堂々と宣言してパス
最終更新日: 2023/08/11-
I
世間はお盆連休真っ只中ですが、今週も元気よく放談していきたいと思います
-
A
そう言えば、先週ダリア賞を展望するの忘れちゃったね
-
I
え? あれは意図的スルーじゃなかったのですか?
-
O
マジで忘れてたな。フェニックス賞やコスモス賞に比べれば好メンバーだったし
-
A
俺はアトロルーベンスを高く評価しているし、ジュントネフ(3番人気6着)がぶっ飛ぶ自信も結構あったんだけど
-
I
まあ今となっては結果論ですけどね。アトロルーベンスも2着ですし
-
A
そうだね。まあ今週は嗅覚も9割方戻ってるから。展望するものはちゃんと展望するし、パスに値するものは堂々と宣言してパスをするよ
-
I
……じゃあとりあえず先週出走した放談関連馬の回顧から始めましょうか
-
A
札幌の2頭だけ?
-
I
ですね。日曜札幌の新馬戦(芝1800m)に出走したTさんのドラ3コルレオニスが2番人気で2着。Yくんのドラ6ミスマテンロウが3番人気で3着。人気どおりの至極順当な結果となりました
-
A
しかし、先週はラケダイモーンなんかも勝ってたけど、レイデオロ産駒ってのは見事にみんな同じようなタイプの馬が多いよね。以前Oさんが『レイデオロはウインドインハーヘア牝系だから成功する』ってどっかで言ってたけど、それよりも現状はシンボリクリスエス(レイデオロの母父)が出過ぎちゃってる感じで。秋には変わってくるのかもしれないけど、やっぱり個人的には敬遠して正解だったかな、と
-
I
どうですか、Oさん?
-
O
2歳夏から走る血統じゃないのは分かってたし、そのうち何とかなるんじゃないかな
-
I
3着だったミスマテンロウについては?
-
O
距離が長いのは走る前から分かってたし、そのわりには頑張ったと思うよ
-
I
ありがとうございます。それでは2歳戦の展望を始めましょうか。まずは土曜新潟から
-
A
一応POG的には2Rの未勝利戦(芝1800m)が注目なのかな?
-
I
特にチェルヴィニアですね。新馬(2着)で負けた馬は超重賞級と評判のボンドガールで、その時の3着馬が先週のダリア賞で1着だったコラソンビートですからね。どう考えても最有力間違いなし
-
A
あとはブリンカー着用で一変しそうなマウリノか。これはさっきの話にも出たレイデオロ産駒だけど、ここまでデビューしたレイデオロ産駒の中では比較的キレ味がある方だよね
-
O
レース短評は「殿差詰」、上がり600mも最速じゃないけど、ラスト200mを切ってからの伸びはすさまじかったからね。チェルヴィニアを差し切って英雄になってほしい
-
I
5Rいきましょうか。5Rは芝1600mの新馬戦です
-
A
やっぱりガルサブランカ(牝・キズナ×シャトーブランシュ)とか世間的に注目なのかね?
-
I
そりゃあそうでしょうね。イクイノックスの下ですし
-
A
Iくんさ、確か4月の放談で、『私、決めました。ガルサブランカが現時点でのドラ1候補です』とか言ってたよね?
-
I
記憶にございません
-
A
百歩譲ってドラ1じゃないとしても、ガルサブランカの名前がリストのどこにも無いってのは一体どういうことなの?
-
I
何か怪情報があったんじゃないですか? 実際社内POGではガルサブランカの指名者はいませんし
-
A
確かにね。今だから言えるじゃないけど、ちょうどあの放談の直後に『現状騒がれているほど大した馬じゃない。普通』って話がある情報筋から一斉に流れたからね。もしかしてそれにビビッて指名回避しちゃった系(笑)?
-
I
そ、そんなことあるわけないじゃないですか。仮にも僕はプロなんですから
-
A
はいはい、そうだね
-
I
そんなことよりもさっさと展望を進めてくださいよ
-
O
本命はアッファシナンテ(牝・キズナ×アディクティド)。根拠はノーザンファーム+関西馬
-
I
これは異論なし。半兄に中央6勝のクルーガーがいる血統。初戦駆けキズナ産駒で関西馬。ここは最有力
-
A
ガルサブランカは?
-
I
僕が指名回避したということはそういうことです。Aさんの本命は?
