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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2025/10/01
    JpnⅡ
    日本テレビ盃
    船橋 1800 m
    優勝馬: フォーエバーヤング
     サウジカップ制覇、ドバイワールドカップ3着のフォーエバーヤングがブリーダーズ カップの前哨戦として登場。はっきり負けてはいけない相手にどういったレースをす るかが焦点だったが、先を見据えた仕上げのなかまさに横綱相撲。あえて砂をかぶせ る競馬に徹し、久々のぶんもたつきは感じられたが直線では余裕の走りだった。世界 の頂点へ好発進。レヴォントゥレット逃げるライトウォーリアをマークし落ち着いた レース運び。バラバラの展開で仕掛けどころは難しかったが、現状での力は発揮した といえる。終いの伸びが目立ったホウオウトゥルースが3着健闘。ブランク長いキン グズソードは4着も悲観する内容ではない。
  • 2025/10/02
    JpnⅢ
    マリーンカップ
    船橋 1800 m
    優勝馬: プラウドフレール
     牝馬三冠は1、5、3着と結果桜花賞のみでも世代上位のプラウドフレールが自ら ペースを握り上がり最速でゴールと完璧なレース内容で交流重賞勝ち。見事なラップ を刻んでの完勝劇は鞍上の腕も確かだが、プラウドフレール自身も夏を越してさらに パワーアップした印象。メモリアカフェはリードを取られ追い出し猛追するも、上が り最速を繰り出されては後ろから行く馬たちはどうにもならず。プロミストジーンも 詰めてはいるがスタートでの不利が最後まで響いた感じ。
  • 2025/10/07
    JpnⅡ
    レディスプレリュード
    大井 1800 m
    優勝馬: ビヨンドザヴァレー
     芝の重賞でも善戦続けるビヨンドザヴァレーは刺激を求めてダート戦線へ挑戦。砂を かぶってもひるまない根性もさすがで、芝での歯がゆさをダートで払拭。着差はわず かながら初ダートで適性をみせたのは陣営の挑戦の賜物。芝ダートどちらも走れるが 今回の好走からもJBCレディスクラシック出走で頂点をめざすのも悪くない。テン カジョウはスタートがすべて。内からよく詰めたが…。スタートも悪くなく好位から じわじわと前を捉えに行く姿勢。併せ馬の形になり粘り腰を発揮。
  • 2025/10/08
    JpnⅠ
    ジャパンダートクラシック
    大井 2000 m
    優勝馬: ナルカミ
     ダート三冠馬誕生か、新王者の誕生か、好メンバーがそろった一戦はスタートセンス 抜群のナルカミが揉まれないように自分の形に持ち込んで淡々とペースを刻む。ナイ ター、初コースなどまだキャリア5戦のナルカミにとってはかなりの不安材料では あったが、ベストパフォーマンスをこの大舞台でやってのけた。三冠狙ったナチュラ ルライズは完敗の2着。徐々に押し上げて入ったが、ナルカミに余裕で振り切られて しまった。まだ難しいところを出して、追いづらそうだが後続を引き離しているし、 能力は抜けている。精神面の成長が今後のビッグタイトルにつながる。ルクソールカ フェはアメリカ遠征帰りでポテンシャルを発揮できず。手前替えにもたつき大きく離 された。
  • 2025/10/09
    JpnⅡ
    東京盃
    大井 1200 m
    優勝馬: ヤマニンチェルキ
     唯一の3歳馬ヤマニンチェルキが重賞3連勝で古馬撃破。二の足の速さで盛り返し、 絶好位をゲット。逃げたエンテレケイアとサンサイズアムールの間を切り裂いて真一 文字に伸びきった。新スプリント王者誕生の予感。クロジシジョーは他馬とはレベル の違う末脚で猛追するも届かずの2着。もう一列前でレースを進めれば差し切れる勢 いだっただけに悔しい敗戦。3着サンライズアムールはポジションを取れたし、前半 はベストな走り。しぶとさは発揮しいているが一気に交わされ決め脚の違いに泣い た。