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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2023/03/01
    JpnⅡ
    エンプレス杯
    川崎 2100 m
    優勝馬: グランブリッジ
    引退レースとなるサルサディオーネが引っ張り、追い通しで並びかけようとするテリオスベルという予想通りの展開。見せ場たっぷりも比較的速いペースでの逃げになったサルサディオーネは失速。スタートひと息のグランブリッジは砂をかぶってもひるまず力強く抜け出しTCK女王盃に続き重賞連破。先行勢有利の馬場を差し切ったのは力のなせる業で充実期を迎えている。ヴァレーデラルナは2戦続けてグランブリッジに負ける格好だが、しぶとく脚を伸ばして2着は確保。3着テリオスベルのスタミナには感服。
  • 2023/03/09
    SⅢ
    フジノウェーブ記念
    大井 1400 m
    優勝馬: ギャルダル
    好位に取りついたギャルダルが鋭く伸びて重賞初制覇。東京ダービー2着などあと一歩タイトルをゲットできずにいたが、初コンビ、誕生日Vの澤田騎手が絶妙な仕掛けで念願のタイトル。最内枠でロスなく立ち回ったアヴァンティストが惜しい2着。ギシギシは久々に加え距離延長と条件は不利もよく粘っての3着。適距離1200mで見直し。
  • 2023/03/15
    JpnⅡ
    ダイオライト記念
    船橋 2400 m
    優勝馬: グロリアムンディ
    グロリアムンディは中団から進め、徐々に押し上げると4コーナーは内から抜け出し直線は独走。距離適性含め、今回のメンバーでは頭ひとつ抜けていた。鞍上川田騎手は前日の黒船賞、翌日の名古屋大賞典も勝ってダートグレード3日連続勝利の偉業。度肝を抜くローテーションでダートグレード競走を走り続けているテリオスベルが2着。いつも通りスタートひと息も、まくって先頭に立つスタイルを貫く。メイショウフンジンにとっては厄介な存在だが、それでも粘る根性発揮。
  • 2023/03/16
    SⅡ
    京成盃グランドマイラーズ
    船橋 1600 m
    優勝馬: ゴールドホイヤー
    寂しい8頭立て。実質重賞勝ち多数の上位3頭で決まったが、もまれず追走できたゴールドホイヤーが復活のV。最後まで集中力を切らさず走れれば…、の条件付きも毎年のように重賞を勝つ底力には感服。スマイルウィはマイペースの逃げも決して楽逃げではなく、そのぶん終い甘くなった。力負けはなく見直し。
  • 2023/03/22
    SI
    桜花賞
    浦和 1500 m
    優勝馬: メイドイットマム
    初コース、JRAからの遠征帰りでも力の違いをみせつけたメイドイットマム。先行争いが激しくなると見るや位置取りを下げて中団から。追い出してからは早めに動いたサーフズアップを捕らえての差し切り勝ち。東京2歳優駿牝馬、桜花賞制覇で世代ナンバーワンをほぼ決定づける快走。東京プリンセス賞は大井外回りでパフォーマンスアップは確実。2着サーフズアップは相手が悪いというしかなく、しっかり自分のレースはできた。最速上がり37秒6で3着に食い込んだフークエンジェルは次走以降距離延長がこなせれば。
  • 2023/03/29
    SⅡ
    京浜盃
    大井 1700 m
    優勝馬: サベージ
    転入初戦のサグアロがペースを握り、トノパー・ポリゴンウェイヴの小久保勢が追走。勝ったサベージは後方で折り合いに専念。馬なりのまま上がっていくと、最速の上がり36秒8でトノパーを捕まえて重賞制覇。距離も問題なく羽田盃の有力候補。連闘で挑んだトノパーは素質馬らしい強気の競馬で2着といきなり重賞で好走。連闘の疲れさえ取れれば今後も注目の一頭。ここまで5戦すべて連対のオピニオンリーダーが3着。1200m→1700mでも終い勝負で食い込んだ。1200mベストのスプリンターだが、同じ形なら中距離でも侮れない。