-
A
エリカカリーナ(牝・ミッキーアイル×キャレモンショコラ)。6R(芝1400m)に出てたら確勝級の本命だったけどね。配合的にどう考えてもマイルは長いし、『勝ち気な性格』(宮田師)ってコメントも出てる。かなり怪しいのは承知で、サイクロトロンの半妹という素質に賭けてみる
-
I
続いて6Rは芝1400mの新馬戦です
-
O
本命はニシノアヤカゼ(牝・ロゴタイプ×ニシノミナミカゼ)。いかにも初戦向き
-
I
僕はサンディブロンド(牝・リオンディーズ×モンローブロンド)を本命にしました。クズの出ない牝系に初戦駆けリオンディーズ産駒。ここは相手にも恵まれた印象です
-
A
俺もサンディブロンド。根拠は大体Iと同じだけど、距離も1400mがピッタリって感じだね
-
I
続いて小倉いきますか。5Rは芝1200mの新馬戦。九州産馬限定です
-
O
本命はアイタカ(牝・エイシンフラッシュ×ドリームアドリーム)。普通に好調教
-
I
ここはテイエムマジン(牡・サトノアラジン×テイエムクレナイ)ですね。直前の動き上々。サトノアラジン産駒は頭数こそ少ないですが、良質な産駒が多いですね
-
A
トンコツラーメン(牡・ヴァンセンヌ×コロモホステフ)は馬名はアレだけど、坂路とCW併用でビッシビシ乗り込まれている。肝心の動きは???でもこの相手なら
-
I
続いて6Rも芝1200mの新馬戦。こっちは牝馬限定戦です
-
O
本命はウインラグラス(牝・ストロングリターン×コスモラパン)。軽い永島騎手が乗ったとはいえ動いたね~
-
I
ここもサトノアラジン産駒のフォルテローザ(牝・サトノアラジン×ヒップホップスワン)。1週前追い切りが良かったですね。この内容ならここではトップクラス
-
A
俺はギルティプレジャー(牝・Dark Angel×パテントジョイ)。根拠は困った時のマル外。これは持ち込みだけど
-
I
土曜ラストは札幌。5Rは芝1500mの新馬戦。これも牝馬限定戦ですね
-
O
本命はレアリゼアンレーヴ(牝・エピファネイア×レーヴドゥラメール)。かなり動いているし初戦向きでもある
-
I
これは異論なし。調教では格上馬と互角の動き。牝系はレーヴドスカー一族で筋も通っています
-
A
俺も異論なし。上のクラスでやるにはもっと馬体の成長がほしいところだけど、とりあえず新馬戦ぐらいなら
-
I
それでは日曜いきましょう。まずは新潟。5Rは芝1800mの新馬戦です
-
O
本命はライトバック(牝・キズナ×インザスポットライト)。根拠は関西馬
-
I
これは異論なしです。兄姉堅実。半姉インザオベーションも先日北海道で3勝目を挙げました
-
A
この条件の新馬戦にしてはちょっとメンバーが???だね。消去法でスプレッドシャイン(牝・ブリックスアンドモルタル×サンシャイン)にしたけど、自信は全然ない
-
I
続いて小倉。まずは1Rですね。芝1800mの未勝利戦に僕のドラ6ホウオウプロサンゲが出走します
-
A
矢作厩舎らしい使い方だね。まあ頑張ってください
-
I
ありがとうございます。続いて5Rは芝1200mの新馬戦。九州産馬限定です
-
A
ん? 土曜にも九州産馬限定戦がなかった?
-
I
ありましたけど、何か?
-
A
いや、別に…
-
O
九州産限定が土日に組まれてどうなるかと思ったけど…
-
I
disりはやめてくださいね
-
O
disりじゃないって。まともな調教の馬が多くて「これなら2鞍あってもいいか」って感じだよ
-
I
はいはい。何でもいいので展望してください
-
O
本命はブリッツクリーク(牡・デクラレーションオブウォー×デンコウブルー)。普通に好調教
-
I
ここはウエルカムキリシマ(牝・ヴァンセンヌ×ステイトリーデイズ)。中間の動きマズマズ。乗り込み量も十分
-
A
よくわからないから俺もブリッツクリークで。調教だけ見たらコレ
-
I
続いて6Rは芝1200mの新馬戦
-
A
え? 芝1200mの新馬戦が土日合わせて4つもあるの? しかも内2つが九州産馬限定?
-
I
そうですけど、何か?
-
A
いや、別に…
-
O
ここは九州産限定でも牝馬限定でもないから好調教馬が多いけど、特にドンアポロン(牡・サンダースノー×エイシンジルコン)は動きがいい。ということで本命
-
I
ここはパッシングシャワー(牡・Iffraaj×Rainswept)ですね。オープン馬に追走→先着した今週の動き◎。ここは不動の本命です
-
A
ここは意外と好調教馬が多くて難解だね。難解な時はマル外に頼る。ってことで本命はエトヴプレ(牝・Too Darn Hot×Nahoodh)。Too Darn Hotがよくわからないけど、Dubawiの血統なら日本の馬場適性も多分大丈夫
-
I
続いて8Rはフェニックス賞。芝1200mです
-
A
……また1200m
-
I
そうですけど、何か?
