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POG放談

POG Commentary

日本の制御不能な奴ら

最終更新日: 2024/03/15
  • I

    今日は3月15日。3(サ)1(イ)5(コー)の日ということで、今日も元気に放談していきたいと思います

  • A

    そんなことよりさ、先週は推奨したエンセリオ(4番人気)とパレハ(5番人気)が共に1着。見事にL・I・J馬券が炸裂したんだけど、読者から感謝のメールとか来てないの?

  • I

    全く来ていません

  • A

    ……おかしいな。競馬好きはプロレス好き、プロレス好きは競馬好きって相場が決まってんだけど

  • I

    そもそもそのL・I・Jって何ですか?

  • A

    お前そんなことも知らんのか。スペイン語のロス(Los)・インゴベルナブレス(Ingobernables)・デ(de)・ハポン(Japon)の頭文字を取った略称。意味は『日本の制御不能な奴ら』。つまり俺たち放談メンバーもある意味、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポ…

  • I

    それでは今週の展望を始めましょうか。まずは土曜中山から。11RはフラワーCですね

  • O

    カニキュルかな。東京で勝ったけど、ちょこマカとしたピッチ走法で中山内回り1800mの方が向いているはず

  • I

    僕はフォーザボーイズで一発を狙います。まず牝馬なのに“ボーイズ”は斬新ですね。牡馬相手でも結果を出してきましたし、牝馬限定戦のこのメンバーなら

  • A

    俺はミアネーロ。前走の菜の花賞(5着)も突き抜けるかと思ったけど、直線で狭くなる不利があった。それで0秒2差なら上々。後のフリージア賞勝ち馬(マーシャルポイント)を完封した舞台で巻き返しに期待。あ、でもスタンド前発走はちょっと不安

  • O

    ミアネーロは脚が長続きしないことで有名なミ一族じゃん。手応え抜群の状態で不利を受けたわけだけど、不利がなくても一瞬だけ鋭かっただけっていう可能性がかなりあると思うね

  • I

    はいはい。続いて阪神いきましょう。11Rには皐月賞トライアルの若葉Sがありますね。Aさんのドラ5ミスタージーティーと僕のドラ6ホウオウプロサンゲが出走します

  • A

    同厩舎であり、Iにとって俺は大学時代からリスペクトすべき偉大な先輩。ペースメーカーとしてしっかり頼むよ

  • I

    はいはい

  • A

    しかしミスタージーティー、まさか共同通信杯の後に若葉Sを使うとは思わなかった。この辺はさすがの奇才・矢作調教師といったところか。俺なら皐月賞はスルーして毎日杯か京都新聞杯を使っちゃうね

  • I

    あなたの妄想はいいので展望を

  • A

    例年なら『皐月賞はスルーしてダービーに』って思考回路だけど、今年の牡馬クラシックは出たもん勝ちな印象もあるからなあ。最低でも権利取りが目標だね。素質は言うまでもなく抜けているので普通に走ってくれれば結果はついてくる。“普通に”走れば。これが大事

  • I

    ただの目標と願望でしたね。Oさんは?

  • O

    新馬勝ちの後に強気に重賞出走を続けて、若葉Sに出るハメになるっていうのは『ハマリ』だと思うけどね。サトノアラジンを思い出す。馬の能力は別にして、こういう予定外の使い方になっちゃった馬は買いにくい

  • I

    はいはい。それで本命は?

  • O

    オルトパラティウム。非常に大跳びだから京都外回りから阪神内回りに変わるのは不安だけど、能力は非常に高いから楽勝まであると思う

  • I

    ありがとうございます。ちなみに僕のホウオウプロサンゲですが、まだ若さが目立つ現状。経験を積んで成長してくれれば…の気持ちです

  • A

    何だその厩舎コメントみたいな台詞は

  • I

    はいはい。あとは中京ですね。まずは3Rの未勝利戦(芝1200m)にAさんのドラ3アウェイキングが出走します

  • A

    坂井瑠星騎手が騎乗停止中とはいえ、矢作調教師が川田騎手を乗せてきたんだからそういうことでしょう。レース前にアウェイキングしちゃう愛くるしいところはあるけれど、こちらも普通に走ればそろそろアウェイキングするはず

  • I

    ちょっと何言ってるのかわかりませんが、続く4Rの未勝利戦(芝2000m)には、僕のドラ3ロードオールライトとTさんのドラ3コルレオニスが出走します

  • A

    何だお前、今週はやたらと先輩に絡んでくるな

  • I

    デビューこそ遅れましたが、ロードオールライトは厩舎の期待馬でしたからね。リバティアイランドと併せ馬をしているのがその証拠でしょう。ここは渾身の◎で勝負します

  • A

    Tさんのコルレオニスも前走参考外でなかなかの強敵だと思うけど?

  • I

    ダノンエアズロックがリタイアした今、Tさんの手駒はコルレオニスぐらいしかいないんですよね?

  • A

    うん。まあコルレオニスも現状未勝利馬だから手駒と呼べるかはわからんけど

  • I

    じゃあ今までお世話になった分、いや、そんなにお世話になってないですけど、僕の手でTさんにトドメを刺してやりますよ

  • あ?

  • I

    ??? 続いて11RはファルコンSですが、Oさんのドラ3ソンシが出走します

  • O

    彼れを知りて己を知れば百戦して殆うからず

  • I

    は?

  • O

    孫子の兵法で一番有名なやつじゃん

  • I

    それは分かりますけど、何の関係が?

