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重賞レース回顧

Looking Back on the Race

  • 2022/10/05
    JpnⅡ
    東京盃
    大井 1200 m
    優勝馬: レッドルゼル
    昨年と同様のローテーションでJBC連覇を狙うレッドルゼルがドバイ帰り初戦を完勝。少頭数で不利とならない外目を楽々と追走し、直線弾ける別次元。ダート短距離では安定感抜群。転厩初戦のテイエムサウスダンは主戦鞍上で折り合い専念も久しぶりの1200mで引っ掛かる。蛯名厩舎の重賞制覇がJpnIなら劇的。
  • 2022/10/06
    JpnⅡ
    レディスプレリュード
    大井 1800 m
    優勝馬: プリティーチャンス
    好位追走プリティーチャンスがワンテンポ遅らせた仕掛けで差し切ったプリティーチャンス。初重賞制覇がJBCの前哨戦と勢いに乗ってJpnI制覇に向かえる。まくったテリオスベルが2着。最後は捕らえられたが、長くいい脚が使える同馬にとってこの形が合っている。先手を取ったショウナンナデシコはかき回されたぶん3着惜敗も叩いた次走はもっと走れる。
  • 2022/10/12
    SⅡ
    鎌倉記念
    川崎 1500 m
    優勝馬: ヒーローコール
    月イチローテーションで狙いを定めて鎌倉記念制覇のヒーローコール。ホッコータルマエ産駒で距離延長も問題なさそう。今回は逃げ足のばすスペシャルエックスをマークしプレッシャーを与えながら付かず離れず追走。切れというよりは長くいい脚を使う印象で気性面での成長が見込める今後はクラシック路線でも楽しみな一頭。道営からの遠征馬が2、3着。レベルの高さを証明する結果だが、やはりトリッキーな川崎コースを経験していないのが結果にあらわれた。
  • 2022/10/19
    SⅢ
    埼玉新聞栄冠賞
    浦和 2000 m
    優勝馬: ライトウォーリア
    今回はスタートを決めてJRA時のように逃げの手で一変のライトウォーリア。軽快に飛ばしてリードをひろげると直線は独走態勢。中距離適性の高さを証明する快走で、浦和記念でも注目。離された最後方から猛然と追い込んだマンガンが2着。明らかに浦和コースは走りづらそうだが、長くいい脚を使って上位入線。3着エルデュクラージュは最内枠を最大限に生かしてロスのない競馬。久々のぶん終いの粘りに影響したが、叩いた次走はさらなる前進が可能。3連覇をめざしたタービランスはジリジリとしか伸びず4着まで。9歳でさすがに衰えを感じざるを得ない結果。
  • 2022/10/26
    SⅢ
    平和賞
    船橋 1600 m
    優勝馬: プルタオルネ
    好位に取りついたプルタオルネが楽に抜け出して重賞制覇。取り消し明けでもJRA遠征を経験している強みを生かした強い内容。鞍上本橋騎手も今年は重賞勝ちが多く絶好調。人気のグロリオサは反応ひと息もなんとか連対確保。現時点で大井へ転厩しており、南関東クラシックへ向け英気を養う。ワンパンチ足りない南関東勢でやはりレベルの高いホッカイドウ勢のワンツーとなった。