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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2022/12/08
    SⅡ
    勝島王冠
    大井 1800 m
    優勝馬: ライトウォーリア
    大外枠でも好スタートから3番手キープのライトウォーリア。先行したアランバローズ、ゴールドホイヤーを早めに捕まえて直線先頭から押し切る強い内容。重賞連勝で中距離路線をリードする存在に。最速の上がりを繰り出して2着に食い込んだのはリンゾウチャネル。テン乗りでもうまく持ち味を引き出した安藤騎手の好騎乗も光った。かしわ記念以来のカジノフォンテンはロスのないレースで粘り強い走りも3着まで。次走以降巻き返してくるはず。
  • 2022/12/14
    JpnI
    全日本2歳優駿
    川崎 1600 m
    優勝馬: デルマソトガケ
    内から押してヒーローコール、好スタートのスペシャルエックスを交わして大外マルカラピッドが先手主張。勝ったデルマソトガケにとって絶好の展開となったが、大一番で末脚発揮の勝負強さは見事。来年はサウジアラビア、UAEへ遠征予定。オマツリオトコは速い流れを粘って2着と負けてなお強しの内容。ペリエールは直線先頭から押し切ろうとしたが3着。小回りを考慮しての早仕掛けで相手が悪かった。
  • 2022/12/22
    SI
    ゴールドカップ
    浦和 1400 m
    優勝馬: スマイルウィ
    予想通りサルサディオーネの逃げ。番手追走のスマイルウィは終始余裕でいつでも交わせそうな手ごたえ。早く動かずタイミングを計って抜け出す好騎乗。通常よりはマイペースで進められたサルサディオーネは惜しくも2着だが、マークされていたぶん、終いはきつくなった。ティーズダンクは絶好のポジションをゲットしたものの、前2頭を楽に行かせたぶん交わせず3着まで。上位馬と力差は詰めているアマネラクーンが4着。
  • 2022/12/29
    GI
    東京大賞典
    大井 2000 m
    優勝馬: ウシュバテソーロ
    ショウナンナデシコの逃げをカジノフォンテン、ノットゥルノらの先行で落ち着いていたが、3コーナー手前でサンライズホープとリンゾウチャネルがまくりレースが動く。先行勢が苦しくなると中団に構えていたウシュバテソーロが直線真一文字に伸びタイトル奪取。ダート転向後4勝、3着1回と素質開花の印象。BCディスタフ制覇のマルシュロレーヌと同じオルフェーヴル産駒。2着ノットゥルノは4コーナーで行き場を失う不利がありながら連対確保。帝王賞馬メイショウハリオは3着が精いっぱい。
  • 2022/12/30
    SⅢ
    東京シンデレラマイル
    大井 1600 m
    優勝馬: スピーディキック
    スタート直後はダノンレジーナ、モンサンラファータ、ジュランビル、リネンファッションの4頭雁行。速いペースで中団に構えるスピーディキックにとって絶好の流れ。4コーナー手前でエンジンがかかると直線先頭であとは後続を引き離すだけ。ポテンシャルの違いをみせつける完勝。格下の身ながら終い伸ばしたトップザビルが2着。3着セパヌイールもしぶとさをみせた。2、3着はともに重賞初挑戦でのもので、2023年さらなる期待をして良さそう。
  • 2022/12/31
    SI
    東京2歳優駿牝馬
    大井 1600 m
    優勝馬: メイドイットマム
    大外ボヌールバローズが終始エイシンレアに絡まれるも絶妙なペースで逃げ手ごたえ十分。勝ったメイドイットマムは4コーナーでボヌールバローズの後ろのポジションを難なく取ってロスなく進む。直線解き放たれると上がり最速で一気に突き放し4馬身差。道営での経験が生きる南関東での2連勝は春のクラシックに向け一強を印象付けた。3着サーフズアップ、4着スギノプリンセス、5着アレナルはペース次第で順位は変わりそうで、春までの成長力がカギを握りそう。