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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2023/01/03
    SⅢ
    報知オールスターカップ
    川崎 2100 m
    優勝馬: エルデュクラージュ
    カイルの逃げは少頭数ということもあり超スローペース。大名マークのエルデュクラージュは向正面で押さえきれず早め先頭から押し切る強い内容。展開に恵まれたが、この舞台は2、2、1着と得意。2着スワーヴアラミスは3コーナーで挟まる不利が痛かったが、立て直して外から伸びてきた。切れ味はよかっただけに不利がなければ接戦に持ち込めたかも。3着サンビュートは勝負どころで動き力をみせる快走。早めに動いたぶん終いは力尽きたが、北海道からの長距離輸送を考えれば上々の内容と言える。
  • 2023/01/11
    SⅢ
    ニューイヤーカップ
    浦和 1500 m
    優勝馬: ポリゴンウェイヴ
    スタートひと息のポリゴンウェイヴは終始幼さをみせる走りで苦しさが垣間見えたが、まくるピノホホッアをターゲットにしてからの伸び脚は別格。バネを感じるフットワークで大物感十分。気性面での成長がカギ。一気にまくってレースを動かしたポノホホッアは直線脚いろが鈍りポリゴンウェイヴに差し返され2着。能力は世代でも上位なだけに、まずはタイトルがほしい。追走に手間取ったアメノオシホミミだが、先行馬が崩れた隙をしっかり上がりの脚を使って3着入線。スピード、器用さがないので、地元大井の方が走りやすいか。
  • 2023/01/18
    SⅢ
    船橋記念
    船橋 1000 m
    優勝馬: ティアラフォーカス
    スピード自慢がそろう中、ブンロートは楽に先行。コパノフィーリングは出足鈍って押しながら先行と対照的。決め手が勝ったティアラフォーカスは初の遠征で枠順からもだいぶ外を回らされる厳しい展開も差しきる好内容。自己条件では取りこぼしも多かったが、ここにきてスプリント能力開花。キモンルビーはいつものスタートを切れず好位からの競馬だったが、しっかり脚をのばして惜しい2着。3着ブンロートは絡まれたが、終いもしっかり伸びて食らいつく。
  • 2023/01/25
    JpnⅢ
    TCK女王盃
    大井 1800 m
    優勝馬: グランブリッジ
    いつも通りゲートの出が悪いテリオスベルだが、一気にまくって先頭に躍り出る。さすがに直線ではバテて4着まで。道中番手で絶好位をゲットのヴァレーデラルナは満を持して追い出すもグランブリッジの決め手に屈する形。リズムよく進めたグランブリッジが重賞3勝目、鞍上の川田騎手はこのレース3連覇達成。TCK女王盃としては最後の開催となり残念だが、7頭立てでも今後の牝馬路線を担う4歳馬の2頭のマッチレース、さらには最下位まで人気順で入線と記憶にも記録にも残るレースとなった。