  • O

    他馬の能力や適性や状態を把握し、ソンシの能力や適性や状態を把握すれば負けようがないってこと

  • I

    ちょっと何言ってるのかわかりませんがAさんは?

  • A

    俺は◎ダノンマッキンリー○ロジリオン▲シュトラウス△ソンシ。ダノンマッキンリーはまだ見限れない。変わらず折り合いに不安はあるけど、クロッカスSよりは流れるだろうし、何よりデキが前走とは違う。NHKマイルで…ってタイプでもないから多分ここメイチ

  • O

    確かにダノンマッキンリーだけは怖いな。ここメイチなのだけは間違いないから

  • I

    続いて日曜いきます。まずは中山から。5Rの未勝利戦(芝1600m)にOさんのドラ6アムンラーが出走します

  • O

    1600mは長いと思うし、坂も歓迎じゃない。しかも前走(3着)より相手が強い感じだから、5着ぐらいじゃないの?

  • I

    続いて11Rは皐月賞トライアルのスプリングSです

  • O

    普通にウォーターリヒト。芝でそこそこ速い上がりに対応できたドレフォン産駒は出世するし、今の中山は超高速馬場にはならないのも良い

  • A

    チャンネルトンネルはどうだろう。前走は直線詰まりまくりで不完全燃焼。まだ重賞でどうこうって力はないかもだけど、ここはザ・重賞というメンバーでもないので

  • I

    次は阪神。1Rの未勝利戦(ダート1800m)にAさんのドラ2ダイヤモンドレインが出走します

  • A

    オークス候補が連闘+初ダートってのは少々遺憾ではあるけど、確実に勝ちにきたと考えれば。ダート適性は知らん。けど、砂を被らずに先行できれば力量さでなんとか

  • I

    最後は中京ですが…またAさんの指名馬がいますよ。5Rの未勝利戦(芝2000m)にドラ6エロースが出走します

  • A

    1週でPOG指名馬4頭出しってすごくない?

  • I

    でも内未勝利が3頭ですからね。むしろ恥じるべきです

  • A

    で、このエロース。モレイラ騎手から鷲頭騎手への乗り替わりがどうかだけど、とりあえず頑張ってほしいとしか言えない

  • I

    まあそうでしょうね

  • A

    ちなみに4頭出しの目標は【3.0.0.1】。最低でも【1.1.1.1】でお願いします

  • I

    はいはい。ラストは9Rのフローラルウォーク賞

  • O

    ブエナオンダかな。距離短縮はたいへんよろしい

  • A

    ブエナオンダは若葉Sにも登録あったけどこちらへ。で、これは同じく英断の香り。勝つかは知らんが、馬券には絡むはず

  • I

    展望は以上ですね。最後に何か言い残した事はありますか?

  • A

    明日2歳馬情報動画の第3弾がYouTubeに上がると思います。ご視聴よろしくお願いします

  • profile

    放談A

    『POGに求めているのは快楽だけ』と勝敗度外視でPOGを楽しむ重度のPOG中毒者。マル外(持ち込み)3頭指名の強気なラインナップで挑んだ昨期は大方の予想通り大敗。それでも本人は『あのラインナップに一切の後悔も間違いもなかった』と反省する様子はない。巻き返しが期待される今期だが、誰も頼んでいないのにオール関東馬指名という暴挙に出た。しかもこれが『これが俺の最高地点だ』と言うのだから、もはや救いようがない。

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    放談I

    放談Aと共に“12月デビュー最強説”を未だに唱える時代錯誤の競馬人。昨期は『これさえいれば大丈夫』と絶対的な自信を持っていたファイアンクランツが青葉賞2着(→ダービー9着)とまずまずの活躍を見せたが、未出走馬を3頭も抱えてしまっては勝ち組になれるはずもなかった。今期は特定の厩舎や馬主に依存することなく、比較的バランスのいいラインアップ。まずは出走回数を増やして、純粋にPOGを楽しみたいと思っている今日この頃。

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    放談O

    昨期はドラ1、2位が早々にズッコケ、期待のドラ3キングノジョーも新馬勝ち後は案外。もはや定番となっている“普通の負け組”として空虚感溢れる一年を過ごしていた。さすがに我慢の限界となったのか、今期はエピファネイア産駒3頭+オール関西馬~高額馬を添えて~の“らしくない”ラインナップで戦場へ。誰に何を言われようと、13年ぶりの重賞制覇を本気で狙っているのかもしれない。

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    放談T

    菊花賞を4年で3勝、2週連続GI制覇など数々の偉業を達成した元祖・POG大魔王。昨期はマジックサンズ(NHKマイル2着)、ヴァルキリーバース(フローラS2着)らの活躍で久々の勝ち組に。本人も『この世代は楽しかった』とニッコニコ( ^ω^ )だった。今期も速攻系を中心としたラインナップで2年連続の勝ち組を目指す。

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    放談X

    趣味は仕事放棄とパワハラ。産まれた時から『だぜ!!』が口癖の日刊競馬の癒し系担当。昨期はドラ1エリキングの抽選負けで前途多難な一年が予想されたが、終わって見れば勝ち上がり5頭と水準以上の結果を見せた。今期は久々に抽選なしのストレート指名。現時点では例年以上に機嫌が良いようだ。

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    放談Y

    メンバー唯一の勝ち組(要員)として一昨年から放談に招集された若きホープ。昨期は期待ほどの結果を残せなかったが、指名馬全頭勝ち上がりという最低限の偉業は見せた。今期はコニーアイランド(ドラ2)を強奪され、ダノンヒストリー(ドラ1)を強奪するという好戦的な一面を全開に出している。放談の毒は確実に回っているようだ。