-
A
いや、別に…
-
O
狙いはジョウゲンノツキ。初戦は距離が長かったけど、調教は動くから距離短縮で粘れるはず。実質未勝利戦なんだから買えるよ
-
A
ここはすいません。さすがにパスでお願いします
-
I
次は札幌ですね。5Rは芝1800mの新馬戦です
-
O
本命はマテンロウノカゼ(牡・ドゥラメンテ×ゼフィランサス)。とっても好調教
-
I
これは異論なし。先日新馬勝ちしたパワーホールと同レベルの動きを見せていました。追って味あり。完成度はひと息でも、上々の素質を感じる1頭です
-
A
まあ異論なしかな。これに次ぐのがスワーヴリチャード産駒2頭(アーバンシック、ヴィクトリアドール)って感じ
-
I
ラストは8Rのコスモス賞。芝1800mmです
-
O
エコロヴァルツかな。まあ消去法だけど
-
A
本当はパスしたいところだけど、本命はエコロヴァルツ。根拠はそれ以外は???な感じ
-
I
展望は以上ですね
-
A
お盆の時期なので、今週はオチなしで終了しましょうか
-
放談A
『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。『放談A史上最強のラインナップ』(本人談)と豪語した昨期はミスタージーティー、アウェイキングの2頭がオープン入り。物足りなさは残るが、覚醒後は毎年複数のオープン馬を誕生させているのも事実。今期はマル外(持ち込み)3頭指名の一発狙ったラインナップだが、『全然問題なし。今年も普通に勝てる』とまた豪語。
社内POG指名馬
- パーティハーン
- スピントロニクス
- ヴィジョンメーカー
- ラッフルズドリーム
- マンオブノーブル
- チムニートップス
- ジャックオダモ
- アマキヒ
- Olive Groveの2022
- ヒス
-
放談I
放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『相思相愛の関係』(本人談)としている金子オーナーの所有馬を3頭指名したが、ドラ1インビジブルセルフの新馬勝ちだけと見事に不発。ホウオウプロサンゲが皐月賞に出走したものの、全体的には低調なシーズンだった。懲りない漢は今期も金子馬を3頭指名。が、真に期待するのはドラ1ファイアンクランツ。『これさえいれば大丈夫』と本人は絶対的な自信を持っているが…。
社内POG指名馬
- ファイアンクランツ
- スワーヴゴダイヴァ
- ネブラディスク
- エオアリイ
- ウィラコチャ
- ジークファラオ
- リアライズカミオン
- バズアップビート
- ダンタリオン
- レズルレクティオ
-
放談O
昨期は開幕週デビューのバスターコールを1位指名したがその後サッパリ。また、8年ぶりとなる牝馬の指名を敢行するもデビュー前に競走能力を喪失。唯一の見せ場はソンシの奮闘だけというネタにしようにもネタにしづらい1年だった。多種多様な種牡馬や厩舎をチョイスした今年は心機一転、12年ぶりの重賞制覇を目指したい。
社内POG指名馬
- アルハイルフォート
- グローサートラウム
- キングノジョー
- マイネルジーニアス
- レベルスルール
- ブリックスラテ
- ダノンアンチュラス
- ビーオンザカバー
- エルムラント
- カフジダージリン
-
放談T
菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はドラ1ダノンエアズロックで10数年ぶりのダービーに出走。結果はともかく、とっても嬉しそうだったのが印象的だ。今期は言い訳ができないストレート指名を達成。ノーザンファーム生産馬が多いのはご愛嬌。また、あなたの笑顔を見たいから。
社内POG指名馬
- プリモシークエンス
- マジックサンズ
- レイニング
- ヴァルキリーバース
- ダノンミッション
- マジックローズ
- ラブリーリディア
- アドマイヤズーム
- アーバリアンジム
- レズルレクティオ
-
放談X
趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1フォルラニーニが鮮烈な新馬デビューを飾るもその後はサッパリ。加えてドラ2の登録抹消などもあり、普通に見せ場のない負け組となってしまった。今期はドラ1エリキングを抽選負けし、ハズレ1位がミッキーアイル産駒+マル外3頭という先行き不安なラインナップ。彼の凶暴化は止まらない。
社内POG指名馬
- エリキング
- ソロモン
- ガルダイア
- チェンジオブハート
- イリフィ
- テーオーエルビス
- ヘヴンウィンド
- マージャング
- ヴェシレンキ
- ハッコウイチウ
-
放談Y
勝ち組要員として昨年からPOG放談に参戦。一昨年(リバティアイランド&ドゥラエレーデ指名)ほどの見せ場はなかったが、クイーンズウォークでメンバー唯一の重賞勝ちを決めるなど、しっかりと存在感は示した。『今年のテーマはキズナ産駒+新種牡馬』と豪語。その宣言どおりにキズナ産駒を3頭+新種牡馬を2頭指名。そして相思相愛の中内田厩舎からは3頭をピックアップ。今年も勝って魅せます。
社内POG指名馬
- ダノンフェアレディ
- ミッキージュエリー
- ヴァリディシームス
- マディソンガール
- ダノンセンチュリー
- ダノンブランニュー
- ビッキーファースト
- Dalakaniaの2022
- ホウオウレイヴン
- ダノンジョーカー