直な話、POG本に2000円とか払うならこの時期だけでもJRAレーシングビュアーとかに加入して2歳馬のネタを見た方が経済的にも効率的にもいいんじゃないかと。で、その2歳馬情報に出てきた馬の中から指名馬を決める。で、気になった馬の近況などはnetkeibaさんのデータベースなどで調べる。多分それだけである程度は勝ち組になれる

  • I

    それも同感ですね

  • O

    でも一番はPOG放談だろ?

  • I

    それは同感ではないですね

  • A

    POG放談でも極秘リストみたいなのを作ってコンビニプリントとかで売ろうかね?

  • I

    そんなの需要がありませんよ

  • A

    え? そうなの?

  • I

    続いて『新種牡馬ブリックスアンドモルタルに注目しています。先週のPOG放談でOさんが色々と解説してくれましたが、他にもオススメの産駒などいましたら教えていただければと思います』

  • O

    音無厩舎のイーグルノワール(牡・ブリックスアンドモルタル×アルティマブラッド)

  • I

    それは先週も聞きました

  • O

    あとは中内田厩舎のマテンロウディアナ(牝・ブリックスアンドモルタル×ブルックデイル)かなあ。この手の血統が芝で走るとすれば牝馬だろうし、この馬は体が薄くてパワー系っぽくはない

  • I

    ありがとうございます。Aさんは?

  • A

    2頭ほど気になった馬がいる。1頭は友道厩舎のカルデア(牡・ブリックスアンドモルタル×サラフィナ)。もう1頭は厩舎未定のアスクカムオンモア(牡・ブリックスアンドモルタル×マキシマムドパリ)

  • I

    詳しくお願いします

  • A

    中距離が主戦場だったサラフィナだけど、産駒はどうも短距離志向が強いような気がするんだよね。これまではディープインパクトとか付けて中距離を使っていくみたいな感じだったけど、父ブリックスアンドモルタルなら最初から短距離~マイル辺りで勝負してくるんじゃないかと。要するに待望の短距離種牡馬で持ち味全開みたいな、ね

  • I

    後者は?

  • A

    半兄が俺の今年のドラ4ライツオブキングス。社台TC所属の兄を指名していて、馬主が翌年アスクになったらスルー(予定)ってのはセブンフォールド指名→アスクビクターモアスルーと同じ激アツパターン

  • I

    ……ちなみに同様の質問で、スワーヴリチャードのオススメ、レイデオロのオススメを教えてくれというのもきています

  • A

    スワーヴリチャードは全くノンタッチなのでパス

  • O

    俺も父スワーヴリチャードという時点でスルーしてるから調べてもいないんだよなあ(苦笑)

  • I

    仮にもプロなのに『ノンタッチ』とか『スルー』とかやめてもらえますか?

  • A

    でもさ、社内でもブリックスアンドモルタルやレイデオロ産駒に関してはバシバシ話題になっているけど、対照的にスワーヴリチャードやニューイヤーズデイ産駒に関しては全く話題に上がらないよね

  • I

    確かに

  • A

    で、レイデオロ。今のところ1頭もリストアップしてないけど、気になっているのは松下厩舎のショウナンハウル(牡・レイデオロ×リンフォルツァンド)。リッスン血統だけど、代を経ればアスコルティ一族のように比較的早熟性が出るみたい。この馬も4月に入厩してすでにゲート試験にも合格済。セレクトセールで2億近くの値が付いたように、見てくれも文句なし

  • I

    Oさんは?

  • O

    先週言えないって言っただろーが

  • I

    はいはい。続いてこちら。『今年もベストグッドルッキングホースを教えてください』

  • A

    おっ、ようやくきたきた

  • I

    いつもの人からですけどね(苦笑)

  • A

    ちなみに去年のベストグッドルッキングホースは…

  • I

    Aさんがライツオブキングス、Oさんがエゾダイモンです

  • A

    ……どっちも勝ち上がってるだけマシか

  • I

    期待値を考えれば微妙ですけどね。特にエゾダイモンに関しては

  • O

    うるせーバーカ

  • I

    はいはい。そんなわけで今年のベストグッドルッキングホースをさっさと紹介してください

  • O

    矢作厩舎のジーティーパワー(牡・Frankel×コールバック)。栗毛のデカイ馬は大好きだ

  • I

    Aさんは?

  • A

    野中厩舎のソングライター(牡・パイロ×ギフトオブソング)。こんなに見てくれのいいパイロ産駒を俺は見たことがない。まあ語れるほど多くのパイロ産駒を見てきたわけじゃないが

  • I

    続いては…

  • A

    ちょっと短いけど、今週はこの辺でよろしいのではないか?

  • I

    まだ全然メールを紹介しきってないですけど…

  • A

    ベストグッドルッキングホースの質問に答えちゃったからね。あれはオチ的なポジションにある質問なんで

  • I

    よくわかりませんがまあいいでしょう。引き続き日刊競馬POG2023-2024では参加者を募集しておりますのでよろしくお願いします

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    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。『放談A史上最強のラインナップ』(本人談)と豪語した昨期はミスタージーティー、アウェイキングの2頭がオープン入り。物足りなさは残るが、覚醒後は毎年複数のオープン馬を誕生させているのも事実。今期はマル外(持ち込み)3頭指名の一発狙ったラインナップだが、『全然問題なし。今年も普通に勝てる』とまた豪語。

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『相思相愛の関係』(本人談)としている金子オーナーの所有馬を3頭指名したが、ドラ1インビジブルセルフの新馬勝ちだけと見事に不発。ホウオウプロサンゲが皐月賞に出走したものの、全体的には低調なシーズンだった。懲りない漢は今期も金子馬を3頭指名。が、真に期待するのはドラ1ファイアンクランツ。『これさえいれば大丈夫』と本人は絶対的な自信を持っているが…。

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    放談O

    昨期は開幕週デビューのバスターコールを1位指名したがその後サッパリ。また、8年ぶりとなる牝馬の指名を敢行するもデビュー前に競走能力を喪失。唯一の見せ場はソンシの奮闘だけというネタにしようにもネタにしづらい1年だった。多種多様な種牡馬や厩舎をチョイスした今年は心機一転、12年ぶりの重賞制覇を目指したい。

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    放談T

    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はドラ1ダノンエアズロックで10数年ぶりのダービーに出走。結果はともかく、とっても嬉しそうだったのが印象的だ。今期は言い訳ができないストレート指名を達成。ノーザンファーム生産馬が多いのはご愛嬌。また、あなたの笑顔を見たいから。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1フォルラニーニが鮮烈な新馬デビューを飾るもその後はサッパリ。加えてドラ2の登録抹消などもあり、普通に見せ場のない負け組となってしまった。今期はドラ1エリキングを抽選負けし、ハズレ1位がミッキーアイル産駒+マル外3頭という先行き不安なラインナップ。彼の凶暴化は止まらない。

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    放談Y

    勝ち組要員として昨年からPOG放談に参戦。一昨年(リバティアイランド&ドゥラエレーデ指名)ほどの見せ場はなかったが、クイーンズウォークでメンバー唯一の重賞勝ちを決めるなど、しっかりと存在感は示した。『今年のテーマはキズナ産駒+新種牡馬』と豪語。その宣言どおりにキズナ産駒を3頭+新種牡馬を2頭指名。そして相思相愛の中内田厩舎からは3頭をピックアップ。今年も勝って魅せます。