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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2022/04/06
    SⅢ
    クラウンカップ
    川崎 1600 m
    優勝馬: フレールフィーユ
    ハイセイコー記念勝ちのノブレスノア、平和賞勝ちのライアン、ニューイヤーカップ勝ちのミゲルを抑えてトライアルの椿賞組フレールフィーユとリヴィフェイスがそのままワンツー。直線逃げ粘るリヴィフェイスをしっかりとらえて重賞初制覇のフレールフィーユ。浦和所属馬は小久保厩舎の 重賞勝ちはよく見る光景だが、フレールフィーユは野口寛厩舎所属。牝馬のスピーディキック(藤原厩舎)も含めクラシックに向け楽しみになった。2着リヴィフェイスはニューイヤーカップに続きまたしても重賞2着と悔しい結果。まくってきたフウトに負けじと早めに動いたぶん最後の粘りに響いた。
  • 2022/04/13
    JpnⅢ
    マリーンカップ
    船橋 1600 m
    優勝馬: ショウナンナデシコ
    サルサディオーネが逃げ、ショウナンナデシコがぴったりマークする展開。力の違いをみせつける余裕の手ごたえで一気に突き放したショウナンナデシコがエンプレス杯に続き南関東重賞連破。不慣れなマイル戦でこのパフォーマンスは本格化をあらわしている。2着サルサディオーネはタフな馬場の船橋コースに加え他馬より背負った58キロ。8歳でも衰えは感じず一線級との勝負でもまだまだ通用。レーヌブランシュはじりじりとしか詰められず3着も、一時期のスランプは脱し復調気配。
  • 2022/04/20
    JpnⅢ
    東京スプリント
    大井 1200 m
    優勝馬: シャマル
    ハナ、クビの接戦を制したのは重賞初挑戦のシャマル。3勝クラスで足踏みしたが、トントン拍子で重賞ウイナーに。好位から抜け出す正攻法で快進撃を続けており、補欠出走からのタイトルゲットと運も味方した。実力馬リュウノユキナはインから鋭い伸び脚で一旦先頭の勢い。壮絶な叩き合いの末2着。好スタートを切ったギシギシが大健闘の3着。このメンバー相手に通用のスピードをみせて今後が楽しみ。
  • 2022/04/21
    SⅢ
    ブリリアントカップ
    大井 1800 m
    優勝馬: ロードゴラッソ
    枠順も奏功したがモマれないよう外目を追走。抜け出しを図るレッドフレイを交わして直線では余裕の走り。セイカメテオポリスが詰めてきたがセーフティーリードを保ってゴール。JRA時から数えて重賞3勝目。セイカメテオポリスは相手なりの戦績でも、着実に成長を感じる走り。ノンコノユメも全盛期に比べれば衰えを感じるが、それでも3着に伸びてくるあたり根性は計り知れない。
  • 2022/04/27
    SⅢ
    しらさぎ賞
    浦和 1400 m
    優勝馬: アールロッソ
    転入初戦こそ凡走のアールロッソだったが、前走のトライアル快勝を含む3連勝で重賞制覇。決め手が絶妙にマッチした浦和1400mコース。JRA時に経験豊富なスプリント路線も視野に楽しみはひろがる。2着ダノンレジーナは他馬より重い57キロの斤量は背負い慣れているとはいえ酷量。着順以外は思い描いた通りのレース内容で、負けて強しの走りっぷり。終始ダノンレジーナにマークされる厳しい展開ながら、良く粘ったアルコレーヌが3着。転入2戦は大敗もここで巻き返したように、南関東牝馬重賞ならほとんど差がないことを証明。