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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2022/07/06
    JpnⅢ
    スパーキングレディーカップ
    川崎 1600 m
    優勝馬: ショウナンナデシコ
    予想通りサルサディオーネが逃げてショウナンナデシコがぴったりマークする形。楽に逃げさせず競ってバテさせるという力で勝ちをもぎ取った。58キロのぶん終いはレディバグに詰められたが、勝ちきるあたりが新女王の底力。直線の弾けっぷりが目立ったのは2着レディバグ。小回りコースでは持ち味を存分に生かすことができず。サルサディオーネは急遽乗り替わりで森騎手へ。今回は展開面で厳しかったが、マイペースなら8歳でもまだまだやれる。
  • 2022/07/13
    JpnI
    ジャパンダートダービー
    大井 2000 m
    優勝馬: ノットゥルノ
    スタートでバランスを崩したノットゥルノだったが、好位を取って砂をかぶらず抜群の手ごたえで追走。直線では早めに前をとらえて先頭に立ち持続力のある末脚で後続の猛追をしのいだ。自身3度目となる芝ダートのダービー同一年制覇となった武豊騎手。2着ペイシャエスはノットゥルノの内側の好位でほぼ同位置。ワンテンポ早めに抜け出されたぶん及ばずも力は出し切っている。3着ブリッツファングは早めに交わされて厳しい内容もバテずにしぶとく食い下がった。前走圧勝で今回はマークされ目標になったのは痛かった。残念なのは4着ハピ。不良馬場で最後方からの競馬、大外を回すというどんなに強くてもこの競馬では精一杯。内枠を生かしてポジションを取りに行っていれば結果は変わっていたはず。
  • 2022/07/20
    SⅢ
    プラチナカップ
    浦和 1400 m
    優勝馬: ティーズダンク
    速いプレシャスエースが飛ばし激しい先行争いのなか、ティーズダンクは好位の外目を追走して最高の形。4コーナー先頭で押し切る強い内容で、最後ワールドリングに詰め寄られはしたが完勝といっていい。まさに正攻法の走りでこのメンバーでは一枚上手だった。展開面で有利に働いたワールドリングが後方追走から見事な末脚。1400mへの適性もみせ新境地開拓。実質転入初戦のフィールドセンスがJRA時の力をみせる3着好走。ベスト1400で真価を発揮した。使った今後はもっと良くなるだろう。
  • 2022/07/26
    SI
    習志野きらっとスプリント
    船橋 1000 m
    優勝馬: ギシギシ
    快速馬ぞろいの一戦だが、好スタートから絶好位をキープ。前を捕らえられるか微妙な距離でも終いの伸び脚は別次元のギシギシ。短距離界の新星を確定づけた。キモンルビーも絶好の手応えから引き離しにかかるも勝ち馬の決め手に屈し2着。厳しい展開のなかのこの粘りはやはりスプリンターとしての資質が高い。ブンロートは格下の身で苦しい追走となったが、最速の上がりを駆使して3着に食い込んだ。この経験が次走以降に生きてくるはず。
  • 2022/07/27
    SⅡ
    マイルグランプリ
    大井 1600 m
    優勝馬: ゴールドホイヤー
    走りごろを見極めるのが難しいが、ポテンシャルの高さは南関随一のゴールドホイヤー。好位3番手の位置取りでリズムのいい走り。スマイルウィとの争いに絞られるが、勢いのある相手を突き放しての勝利はゴールドホイヤーにとっても久々の重賞勝利。大井コースとの相性もいい。スマイルウィは放牧明け、初めての58キロを考えれば上々の結果。充実期を迎えているし、右回りをこなしたことで今後活躍の幅がひろがってさらなる猛威を期待。タイムフライヤーはだいぶ地方の馬場に慣れてきている印象で、これからさらに良くなってきそう。