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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2025/03/11
    S Ⅰ
    京成盃グランドマイラーズ
    船橋 1600 m
    優勝馬: フォーヴィスム
     ダートグレードを制して今度は追われる立場のフォーヴィスムが直線勝負に賭けて粘 るムエックスを捉えて重賞連勝。7歳だが衰えるどころかさらなる進化を続けている 印象で、今年のマイル路線を盛り上げてくれるに違いない。ムエックスは早め先頭か ら押し切ろうとする強気の競馬。勝ちにいった分最後苦しくなったが、実力馬を苦し めた今の充実ぶりには感服。リンゾウチャネルは勝ち星からは遠ざかるもコンスタン トに馬券に絡む侮れない存在。
  • 2025/03/12
    JpnⅡ
    ダイオライト記念
    船橋 2400 m
    優勝馬: セラフィックコール
     昨年の覇者セラフィックコールが1年ぶりの勝利。早いうちから追い通しの展開でも 最後までしっかり集中力を切らさず走り切り粘るグランブリッジを気持ちで負けずに とらえてゴール。ズブさはあるが、能力の高さでねじ伏せた勝利。被されると良くな いので外枠だったことも好走の要因。決め手の差でグランブリッジは2着も見せ場は あったし、メイショウフンジンも粘り強い走りで3着死守もスムーズな展開なら違う 結果になったかもしれない。
  • 2025/03/13
    S Ⅲ
    フジノウェーブ記念
    大井 1400 m
    優勝馬: イグザルト
     絶好位の3番手追走から楽々と抜け出したイグザルト。外目を追走して何の心配もい らないノンプレッシャーのなかレースが進められたのが、7馬身差圧勝の結果になっ た。24秒1の走破時計からも圧巻の走りには違いなく、1200、1600mも悪くはない が、ベストは1400mを印象付ける好走だった。驚いたのは2着ボイラーハウス。単勝 15番人気、573倍のオッズ。流れが向いたとはいえ、重賞での好走実績もなく、昨年 6頭立ての1600mオープンで2着が目立つ程度。リフレッシュ放牧明けが良い方に向 いてこの結果につながった。
  • 2025/03/20
    S Ⅰ
    桜花賞
    浦和 1500 m
    優勝馬: プラウドフレール
     位置取りを問わず自在に立ち回れる強みを存分に生かして先行有利の浦和では逃げの手を選択したプラウドフレール。競り合いもなくマイペースでの逃げで終始余裕の手応え。昨年末の優駿牝馬、ユングフラウ賞と3連勝でまずはクラシック一冠目を制覇。絶好枠を引いたホーリーグレイルは主導権を奪えずインで我慢のレース。スポットに入ってしまって動くに動けず。外から積極的なレースで健闘といえる3着はリヴェルベロ。近2戦の経験がここで生きた印象、力もつけている。