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POG放談

POG Commentary

空中殺法

最終更新日: 2023/09/01
  • I

    9月になりました。先週に続いて今週も2歳Sがありますね。しかも2つ

  • A

    はい。いくつあっても放談メンバーには全く関係ありませんけど

  • O

    ウチのバスターコールが函館2歳Sに出てましたけど?

  • I

    はいはい、出てましたね

  • O

    ……感じ悪いな

  • I

    そんなわけで今週も元気よく放談していきたいと思います

  • A

    よろしくお願いします

  • I

    先週は放談関連馬の出走がなかったので、さっそく2歳戦の展望を始めましょうか。まずは新潟。5Rは芝2000mの新馬戦です

  • O

    本命はヴェローチェエラ(牡・リアルスティール×イプスウィッチ)。根拠は関西馬。リアルスティールだから内回りも良いと思う

  • I

    これは異論ありません。十分に乗り込んで仕上がりは万全&動きも水準以上。初戦から勝ち負けの期待

  • A

    俺もヴェローチェエラでいいと思うけど、馬名変更騒動でちょっと通常業務に支障を来しそうになったので、それはちょっと勘弁してくださいって感じ

  • I

    続いて小倉。5Rは芝1200mの新馬戦です

  • O

    本命はロードマイライフ(牡・ロードカナロア×フェリス)。坂路でラスト11秒台が出ているロードカナロア産駒が1200m出走なら大丈夫でしょう

  • I

    僕はジャスパーノワール(牡・Frosted×Funny Bay)を狙います。厩舎、調教、配合的にはダート臭も漂いますが、小倉も最終週となれば無問題と判断しました

  • A

    あとはメイショウハップル(牡・グレーターロンドン×メイショウルナ)かな。グレーターロンドンの初戦駆け

  • I

    土曜最後は札幌。5Rは芝1500mの新馬戦ですが、Tさんのドラ2アスロス(牡・レイデオロ×ステラリード)が出走します

  • O

    本命はスリーロマンス(牝・ダイワメジャー×サムロマンス)。今週の札幌芝はダイワメジャー×ガリレオ向きのはず

  • I

    話を聞いてました? Tさんのドラ2アスロスが出走するんですよ?

  • A

    Iはアスロス本命なの?

  • I

    もちろんです。洋芝血統ステラリード。兄姉も北海道で活躍しているように、ここは素直に血のパワーを信頼します

  • O

    ステラリードは超絶早熟血統だから2歳夏の新馬は基本的に買い。でもその母系にレイデオロを付けちゃったら早熟なのかどうか分からない

  • A

    そうそう。だから、たまたま北海道でデビューして結果を出しているだけで=北海道(洋芝)が得意ってわけじゃないと思う。今回に限っては父が父だし、あんまり過信しない方がいい

  • I

    はいはい。じゃあAさんの本命は?

  • A

    ドナミント(牝・オルフェーヴル×ミントフレッシュ)。良いスピード。とりあえずアスロスは倒したい

  • I

    はいはい。続いて11Rは注目の札幌2歳Sです

  • O

    ギャンブルルームかな。7頭立てを最後方から追い込んだ馬だから多頭数でどうかだけど、10頭なら何とかなるんじゃないかな

  • I

    僕はパワーホールに期待します。ラスト2ハロン11秒2-11秒1で4馬身差突き放したデビュー戦が圧巻の強さ。先行しての押し切りに期待

  • A

    俺は普通にガイアメンテかな。近年、8月デビュー馬の成績がひと息なのは気になるけど、単純なポテンシャルはここでは抜けているでしょう。あとはキズナ×シャンデリアハウスで最終週の洋芝にイメージがドンピシャなギャンブルルーム、前2走だけ逃げればここでも上位濃厚のセットアップ

  • I

    続いて日曜いきましょう。まずは新潟から。5Rは芝1800mの新馬戦ですが、ここには直属の先輩のドラ4スカイハイ(牡・キタサンブラック×タイキオードリー)が出走します

  • O

    本命はスカイハイ。根拠は関西馬

  • I

    聞いてました? 先輩のドラ4スカイハイがデビューするんですよ?

  • O

    だから本命だって言ってるだろーが

  • I

    あーそーですか

  • O

    あんまりバカにしてると先輩の空中殺法くらうぞ?

  • I

    はいはい。ちなみに僕の本命はコンドライト(牡・ドゥラメンテ×アエロリット)です。父も母もGI馬というサンデーレーシング期待の1頭。豊富な攻め量でかなりのポテンシャルを感じさせます

  • A

    まあ異論なし。GI馬×GI馬ってのはあんまり上品じゃないけど、とにかくこの馬は牧場時代から期待値が半端なかった。それを素直に信頼しようと思う

  • I

    続いて6Rは芝1400mの新馬戦です

  • O

    本命はワールドシリーズ(牡・No Nay Never×エリーシエズワールド)。根拠はマル外&関西馬

  • I

    ここはイツモニコニコ(牝・ビッグアーサー×オルトリンデ)から。根拠は関西馬ですが、今期好調のビッグアーサー産駒。8月中旬にはオープン馬にも先着するなど豊かなスピード能力を見せています

  • A

    ここは難しいけどヘルミーネ(牝・キンシャサノキセキ×エノラ)かな。あんまり攻めてないけど、スピードだけならメンバー最上位の予感

  • I

    続いて小倉。5Rは芝1800mの新馬戦です

  • O

    本命はアナベルエクラ(牝・キタサンブラック×エセンテペ)。根拠は初戦駆けキタサンブラック

  • I

    僕はフィオリトゥーラ(牝・ゴールドシップ×ショウナンアオバ)から勝負します。半兄ロードベイリーフは重賞でも活躍中。坂路で入念に乗り込まれ、仕上がりも万全です

  • A

    ここは俺もアナベルエクラかな

  • I

    11Rは小倉2歳S。芝1200mです

  • O

    狙いはパッシングシャワー。ゴドルフィンのマル外&持込は2歳夏の重賞に強い

  • I

    ここはビッグドリームでしょう。初戦が好内容。レース後に馬体を見ましたが、まだまだ相当な伸びしろを感じた1頭です

  • A

    伸びしろはともかく、本命ビッグドリームに異論はなし。初戦が逃楽勝じゃないのが良きだよね

  • I

    ラストは札幌。新馬戦はありませんが、9Rにすずらん賞がありますね。芝1200mです

  • O

    狙いはピンクヴェノム。日曜後半の札幌芝はもうダートみたいなもんでしょ

  • A

    それに函館2歳S好走馬をプラスって感じですかね。道営馬はよくわからん

  • I

    展望は以上ですね

  • A

    お疲れ様でした。今日もオチなしでさっさと解散しましょう

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    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    放談O

    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    放談T

    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    放談Y

    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。